BGOCD256(BGO)
2枚組。
VERTIGOレーベル発のクラシカル・ロック・グループ、全2作品を収録。ハープシコードやピアノ、メロトロンなどをふんだんに使用した、めくるめく絢爛なキーボードサウンドが必殺!
ヴァーティゴ・レーベルを代表するバンド、グレイシャスの1stと2ndのカップリング。名盤とされる1stは、クラシックの要素を大胆に取り入れた個性豊かな作品。1曲目のIntroductionは、ブリティッシュ・ロック然としたハードなリフから、一転して叙情的なハープシコードへとつながる展開が素晴らしい名曲。コーラス部分のマイナー調のメロディーも美しく、コーラスも絶品です。つづく2曲目Heavenも、バロック調の荘厳なメロトロンの響きと格調高いメロディーが絶妙に合わさった佳曲。その他の曲も、ジャズの要素を取り入れた白熱のインプロビゼーションやハープシコードとギターのみによるインストなど、オリジナルなサウンドを作り出そうとするバンドの意欲が真空パックされた魅力的な曲で溢れています。
ニッチなアーティストに注目して1970年ワイト島フェスティバルを特集!
ニッチな参加アーティストにスポットを当てて、1970年ワイト島フェスを見ていきたいと思います!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
70年にVERTIGOレーベルよりリリースされた1stアルバム。1曲目「Introduction」は、ブリティッシュ・ロック然としたハードなリフから、一転して叙情的なハープシコードへとつながる展開
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
70年にVERTIGOレーベルよりリリースされた1stアルバム。1曲目「Introduction」は、ブリティッシュ・ロック然としたハードなリフから、一転して叙情的なハープシコードへとつながる展開
レーベル管理上の問題により、LPジャケットにスリ傷がついている場合がございます。ご了承ください。
ヴァーティゴ・レーベルに在籍したクラシカル・ロック・グループ、バンド解散後の72年にフィリップスよりリリースされた第2作。クラシカルなハモンド・オルガンを主軸としつつヘヴィで ... 続き
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AAD仕様なのに高音質で驚き。(6 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
1970年に出した1st と、バンドが解散した後1972年に出された2nd が一度に楽しめる。
数年前に日本で出たユニバーサルの復刻盤と違い、ボーナス音源は収録されていない。
ただ、その復刻盤が少数流通で現在は若干高値だったりするのを考えると、自分のような一般リスナーはこちらを購入するのが懸命だろう。
若干ハードなギターと、チェンバロやオルガンのクラシカルな響きが素晴らしい1st。
ラストを飾る組曲の中盤でビートルズの「Hey Jude」が一瞬飛び出してくるのは、ロック好きなら間違いなく笑うハズ。
そしてお蔵入り音源ながらも、品質は超一級な2nd 。
1st よりクラシカルさは後退しつつ、音楽性は独自の要素が強くなっている。
組曲「スーパー・ノヴァ」を中心に据え、軽快さが目立つ佳曲で聴き手を飽きさせない構成は見事としかいいようがない。
2nd 収録時で、彼らの才能は間違いなく開いていたのだろうが活動はここで終わってしまう。
尚CDには”AAD”と表記がされているが、一般が想像するようなAAD仕様の音の悪さは一切感じなかった。
作品の評価は☆5つだけど、ボーナス音源が無い分で☆4つ。