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アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡

キンクス

UICY20009() 【2010年発売CD】

SHM-CD、ボーナス・トラック10曲、マスター1998年、定価1800。

評価:50 1件のレビュー

レイ・デイヴィスが生みだしたメロディの中でも極上と言える美メロ。管弦楽器が彩るドリーミーなアレンジ。後半の大団円に向けて盛り上がる展開。キンクス屈指の名曲ですね!

69年リリースのロック・オペラ作7th、多彩なコーラス・ワークを使い分けた楽曲群が楽しめる名作!

DAVIS兄弟率いる英国四大ビートの一角、KINKSの69年作7th。元々テレビ・ドラマ用に作られていただけに、物語性が強く出ています。フォーキー路線からロック路線へ転換していく時期でもあり、多彩なコーラス・ワークを使い分けた楽曲群が楽しめるアルバムです。疾走するリズム、素朴で牧歌的なコーラスが印象的なロックンロール「VICTORIA」、切なく歌いあげるヴォーカルとアコースティック・ギターが美しいメロディを奏で、コーラス・ハーモニーとホーン・セクションが怒涛のクライマックスへと導く「SHANGRI LA」、DAVE DAVISが繰り出す多彩なリフとおおらかな合唱が絡みあうシャッフル・ナンバー「Arthur」など、聴き所は満載です。KINKS全盛期に発表された名盤。

曲目リスト

アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。

1. ヴィクトリア
2. イエス・サー、ノー・サー
3. サム・マザーズ・サン
4. ドライヴィン
5. ブレインウォッシュド
6. オーストラリア
7. シャングリ・ラ
8. ミスター・チャーチル・セッズ
9. マリーナ王女の帽子のような
10. 若くて純真な時代
11. ナッシング・トゥ・セイ
12. アーサー
13. プラスティック・マン (MONO) (ボーナストラック)
14. キング・コング (MONO) (ボーナストラック)
15. ドライヴィン (MONO) (ボーナストラック)
16. 母の腕の中に (MONO) (ボーナストラック)
17. ディス・マン (MONO) (ボーナストラック)
18. プラスティック・マン (未発表ステレオ・ミックス) (ボーナストラック)
19. 母の腕の中に (未発表ステレオ・ミックス) (ボーナストラック)
20. ディス・マン (未発表ステレオ・ミックス) (ボーナストラック)
21. マリーナ王女の帽子のような (未発表モノ・テイク) (ボーナストラック)
22. ミスター・シューメーカーの娘 (未発表曲) (ボーナストラック)

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レココレ特集『1969年の音楽地図』連動【イギリスのロック/ポップス Vol.2】

まとめて試聴する

  • TEN YEARS AFTER 『SSSSH』

    69年作、Alvin Leeのギターが冴えるブリティッシュ・ブルース・ハードの名作

  • BEATLES 『ABBEY ROAD』

    「GET BACK」セッションが空中分解し、バラバラになってしまったビートルズ。「昔のように結束して作ろう」というポールの呼びかけに応じ、メンバーみんなが「ビートルズ最後」を意識しながら録音された悲壮感と感動が渦巻くラスト・レコーディング・アルバム

  • KING CRIMSON 『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』

    69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

  • LED ZEPPELIN 『LED ZEPPELIN II』

    「胸いっぱいの愛を」「ハートブレイカー」を含む69年2ndアルバム、英米チャート1位を獲得、彼らの名を世界に知らしめた超傑作!

  • COLOSSEUM 『VALENTYNE SUITE』

    69年発表、英ジャズ・ロックのみならず、レイト60s英国ロックとしても屈指の傑作!

  • MANFRED MANN CHAPTER THREE 『VOLUME ONE』

    鬼才Manfred Mannがプログレを志向して結成した第2のリーダー・バンド、サックスやフルートが活躍するジャズ・ロック・サウンド、69年1st!

  • PINK FLOYD 『ATOM HEART MOTHER』

    70年作、プログレと言えばこのジャケ!A面の大作、B面の小曲集ともに美しく気品ある名曲で固められた傑作

  • MOTT THE HOOPLE 『MOTT THE HOOPLE』

    記念すべき69年デビュー作!

  • ROLLING STONES 『LET IT BLEED』

    「ギミー・シェルター」「無情の世界」などを収録した69年作、60年代のストーンズを締めくくるに相応しい風格を帯びた傑作

  • BAKERLOO 『BAKERLOO』

    後にコロシアム〜ハンブル・パイで活躍する名ギタリスト、デイヴ・クレム・クレムソンが在籍したバンド、69年作。

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レビュー一覧

評価:5 まさにドラマチック・ロック(4 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

主人公のアーサー・モーガンはどちらかといえば保守的な英国人。兄弟と長男を戦争で亡くし、オーストラリアに移住。求めていた平穏な生活を年老いた身で振り返ってみると、これが俺の求めていたものなのか、と愕然とする…。TVドラマの音楽として受注したものの、肝心のドラマ企画がぽしゃってストーリーと音楽だけが残っている、という稀な例です。しかもこれが英国の若者に支持されなかった。キンクス苦労物語を地で行くアルバムで、これがこれが素晴らしい。キンクスの魂がまたたいているような見事さです。

わたしが特に震えるのが6. Australia、7. Shangri-La、 8. Mr Churchill Says の流れ。移住、そして安住の地の薄っぺらさに愕然とし、国家にまで不信を抱くという主人公の心の動きを、クールに追いながら、曲の後半にあっと驚くカタルシスを持ってきます。6. Australiaの長いコーダ部分、7. Shangri-Laのカッティングを合図に急坂を転げるようなアンサンブル。キンクスはけっして演奏技術に長けたバンドではなく、メンバーがぎりぎりのところで挑む演奏は応援するしかありません。フーのように煽られるわけでなく、ストーンズのように乗せられるわけでもなく、キンクスの音にはユーザーが参加せざるを得ない磁力があるんです。

いいアルバムです。何度もリプレイしたくなる盤です。

ナイスレビューですね!