FONOCAL985(FONOCAL)
陽だまりのように温かみ溢れるメロディを、切々とセンチメンタルに歌うヴォーカル。上質なイタリアン・ラブ・ロックに通じる繊細で奥ゆかしいアレンジ。泣きたくなるような切ない情感でいっぱいのアルゼンチン・フォーク名作。
アルゼンチンのフォーク・ロック・デュオ、79年作5th。陰影を帯びたアコースティックギターの爪弾き、淡いトーンで叙情美を描くギター、たおやかで気品あるピアノらが紡ぐ、これぞアルゼンチンと言うべき詩情に満ちたアンサンブル。そして陽だまりのように温かみ溢れるメロディを、切々とセンチメンタルに歌うヴォーカル。ここぞというパートで加わるハーモニーも胸に迫ります。アルゼンチン・ロックの多くはイタリアン・ロックとの共通点を持っているとされますが、このグループも曲によってLa Bottega Dell'arteなどのイタリアン・ラブ・ロックを思い出させる繊細さが印象的です。叙情派揃いの南米フォークものの中でも右に出るものはないほどにセンチメンタルな情感でいっぱいの名作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
流れるようなメロディーと弦楽器による幻想的なアレンジがひたすら素晴らしい〜。アルゼンチンが誇る、叙情派プログレ・フォークの傑作です。
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