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英国哀愁HRの極み(2 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
MagnumのVo、ボブ・カトレイの1stソロアルバム。
「湿り気のある」ブリティッシュ・ハード・ロックが好きな人にとって、Magnumは必ず聴くべきバンドであるが、このアルバムはMagnumのどのアルバムをも凌駕する出来の良さである。まさに名盤。
カトレイの素晴らしい憂いのブリティッシュボイスと、TenのVoでソングライターでもあるゲイリー・ヒューズが完璧なコラボレーションを見せている。何よりカトレイへの敬意が感じられるのがよい。
バッキングはTenが担当。ということは、ギターはあの叙情派ギタリストヴィニー・バーンズ。悪い訳がない。
とにかくロックに憂いのあるメロディを求める人は死ぬ前に一度は聴くべき。哀愁漂う素晴らしいジャケットそのままの世界が広がることだろう。