8209652(DERAM) 【92年発売CD】
翌年リリースされる「宮殿」の面影こそ無いものの、全体に流れる格調高さやシニカルな雰囲気、緊張感ある知的なギターなど、ロバート・フリップの存在は確かに感じられます。ニッキー・ホプキンスも参加した68年唯一作。
Robert Fripp、Michael Giles、Peter Gilesによるトリオ。「クリムゾン・キングの宮殿」前夜の68年にDECCAからリリースされた唯一作。いかにも英国的な牧歌性、Soft Machineの1stに通ずるひねくれたユーモア、Syd Barrettを彷彿とさせるサイケ/アシッド/ポップ感覚などを感じさせる、いかにもレイト60sなサイケ・ポップ/フォーク。「宮殿」の面影はありませんが、全体に流れる格調高さやシニカルな雰囲気、緊張感ある知的なギターなど、Robert Frippの存在を確かに感じさせます。Michael Gilesのふくよかなドラムも特筆もの。レイト60sのサウンドとして、かなり完成度高いです。Soft Machineの1stと3rdが音は異なるけど負けず劣らず素晴らしい作品のように、「宮殿」とともに愛されるべき名作です。
MCDONALD & GILES/MCDONALD AND GILES
歴史的名盤『In The Court Of The Crimson King』の誕生に大きく貢献した2人によるデュオ、70年リリース、ピーター・ジャイルズやスティーヴ・ウィンウッドが参加
950円(税込1,045円)
<ロック黄金時代回想企画>1969年デビュー・アルバム特集Vol.4 ー KING CRIMSON『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING(クリムゾン・キングの宮殿)』
1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。今回は10月10日にリリースされたキング・クリムゾンの1st『In The Court Of Crimson King(クリムゾン・キングの宮殿)』!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、側面部に色褪せあり
お次は、あのKING CRIMSONの前身バンド!プログレかどうかっていうよりも、秋のピクニックに聴いても、グッドな味わいがあると思いませんか?これって、むしろ上質なフォーク・ロックですよね?
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、色褪せあり
お次は、あのKING CRIMSONの前身バンド!プログレかどうかっていうよりも、秋のピクニックに聴いても、グッドな味わいがあると思いませんか?これって、むしろ上質なフォーク・ロックですよね?
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、軽微な汚れあり
翌年リリースされる「宮殿」の面影こそ無いものの、全体に流れる格調高さやシニカルな雰囲気、緊張感ある知的なギターなど、ロバート・フリップの存在は確かに感じられます。ニッキー・ホプキンスも参加した68年唯一作。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
翌年リリースされる「宮殿」の面影こそ無いものの、全体に流れる格調高さやシニカルな雰囲気、緊張感ある知的なギターなど、ロバート・フリップの存在は確かに感じられます。ニッキー・ホプキンスも参加した68年唯一作。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
翌年リリースされる「宮殿」の面影こそ無いものの、全体に流れる格調高さやシニカルな雰囲気、緊張感ある知的なギターなど、ロバート・フリップの存在は確かに感じられます。ニッキー・ホプキンスも参加した68年唯一作。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
プログレッシブロック黎明期の一枚(8 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
1968年というから「宮殿」の1年前。
「ロドニー・トーディーの物語」というコンセプトでムーディーズ風のビートロックが展開する。時折挟むナレーションと寸劇風セリフ、これらがプログレッシブな味わいとなる。音的には今となっては古臭い。それを好む人もいるが、本作からクリムゾンのルーツを探るのはお勧めしない。つまりこのアルバムから「宮殿」とそれ以降のクリムゾンワールドを想像することはできない。
メロトロンはストリングスではなくフルートの音色がM1、M2で特徴的に使われている。効果的だと思うが、使用は限定的。ほどよいスパイスにはなっている。
再発は1989年が最初だったと思う。ドイツ盤と米盤とでボーナストラック数が異なる。ドイツ盤のほうがシングルのモノラルテイクが多かったと思う。ボーナストラックを重要視しない方は気にしなくていいと思う。ボーナストラックの中でもPete Sinfieldのソロにも収めされる「Under The Sky」のオリジナルテイクが秀逸。英国の香りは十分に味わえるプログレッシブロック黎明期の音、と割り切って楽しめる方向きの一枚。