盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯は透明フィルムでケースに貼り付け
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースにシールが貼ってある仕様です。ケースに小さいヒビあり
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さまよって出てきたのがストレートな爆音(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ニール・ヤングはスタイリッシュな人ではありません。カントリー・フォークからテクノまであらゆる「スタイル」に手を出していながら、スタイリッシュになったことは一度もないと思います。しかし、90年のこの作以降、この歪んだ音が時代をつくってしまったことは疑いありません。ホワイト・ストライプスやZZトップのビンテージなオーバードライブを遡るとこのアルバムに行き着くと感じています。そして「ズマ」の次に出ていたとしても何ら違和感ない音なのに、まぎれもなくロックの「次」を見通していたことでも特異な作です。
ロック・シーン全体としてもニール・ヤングも80年代って何だったんだろう、と思ってしまいます。U2やプリンスは出てきたけれども、それが次につながったのか。いろいろと要らないものを掘り起こしただけではないのか。轟音に浸かるためにあるようなアルバムですが、メランコリーは出てきません。不器用ながら明快さと硬さを追究した音です。聴いていると要らないものを削って削って残った核を聴かされている気持ちになってきます。そしてロックの原初的な感動を呼び起こします。ヘビーロック患者にとっては非常に落ち着く音です。
ニール・ヤング、この時45歳です。9.Love and Only Love と続く10.Mother Earth (Natural Anthem) で音楽の魔物を感じてしまう迫力です。