GUESS152(GUERSSEN)
LP、17年リマスター。
宅録だからなのか、この程よ〜くリラックスした気だるい演奏が北欧らしい幻想性をさらに強めてますね。と思ったら突然ジャジーな展開が挿入されたりして、なかなかにプログレッシヴ。この北欧アングラ・サイケ・フォーク、あなどれません。
65年から71年にかけて活動し、1枚の45sを残して解散したスウェーデン産アンダーグラウンド・サイケ。活動中に録音された音源を集めた発掘音源集。ファズ・ギターをフィーチャーし、家具をパーカッション代わりに使用したという「DIY」ガレージ・サイケ的な初期の路線から、中〜後期のサイケ・フォーク路線とサウンドは変化しているものの、クオリティはどれも申し分なし。特にフォーキーなアコギと繊細なピアノ、穏やかな現地語ヴォーカルに霧の中から響くようなファズ・ギターが織り成すサイケ・フォークには北欧らしい幻想性がたっぷり。時にジャジーで洒脱な展開も盛り込みつつ、程よく力の抜けたメロウなアンサンブルで心地良く聴かせる北欧サイケの秘宝的一枚です。
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