SERU GIRANなど往年の名グループを受け継ぐアルゼンチン産新鋭シンフォ・グループ、08年のデビュー作に続く12年作2nd!
2,490円(税込2,739円)
MAURIZIO DI TOLLO/L'UOMO TRASPARENTE
MOONGARDEN〜LA MASCHERA DI CERAで活躍、イタリアのドラマー/マルチ・ミュージシャン、優美でドラマティックな12年ソロ作
1,590円(税込1,749円)
05年デビュー、ロシア出身のサイケ・プログレ/ジャズ・ロック・バンド、意表を突くメロディアスで浮遊感たっぷりのシンフォニック・ロックを繰り広げる21年作!
2,290円(税込2,519円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
変化に富んだシンフォ・アルバム(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ドイツのバンドSUBSIGNALの2015年作4thアルバム。
ピアノとフルートで始まる1曲目からドイツらしい叙情性を感じる。
ハードなギターに若干メタル色を感じるものの、全体的にはキャッチーなメロディを基調としたシンフォ・アルバム。
ヴォーカルの印象はトレヴァー・ラビン+ジョン・アンダーソンで、そこに美しく透明感のあるコーラスワークが重なると、YES周辺の作品が好きな人におススメかも・・・と思うが、サウンド的には明らかに近年のプログレ・バンドの音。
リリカルなピアノやサックスを取り入れた4曲目、耳に馴染んでメロディが離れない5曲目、アコースティック・ギターの演奏で始まる6曲目など緩急を切り替え、変化に富んでいるので繰り返し聴いていても飽きが来ない。
そして、何と言っても聴きどころはラストのタイトル曲。
組曲形式の20分を超える曲で、アルバムの魅力を凝縮したような1曲となっている。
ハードなギターがとても良いアクセントになっているが、SEVEN STEPS TO THE GREEN DOORや、RPWLのメンバーがゲスト参加しているので、そのあたりの影響(効果)があるのかもしれない。