65年に結成され、時代に呼応したサウンドを聴かせてきたオーストラリアの名バンドによる71年ライブ盤。同年のスタジオ盤ではリフを主体としたハード・ロックの中にもアコースティック・ギターの繊細さや時代を意識したようなプログレ・テイストが見られますが、このライブ盤はとにかくヘヴィ!サバスのカバー曲と言われても信じるほど凶悪なSPOOKY TOOTH「EVIL WOMAN」のカバーをはじめ、鋭角的かつ恐ろしく鳴りのよいギターがこれでもかと炸裂する大迫力の重厚ハード・ロックを聴かせます。ブルージーに弾き倒すギターやパワフルなドラムは圧倒されるようにエネルギッシュですが、激しい「動」のパートだけでなくメロディアスなアルペジオによる「静」のパートも巧みに使い分けるなど、ダイナミックかつバランスの取れた構成も見事。当時のオージー・シーンの熱気を感じ取れるライブ盤というだけでなく、安定感のある充実の演奏を堪能できる、オージー・ハードの傑作盤です。
アイルランド出身のドリーミーなフォーク・ポップ・シンガー、72年から74年にかけてDAWNレーベルよりリリースした3作品全曲に未発表曲3曲を加えたコンピレーション盤
1,490円(税込1,639円)
重くソリッドなギターが炸裂するヘヴィ・ブルース・ロックに、キャッチーなヴォーカル/コーラスを絡ませポップに聴かせるスタイルが個性的な豪州のバンド。一筋縄で行くものか!という気概を放つこの音、Vertigoサウンドがお好きな方にも響きそう〜。
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