VN03(VOX NOSTRA)
艷やかで神秘的でいて、たゆたうような軽やかさもあるフュージョン・アンサンブルが心地良いなあ。緻密に紡がれた歌ものフレンチ・ジャズ・ロックの名品。
6歳からピアノを習い、オーケストラ・アレンジなど本格的な音楽教育を受けたキーボード奏者Pierre Minvielleを中心に07年に結成されたフランスのプログレ・バンド。2014年作3rd。ギタリストは、80年代に活動したZEUHL系バンドEIDER STELLAIREの元メンバーのJean-Claude Delachat。マグマ直系の男女混声コーラスをフィーチャーした前作とは異なり、艷やかで神秘的でいて、たゆたうような軽やかさもあるジャズ・フュージョン・ロックが印象的です。しっとりと歌われる男女ヴォーカル(フランス語)も淡く落ち着いていて良い感じ。色彩感覚のあるきらびやかなトーンのキーボードも絶妙のアクセントになっています。緻密に紡がれた歌ものフレンチ・ジャズ・ロックの名品です。
MAGMA好きにもカンタベリー好きにもオススメ。芸術性溢れるフレンチ・ジャズ・ロック名作選
SOFT MACHINEやHATFIELD好きにもオススメの、たおやかさや流麗さを持ったフレンチ・ジャズ・ロックをピックアップいたしました!
ジャケットにたった「1本の木」を描いただけでも、バンドの音楽性に応じて色々な違いや独特の趣が見えてきます。今回はそんな「1本の木」ジャケットの新鋭プログレ作品を見てまいりたいと思います。
マイナー言語のユーロ・ロック・セレクション<90年代〜新鋭編>
ユーロ・ロックの中から、馴染みの薄い「マイナー言語」で歌われている作品を選んでみました。今回は90年代以降の作品をご紹介!
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