プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

GRAVY TRAIN

GRAVY TRAIN

RR4063CX(REPERTOIRE) 【90年発売CD】

評価:40 1件のレビュー

ジミー・ペイジの代役を務めたこともあるギター/ヴォーカルが率いるバンド。むせび泣くフルートやサックスと、ハードかつブルージーなバンド・アンサンブルがハイテンションにぶつかり合う!Vertigo勢の中でもアクの強さは屈指!

ジミー・ペイジの代役を務めたこともあるギター/ヴォーカルNorman Barratt率いるVertigo発ブリティッシュ・ロック・バンド、70年デビュー作

Vertigoレーベルよりリリースの1st。70年作。フルートの叙情的な調べから聖歌隊のような分厚いコーラス、そしてハードなヴォーカル・パートへと続く展開にいきなり興奮は最高潮。むせびなくようなフルートとハードかつブルージーなバンド・アンサンブルとのからみは、文句無しに格好良いです。各パートが寸分の狂いもなくぶつかり合う重厚なサウンドが常に高いテンションを保つ名作。

他のお客様はこんな商品も一緒に買っています

GRAVY TRAIN / (A BALLAD OF) A PEACEFUL MAN の商品詳細へ

GRAVY TRAIN/(A BALLAD OF) A PEACEFUL MAN

VERTIGOレーベルより71年にリリースされた2nd、叙情性溢れる味わい深い英国ロックの名品

1,010円(税込1,111円)

DANDO SHAFT / DANDO SHAFT の商品詳細へ

DANDO SHAFT/DANDO SHAFT

英フォーク好バンド、キーフジャケも味わい深い71年作

1,490円(税込1,639円)

ATOMIC ROOSTER / IN HEARING OF の商品詳細へ

ATOMIC ROOSTER/IN HEARING OF

専任ヴォーカリストを迎え4人編成となった71年3rd、ジャケットはロジャー・ディーン

2,790円(税込3,069円)

NIRVANA / LOCAL ANAESTHETIC の商品詳細へ

NIRVANA/LOCAL ANAESTHETIC

レイト60sUKアンダーグラウンドシーンで活躍したコンポーザー/プロデューサーP.C.ライオンズによるユニット、通算4作目、アヴァンギャルドかつ美しいサイケ・ポップの逸品、71年発表

880円(税込968円)

YouTube動画

試聴 Click!

テーマでカケハす。

飛び散れ、俺の情熱!唾吐きフルート・ベスト・パフォーマンス選

まとめて試聴する

  • FOCUS 『MOVING WAVES』

    バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!

  • GOLIATH 『GOLIATH』

    唾吐きフルートとアグレッシヴな女性Voが特徴的なブリティッシュ・ロック、70年唯一作

  • DALTON 『RIFLESSIONI: IDEA D'INFINITO』

    最初期にマウロ・パガーニが在籍したことで知られる伊プログレ・バンド、73年デビュー作

  • NU 『CUENTOS DE AYER Y DE HOY』

    ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st

関連Webマガジン記事

このアーティストのその他タイトルのCD

レビューの投稿

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録 ログイン

レビュー一覧

評価:4 暑い暑い暑い(2 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

田舎の駅で列車を待つ営業マン風の男。でもホームで車いすに乗せられた男マネキンと窓から突き出た腕は何でしょうか。わたしは、ずっとこのジャケットをキーフだと信じていました。グレイヴィー・トレインというタイトルはブルーズに著名な盤があったと思います。ノーマン・バレットのダーティなブルーズ・ギターに特徴があるバンドでありながら、もうひとつ武器を持っていました。管楽器です。

ときにジェスロ・タル風な唾はきフルートとギターに対抗するどろどろサックス。土俗的な演奏は、オザンナをほうふつとさせます。彼らはこれら管楽器を使ったジャムを得意にしていました。普通英国のバンドがこれをやるとトラッド趣味が出てくるもんですが、彼らは演歌のようなアクの強さで押し切ってしまいます。実際にバレットのつらそうなボーカルは、昭和演歌に通じるものがあると思っているのです。英国に珍しく温度と湿度が高い、サウナのようなバンドです。

実際にこのアルバム・カバーを見ながら音を聴いていると、夏の暑さが倍増します。最終曲にいたっては16分間も暑苦しさが続きます。ヴァーティゴ・レーベルの、うすぼんやりとしたレーベル・カラーにもあまり馴染んでいる印象はありません。強烈な成り上がり感覚とも言うべきしつこい演奏は、逆にあっぱれと言いたくなってしまいます。それにしても暑い。結局営業男の待つ列車は夕暮れになっても到着しないようです。それならまた一晩彼らの音に付き合ってみましょう。

ナイスレビューですね!