IT BITESのリーダーFrancis Dunneryの兄Barry Dunnery(g)を中心とする英ハード・バンド、トニー・アイオミによるプロデュースのもと73年にVERTIGOよりリリース予定だったもののお蔵入りとなった『Orexis Of Death』からの楽曲に、当時未発表だった楽曲やライヴ音源を加えたコンピレーション盤。アイオミのプロデュースということでサバス影響下のサウンドと思いきや、時に英国らしい端正さも滲ませたスピーディーでキャッチーなハード・ロックを聴かせます。ゴリゴリと無骨なリズム・セクション、Barry Dunneryによるヘヴィかつキレのあるギターワークが特筆。「I'VE BEEN EVIL」など未発表ナンバーも、アルバム収録予定になかったのが不思議なくらいクオリティの高い曲が揃っています。
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