SHADOKS192(SHADOKS)
LP。
80年にカセットテープのみで発売されたという幻の北欧ハードですが、サバスばりのディストーション・ギターから放たれるブルージーでキレッキレのリフに強烈な哀愁のソロ…こりゃ堪らんっ!
70年代に活動し、SAMLA MAMMAS MANNAの前座も務めたスウェーデンのハード・ロック・グループ。77年録音、80年に自主制作のカセットテープのみでリリースされた幻の音源発掘盤!バキッと歪んだギターをフィーチャーしつつ、その粗々しいトーンから繰り出されるフレーズはこれでもかと叙情的。CRESSIDAを彷彿とさせるブルージーなクリーン・トーンのバッキングやグルーヴィーなベース、太く情熱的な現地語ヴォーカルも絡み合って、凄まじい哀愁のサウンドが生まれています。さらにはプログレッシヴな変拍子を盛り込んだリフや目まぐるしく変わる展開も聴き応えたっぷり。アグレッシヴなスピード感とヘヴィな重厚感、北欧の民族調も取り入れたメロディアスな哀愁が巧みに交差する楽曲はどれも充実の完成度で、当時レーベルから正規発売されていれば名盤として語り継がれたことでしょう!ハード・ロック・ファン要注目の逸品です。
70年代の北欧各国のハード・ロック名作を国別にピックアップ!
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