LGR110(LUMPY GRAVY)
代表曲「Summertime Blues」のデモ音源など、2曲をボーナス・トラック収録。
「Summertime Blues」でその名を轟かした米ヘヴィ・サイケ・バンドの3rd。アルバム後半のギタリストはあのRandy Holden!
サンフランシスコ出身のサイケデリック・ロックの名バンド、69年作の3rd。轟音サイケ・サウンドを支えたオリジナル・ギタリストが脱退し、アルバムの前半と後半で2人のギタリストを迎えて制作されています。後半で弾く1人は名手Randy Holden!「Fruit & Iceburgs」でのブルージー&メロウなリード・ギターの雄弁さは特筆もの。サイケデリックな酩酊感や幻想性、キャッチーなポップ・フィーリングを持つシスコ・サイケの佳曲ぞろいの名作です。
68年2nd、『イン・ロック』『マシン・ヘッド』へと続く栄光のバンド史において、もっともっと語られるべき確かな一歩
1,990円(税込2,189円)
最小単位だからこそ各楽器が最大級にぶつかり合うハード・ロック・トリオ、通称「パワー・トリオ」。そんなトリオ編成による名盤をピックアップ!
サイケデリック・ロック発祥の地、サンフランシスコ産ロックをピックアップ!
多くの若者が集まってきたサイケデリック・ロック発祥の地、サンフランシスコで誕生したサイケ作をピックアップ!
MEET THE SONGS 第46回 BLUE CHEER の『VINCEBUS ERUPTUM』
ハード・ロック/ヘヴィ・メタルの源流といえる、ヘヴィー・サイケの名盤BLUE CHEER の『VINCEBUS ERUPTUM』をピックアップ!
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、内袋付いていません
HR/HMの源流の一つともされる、轟音渦巻くヘヴィ・サイケ大名盤。野太いベースにドラムがズシズシ響き、ファズ・ギターがうねる。68年とは思えないものすごい音圧!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
HR/HMの源流の一つともされる、轟音渦巻くヘヴィ・サイケ大名盤。野太いベースにドラムがズシズシ響き、ファズ・ギターがうねる。68年とは思えないものすごい音圧!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
サイケデリックが終わりを告げている(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
強烈なギタリストだったレイ・スティーブンスが脱退する、という苦しい台所事情の中制作された69年サード・アルバム。ピアノ、オルガンにバーンズ・ケロッグを加えて4人編成とし、ポップな曲調を指向している1.から5.は、どうもぱっとしません。売りのひとつだったディック・ピータースンのボーカルもだみ声で歌いだす始末です。毎度お決まりのカバー曲では6 It Takes A Lot To Laugh. It Takes A Train To Cryがボブ・ディラン。ここまではブルー・チアーを聴いているのか、別なバンドなのか混乱してきます。
制作途中でギタリストにランディ・ホールデンが加入します。彼の書く7 Peace Of Mind 、8 Fruit & Icebergs という長尺曲2曲でやっと落ち着きます。疲労感あるヘビーロックで、米国好きにも英国好きにもアピールする2曲でしょう。ただ、ディープ・パープルなら「ミストリーテッド」、ツェッペリンなら「レビー・ブレイクス」の雰囲気の曲なのでアルバムの顔になることができません。そこが残念でありますけれど、繰り返し聴きたくなる2曲です。ここまで聴いてサイケデリックが終わりを告げていることに気づかされます。彼らはドラッグ、ヒッピー文化と切って切り離せない出自を持っていますから初めて自分の力で稼ぐことになった新社会人みたいな雰囲気にあるのはやむをえないかもしれません。