プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

TURKEY

WILD TURKEY

ECLEC2414(ESOTERIC

デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲。

評価:30 1件のレビュー

初期ジェスロ・タルのベーシストGlenn Cornickが組んだグループ、72年2nd

ジェスロ・タルの初期を支えたベーシスト、グレン・コーニックと元アイズ・オブ・ブルー〜ビッグ・スリープのヴォーカル/ギター、G・P・ホプキンズを中心として結成されたグループ。本作は、72年に発表されたセカンドアルバム。鋭角なギター・リフをフューチャーしたハード・ロック・チューンとピアノの美しい旋律によるドラマティックなバラードをバランス良く配したオーソドックスなハード・ロック・アルバム。抜群のリズムチェンジで緩急を操るアレンジ、印象的なメロディーなど、どの曲も良く練られた佳曲揃い。聴き所はホプキンスのヴォーカルで、ハードな曲では張りのある太い声と抜群のリズム感で曲を盛り上げ、バラードではメロディーを包み込むように甘くしっとりと歌い上げています。好作。

他のお客様はこんな商品も一緒に買っています

TEAR GAS / TEAR GAS の商品詳細へ

TEAR GAS/TEAR GAS

いぶし銀の名ギタリストZal Cleminsonのプレイが冴え渡る、英ハード・ロック屈指の名作!71年発表

2,090円(税込2,299円)

METAMORFOSI / INFERNO の商品詳細へ

METAMORFOSI/INFERNO

イタリアン・キーボード・ロックを代表する名作、72年リリース

1,090円(税込1,199円)

WISHBONE ASH / ILLUMINATIONS の商品詳細へ

WISHBONE ASH/ILLUMINATIONS

96年作

960円(税込1,056円)

KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING の商品詳細へ

KING CRIMSON/IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

1,590円(税込1,749円)

YouTube動画

試聴 Click!

関連Webマガジン記事

このアーティストのその他タイトルのCD

レビューの投稿

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録 ログイン

レビュー一覧

評価:3 トラッド、ブルーズ風味が散らされた英国ポップ(4 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

ジェスロ・タルの創業期を支え、ボブ・ウェルチと共にパリスのブレーン兼ベーシストだったグレン・コーニック。ねじれたヘビーロックをやっているのだろう、という予想を覆しセンスのあるブリティッシュ・ポップです。コーニックは業界リベンジを狙っていたのでしょう。ボーカルのゲイリー・ピクフォード・ホプキンズは、色気のある高音で魅力があります。ただし、ポップ王道というわけにはいかず、やっぱり聴いて喜ぶのはB級ロック・ユーザーかと思います。

ギタリストに苦労したようで、ファースト「Battle Hymn」から交代しています。"トゥェキ"・ルイスが電気ギターとアコースティック・ギター、ミック・ダイクがスライドを弾く、という具合に分業体制をしいています。3.A Universal Man、5.Ballad Of Chuck Stallion & The Mustangsでは、ルイスのギターが聴きもの。このアルバムではジェフ・ジョーンズがドラムズですが、初期のターキーではジョン・ウェザーズ(ジェントル・ジャイアント)も在籍していた模様です。ベースに加えてコーニックが鍵盤を担当していて、ピアノがリードしていく曲も多いです。曲を書いているのはほとんどコーニックです。

5.Ballad Of Chuck Stallion & The Mustangsは進行といい、絶叫といい、「ブラック・シープ・オブ・ザ・ファミリー」によく似ています。6.The Streetは、鼓笛隊ドラムズがアンドロメダを思い出させます。全体の雰囲気はマーキュリー時代のロッド作品に近いと思いました。7.See You Next Tuesdayは、3+5拍子のインスト曲で、ピアノ、ギターのソロ・パートがあります。これがジェスロ・タルの「リヴィング・イン・ザ・パスト」を思い起こさせるんですよ。タルで築いたセンスがこのグループの根底にあることは間違いありません。

ベーシストとしてのコーニックは、パリスほど(いい意味で)変ではありません。太くて、メロディのわかるベースです。パリス大好きな人が聴いても、あれれという感じでしょうか。ちなみにターキーは90年代に復活しています。

ナイスレビューですね!