AVL98117(CLEEFO)
リマスター。
このアメリカのギタリスト、ほぼ無名ですが、スティーヴ・ハケットが好きな方には是非聴いてほしい!キャメルやジェネシスのファンにはたまらな米プログレ屈指の名作ですね。
ソロアーティストとしても力を発揮しているギタリストTony Spadaが在籍するアメリカのシンフォニック・ロックグループの81年作。その内容はTony Spadaの、Steve Hackettを髣髴とさせるメロディアスなギタープレイと、アナログシンセ、メロトロンを中心にしたキーボードのふくよかさで聴かせるシンフォニック・ロックであり、CAMEL系のマイルドさを持った音像にGENESISの叙情が重なったような無理のない作風が特徴。全曲インストゥルメンタルで構成されていますが各パートが非常に歌心を持っており、素直に耳に入ってくる作品となっています。
ゲディ・リーを彷彿させるハイトーンVoと吹きすさぶメロトロンが印象的な米プログレ・バンド、75年デビュー作
のちにキャメルに参加するkey奏者キット・ワトキンス在籍の米テクニカル・シンフォ・グループ、78年作2nd
アメリカ、GENTLE GIANT影響下のシンフォ・プログレ、73年作+80年のライヴ音源2曲を収録、97年リリース
81年の名作で知られるアメリカのシンフォ・グループ。07年の復活作。1曲目を聴いて胸躍らない70sシンフォ・ファンは居ないと断言できますトニー・バンクスを彷彿とさせるファンタスティ ... 続き
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0321PROGさん レビューをすべて見る
81年1st
80年代に単発ながら傑作アルバムを作り上げたアメリカのグルー
プの作品。全曲インストながらその内容は素晴らしいものであり、
自主制作系の中では間違いなくトップクオリティーでしょう。
Steve Hackett路線を全面に出したメロディアスなギターにCamel系
のアンサンブルとGenesisの叙情性が絶妙な絡みを見せ、同郷アメ
リカのHappy The Manにも劣らないシンフォニックサウンドを聴か
せます。インスト曲というハンディは皆無であり、ギター、そして
ふくよかなキーボードが歌心あるフレーズを連発します。
ジャケットが味気ない(というか怖い)ですが、その内容はアメリ
カ産プログレの中でも上位に位置するものであり、もっと広く知ら
れてもらいたいグループです。
強いて言えば収録時間が30分以下と短いのがもったいないですね。
もちろんそれだけ内容が良いということです。
Holding Patternは07年に再結成し、全くブランクを感じさせない
どころか、再結成の理想的な形とも言えるような傑作「Breaking
The Silence」を産み落としました。
共に必聴盤間違い無しです。