英国出身、68年発表唯一作。第一期DEEP PURPLEによる変名バンドと噂されているグループです。ワウを効かせたギターによる禍禍しいリフに、こだまのように重なり合う虚ろな男声コーラス、クラシカルなフレーズを刻むオルガンが覆いかぶさるサイケデリックなアンサンブル。手数が多く疾走するドラムも含めて、確かにDEEP PURPLEを彷彿とさせるものを感じさせます。ヘヴィ且つグルーヴィなサイケデリック・サウンドは、呪術的な雰囲気を醸し出しておりアンダー・グラウンド感満載。BLACK WIDOWの1st辺りが好きな方におすすめしたいアルバムです。
JULIAN JAY SAVARIN/WAITERS ON THE DANCE
JULIANS TREATMENTとしての活動で知られるドミニカ共和国出身のキーボード奏者、71年作、英女性シンガーJo Meek参加
810円(税込891円)
BLACK CAT BONES/BARBED WIRE SANDWICH
英国出身ブルース・ロック、閉塞感が迫りくるミドルテンポ中心のアンサンブルが強烈、70年発表唯一作
2,190円(税込2,409円)
『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「ドアーズ『ハートに火をつけて』から出発するアングラ・オルガン・サイケ探求」〜
ドアーズ『ハートに火をつけて』を起点に、様々なアングラ・オルガン・サイケを聴いてまいります!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
徒花的面白さはあるかも(3 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
DEEP PURPLEの変名バンドといわれているだけにハードロックな持味とサイケデリックな演出とがミックスされている作品。
1曲目のS.E.が(0 拍手)
へびつかいさん レビューをすべて見る
西部劇風でなんとなくThe Outlawsの"Return Of The Outlaws"っぽいのにいざ曲が始まると"Wring That Neck"を上下反転っぽく変形させたフレーズが聴こえてきたりして長らくパープルの変名バンドというイメージで引っ張ってきてますが昨今ネットで検索するとルシファーズ・フレンドのメンバーあたりが参加してるようだとかいろいろと新しい話も出てまいりますのでそろそろ違うおすすめ文を読んでみたいと思う今日この頃です。ふにゃふにゃなコーラスが妙にツボにはまるときがありますな。