PP114(PAISLEY PRESS)
デジタル・リマスター。
タイ・フォンの弟分!?タイ・フォンのキーボード奏者が結成したバンドで、フランスらしい独特の色彩感覚を持ったアーティスティックなシンフォ傑作。
タイ・フォンのキーボード奏者が結成したフレンチ・シンフォニック・ロック・バンド、77年の唯一作。ジャケットのイメージ通りのほの暗いスペーシーなトーンで鳴るシンセ。繊細なタッチとサステインの効いた幻想的なトーンが魅力のメロディアスなリード・ギター。そんなシンセとギターを中心とするスペーシーかつ幻想的なパートを軸に、アコギの軽やかなバッキングとパーカッションをフィーチャーしたP.F.M.「セレブレーション」ばりに躍動するパート、クラシカルなアコギの爪弾きと格調高いピアノによる「春」を想わせるパート、マリンバをフィーチャーしたドリーミーなパートをはさむなど、イマジネーションがめくるめくアンサンブルが持ち味です。独特な音の色彩感覚はいかにもフランス。ゲスト・ヴォーカルとして、タイ・フォンのKhanh Mai、Tai Sinh、Jean-Jacques Goldmanが参加しているのも特筆で、壮麗な多声コーラスも聴きどころ。フランスらしい魅力に溢れたシンフォニック・ロック傑作です。
MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
2,590円(税込2,849円)
仏プログレを代表するグループ、仄暗く幻想的な音世界に惹きこまれる大傑作2nd、75年リリース
ベトナム系フランス人兄弟を中心とするフレンチ・プログレの代表的グループ、75年デビュー作
トルコ系フランス人のメンバーが結成したシンフォ・グループ、CAMELを想わせるファンタジックかつメランコリックなフレンチ・シンフォの名作、80年作
唯一無二のコバイア・サウンドが確立された73年の大傑作、邦題「呪われし地球人たちへ」
76年リリース、ヴァイオリンとサックスのスリリングな応酬に息つく暇もないフレンチ・ジャズ・ロック史上の傑作!
KING CRIMSONフォロワーとして知られるフランスのプログレ・グループ、78年唯一作
フランス、82年作、ファンタスティックなシンフォ・プログレ
【新作追加!】ドイツの注目レーベルPAISLEY PRESSのマニアックすぎるプログレ・リイシューを一挙ピックアップ!
欧米各国の「ど」がつくマイナープログレを発掘リリースしている注目の新興レーベルPAISLEY PRESS。リリース作品を一挙ご紹介!
果てしない宇宙の旅に連れて行ってくれそうな、スペーシー&コズミックな作品をピックアップ。
2016年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
PAISLEY PRESSのリイシュー盤が相変わらず凄い!注目の再発レーベルのリイシュー第二弾を特集!
第二弾もまた、第一弾のタイトルと同じくプログレ・マニアが「きた、きたー!」と雄叫びを上げること必至の良作ぞろい。試聴用動画とともにどうぞ探求をお楽しみください!
ハードロック魂を宿すフレンチ・プログレの名バンドTAI PHONGの76年2nd『WINDOWS』 - 【ユーロロック周遊日記】
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。 本日は、フランス随一のハード・プログレ・グループTAI PHONGによる75年リリースの第2作『WINDOWS』をピックアップいたしましょう。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
ニコニコと笑みが出てしまい至福の時(4 拍手)
ike333さん レビューをすべて見る
最近、フレンチロックのCD化が徐々に進みつつあり、Alpha Ralphaもいつ出るだろうかと思っていました。タイ・フォンと同様にメジャーなワーナーからリリースされていたのに何故かこれは忘れられていた感じで、「漸く出た」、と感激です。基本的にタイトなシンフォ系インストアルバムではありますが、特筆すべきは、やはり、タイ・フォンのTai、Kahn、J.J.Goldmanがハーモニー及びボイスで参加している点でしょう。Tai、Khanのハーモニーが登場すると、まるでタイ・フォンそのものになってしまうところが、彼らのハーモニーの凄さ。一方、J.J.Goldmanが参加しているB3のMagellanは、どこでvoiceが入っているのか分かりにくくシンセの後ろ側で、加工したようなヴォイスとなっています。もっと前面に出てくれればよかったのにと思います。タイ・フォン関連故、どうしても本家と比較してしまいがちですが、ツインギターの片方であるClaude Alvarez-Pereyre (g)はMalicorneにも参加していた様ですし、Francois Breantも参加しているなど、かなり強者集団によって作られたアルバムです。久しぶりに本作を聴き通して、ニコニコと笑みが出てしまいました。至福の時を過ごせました。