ROBERT LESTER FOLSOM/MUSIC AND DREAMS
76年作、アーバンSSW/ソフト・ロックの名作!VANDA選「SOFT ROCK A TO Z」収録作品!
1,890円(税込2,079円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は盤に傷あり、若干圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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さあ、お楽しみだ(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
70年代以後のソウルの地図をひっくり返してしまった名作です。ひたすらメロディアスで優しい包容に包まれるこの作を聴いていると、ふだんハードロックしか聴かないお前にはふさわしくないと言われている気がします。やはりベースになっているのはゴスペルですが、ジャズのアレンジ、ロックの歯切れも要素にあります。テーマになっているのは官能。ピーター・バラカン氏に言わせると恥ずかしくて詞の朗読もできない内容だとか。官能中の官能「レッツ・ゲット・イット・オン」のサビが何度もアルバム中で出てくる念の入りようです。
この作の偉大なところは、作曲も制作もマービン・ゲイが自分でやってしまっているところ。60年代までのR&BのCDをひっくり返すと制作は誰だれで、作曲は誰だれと長いクレジットが必ずあります。偉大なシュープリームスにしたって、ホランド=ドジャーズという作曲チームがなかったら歌えていません。その芸能システムを全部ひっくり返した意味もあります。
現在のブラック・ミュージックでは、「レッツ・ゲット・イット・オン」のようなテーマは手垢にまみれています。けれど男女の性愛が、ワールド・ワイドな寛容につながる、という主張は顧みられていいのではないかと思います。わたしにはただただ羨ましいだけですが。