FRENCHTV(PRETENTIOUS DINOSOUR)
デジパック仕様。
重鎮Mike Sary率いる米アヴァン・プログレの老舗バンド、17年作!前作同様にザッパ、ブランドX、サムラなどを飲み込んだテクニカルでストレンジで痛快なアヴァン・プログレを聴かせてくれます。TEEのギタリスト米田克己氏が前作に引き続き参加!
84年の結成以降、バンド創始者であるベーシストのMike Saryを中核に活動する米テクニカル・アヴァン・プログレの名バンドによる17年作12th。Mike Sary、ドラマーMark L. Perryの不動の2人に、前作に続いて日本のプログレ・バンドTEEのギタリスト米田克己氏が参加。さらにカンタベリー・タイプの米ジャズ・ロック・バンドVOLAREのPatrick Strawserがキーボードを務めており、4人編成での制作となっています。変拍子だらけの複雑なパターンを次々と繰り出すジャジーかつ硬質なドラミングと、生き物のように有機的なうねりを持ったベースが作り上げる相変わらず技巧的で個性満点のリムズ・セクションがまずもって強烈。リズムに注目して聴いているだけでも聴き応え十分な密度の濃いパフォーマンスです。浮遊感とスリリングさが絶妙にバランスしたフレーズを乗せるフュージョン・タッチのギターと、抜けの良い艶やかなシンセサイザーも勿論素晴らしい。時にユニゾンで美しくテーマを奏で、時に白熱したソロを応酬させ、時に奔放にアドリブを描く、変幻自在のプレイがただただ見事です。とにかく少しも一所に留まっていない目まぐるしく変化していくアンサンブルに、思わず一音も聴き漏らすまいと集中して聴き入ってしまうほど。前作同様にFRANK ZAPPA、BRUFORD、BRAND X、SAMLA MAMMAS MANNAといったバンドの影響はベースに感じるものの、出てくる音の一つ一つは完全にFRENCH TVというバンド独自のもので、常に誰も聴いたことのない音を紡ぎ出そうとするバンドのスタンスを感じさせます。これぞプログレッシヴ・ロック。前作にやられた方なら今作も間違いない、テクニカルでストレンジで痛快なアヴァン・プログレ!
Bandcamp(試聴あり)
https://frenchtv.bandcamp.com/
FRENCH TV/AMBASSADORS OF GOOD HEALTH AND CLEAN LIVING
米テクニカル・アヴァン・プログレの名バンドによる11th、日本のプログレ・バンドTEEの米田克己&米倉竜司、FLAT122の川崎タカヲが全面参加した16年作!
2,090円(税込2,299円)
FRENCH TV/ALL OUR FAILURES ARE BEHIND US
米テクニカル・アヴァン・プログレの名バンドによる2021年作14th、相変わらずの緻密かつ大胆不敵なサウンドで聴き手を翻弄する痛快作!
2,090円(税込2,299円)
TRK PROJECT (RYSZARD KRAMARSKI PROJECT)/BOOKS THAT END IN TEARS
ポーランド・シンフォの雄MILLENIUMのkey奏者によるプロジェクト、各曲でオーウェル『1984』/ゴールディング『蠅の王』/カフカ『審判』などを題材にした21年作5th!
2,290円(税込2,519円)
RELEASE MUSIC ORCHESTRA/VLOTHO 1977
「初期WR影響下の硬質なフュージョン+濃厚なラテン/アフロ・フレイヴァー」と言える、技巧派ジャーマン・ジャズ・ロック・バンドの77年ライヴ音源!
2,520円(税込2,772円)
【タイトル追加】サムラ・ママス・マンナ『踊る鳥人間』から出発、怪しくトリッキーな展開に翻弄される「屈折プログレ」探求!
サムラのように凝ったアレンジやトリッキーな展開で聴き手を翻弄する屈折しまくりの作品たちを探求!
6月のカケレコ・ベストセラー、TOP10を大発表いたします!
【フシオーン紙ジャケ化記念】聴き手の予測を裏切る、屈折しまくりプログレ・セレクション!
スパニッシュ・プログレの名バンド、フシオーンの紙ジャケリリースを記念して、彼らに負けない屈折したサウンドを聴かせるプログレをセレクトいたします!
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
話題の21年作『ALL OUR FAILURES ARE BEHIND US』をリリースした米アヴァン・プログレの老舗グループ、FRENCH TVの足跡に迫ります!
レーベル管理上、デジパックに若干スレ・圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
アメリカの老舗バンドによる貫禄の14th。ザッパ、サムラ、カンタベリー・ロックなどの影響を取り込みつつ、独自のユーモラスなタッチも添えて痛快なフュージョン/アヴァン・プログレに仕立て上げた傑作!
レーベル管理上、デジパックに若干シワがある場合がございます。予めご了承ください。
重鎮Mike Sary率いる米アヴァン・プログレ・バンドの16年作なんですが、なんとTEEの米田克己に米倉竜司、FLAT122の川崎タカヲ氏ら日本のプログレ勢が全面参加!ザッパやサムラのファンなら直撃間違い無しのアヴァン・プログレ傑作盤!
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