REP4418WY(REPERTOIRE) 【94年発売CD】
ボーナス・トラック4曲。
URIAH HEEP結成前のケン・ヘンズレー&リー・カースレイクが在籍していたグループと言えば?重厚なオルガン、叙情的なコーラスワークなど、ヒープに通ずる要素もたっぷりだなあ。
後にURIAH HEEPで活躍するKey奏者、Ken Hensleyが在籍していたグループ。68年作の1st。Ken Hensleyによる哀愁漂うオルガンを中心に、重たいギター・リフが絡むサウンドは、いかにもブリティッシュ・ハードな魅力に溢れています。メロディアスなヴォーカル・ラインと分厚いコーラス・ワークもたいへんドラマティック。
Steve Hillage&Dave Stewartを中心とするグループ、71年唯一作、英国らしい叙情性に富んだカンタベリー・ロック名作
1,110円(税込1,221円)
元ANDROMEDAのミック・ホークスワースと元TUCKY BUZZARDのポール・フランシスを中心とするブリティッシュ・ハード・ロック・バンド、71年唯一作
1,290円(税込1,419円)
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ヒープ・ユーザーにとって幻だった盤(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
グレッグ・レイクがいた、とか、ミック・テイラーがいた、という噂はどうやら本当のようです。いずれもこのファースト作の前に去っています。ケン・ヘンズレーとリー・カースレイクがいて、ベースがなんとジョン・グラスコック。カルメン、ジェスロ・タル、チキンシャックで彼の名を聞いた人、いらっしゃいますか。曲はギターのジョー・コナス(この人はオーディションで参加)とヘンズレーで書いていまして、歌うのもこの二人です。
わたしはビートルズから洋楽に入り、ディープ・パープルとユーライア・ヒープをその次に聴きました。ヒープのほうが入りやすかったのは、このせいか、と思いました。ヘンズレーは、レノン=マッカートニーに大きな影響を受けていたのですね。特に67年あたりの。グラスコックにもビートルズ風のベースを弾かせています。ダメ押しがシングルで出した「ヘイ・ブルドッグ」で、ボーナス収録されています。ほぼ原曲に忠実でこれは売れんかったでしょうね。こっちのほうが上手いのに。そういえばパトゥーもやっていましたね。
不思議になるのがヒープ・ファーストの「ジプシー」です。これだけカラフルな曲を書け、演奏出来るのに、よくあんな単調な曲をやったなと思います。あの曲の迫力はヒープ史上屈指なのではありますが。2022.11.20