CDV3166(VIRGIN)
まさか、まさかの名盤『OMMADAWN』の続編が登場!冒頭十数秒で『OMMADAWN』のあの世界観が鮮やかに蘇ってきて感涙必至。初期を踏襲した大作2曲の構成にも痺れるし、これは初期マイクファンへの至上の贈り物と言える一枚!
ご存知、1st『TUBULAR BELLS』の記録的ヒットにより世界にその名が知られる英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、タイトルが示すように彼が75年にリリースした傑作3rd『OMMADAWN』の続編として制作したのがこの17年作!楽曲構成も初期3作品を踏襲する約20分の大作2曲で構成されています。20種類にわたる使用楽器は勿論マイク一人による演奏。冒頭、彼方から聴こえてくるような物悲しい笛の音に重なる哀愁のアコースティックギター。この時点で『OMMADAWN』のあの世界が変わらず広がっていて驚きます。マンドリンやバンジョーも交え躍動感みなぎるトラッド調のアンサンブルが立ち上がってくると、あのデリケートなトーンで旋律を紡ぐ独特のエレクトリックギターも重なってきて、思わず胸が熱くなります。「PART1」後半は、地に響くようなトライバルなパーカッションが現れ、スパニッシュギターがかき鳴らされ、熱っぽいギターが天を駆ける、まさしく『OMMADAWN』を鮮やかに蘇らせたサウンドを展開。かつて『OMMADAWN』に感動した方なら、この「PART1」で早くも涙ぐむこと間違い無し。「PART2」はマンドリンの綺羅びやかな音色が美しい牧歌調の穏やかな演奏に始まり、どこまでも広がる雄大な草原をイメージさせるシンフォニックな中盤、そしてアコギ、エレキ、マンドリン、バンジョーによって紡がれる瑞々しいアンサンブルによって終幕を迎える、淀みのない見事な構成で駆け抜けます。往年の名作の続編と言うと、決して成功しているものは多くない印象ですが、本作に関しては「さすがマイク・オールドフィールド」と言う他ない素晴らしすぎる出来栄えです。リコーダー類・ホイッスル類の音がシンセに置き換わっている部分はありますが、正直それは些細なこと。「プログレッシヴ・ロック・ミュージシャン」マイク・オールドフィールドの帰還にして、初期3作品のファンへのこの上ない贈り物と言える新たな傑作!
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盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な汚れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
美しく幻想的、かつナイーヴで偏執的。そんな初期マイクのサウンドを堪能できるのがこのボックス!ポップ化するまでの6作品を収録☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり
『狂気』と並んで、多分世界で一番聴かれたプログレ・アルバムでしょうね。え、イントロだけでしょって?いえいえ、そこを過ぎると英国の田園風景を切り取ったような美しくリリシズム溢れる音世界が広がってさらに素晴らしいんです☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
『狂気』と並んで、多分世界で一番聴かれたプログレ・アルバムでしょうね。え、イントロだけでしょって?いえいえ、そこを過ぎると英国の田園風景を切り取ったような美しくリリシズム溢れる音世界が広がってさらに素晴らしいんです☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、ケースにスレあり
『狂気』と並んで、多分世界で一番聴かれたプログレ・アルバムでしょうね。え、イントロだけでしょって?いえいえ、そこを過ぎると英国の田園風景を切り取ったような美しくリリシズム溢れる音世界が広がってさらに素晴らしいんです☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
大名盤の『TUBULAR BELLS』と『OMMADAWN』に挟まれたこの2ndですが、前作のパラノイアックな感触はなくなり、雄大な情景美を描くギタープレイが心地よい珠玉の一枚に仕上がってますよね。これなくして『OMMADAWN』は生まれなかったと確信する愛すべき名品!
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり、ケースツメ跡あり、ホチキス跡あり
まるでタペストリーを織り上げていくように緻密で繊細な音作りが、やがて雄大な音の奔流へと姿を変えていく展開に感動を禁じ得ません。アイルランド人の母を持つマイクの、ケルト音楽への想いが集約された大傑作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
80年作。
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Mike Oldfield / Return to Ommadawn(1 拍手)
toshibooさん レビューをすべて見る
Crisis 路線を狙った前作 Man on the rocks から一転、チューブラー・ベルズやオマドーンの頃に戻ったような大作志向をもったマイク・オールドフィールドの最新作の登場である。オマドーンに戻る、というタイトル通り、代表作オマドーンの続編的なフレーズがこれでもか、とあらわれ、初期の作品のファンの涙を誘う。だが、タイトルに惹かれてオマドーンの焼き直しを期待すると、もしかして肩すかしを食らうかもしれない。なぜなら、ここにはオマドーンにあった、一種狂気を感じるほどの熱狂や呪術的な登り詰めるような感覚はない。どちらかというと美しく心地よいマイクらしいメロディが淡々と繰り返されるからだ。むしろ静謐と行っていいほどの落ち着いた世界がそこにある。しかし、この奇妙な明るさを伴った安定感のある、落ち着いた美しさこそが、マイクがオマドーン発売から42年もの歳月をかけてたどり着いた境地なのではないか。そして我々は気がつくとそ世界の中に引き込まれとらえられている自分に気づくのだ。これは大変な傑作である。