REP4391WP(REPERTOIRE) 【93年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲。
後年ホワイトスネイクで知られるギタリストMicky Moodyのコクたっぷりのアーシーなギターが堪らない73年作1st。アメリカのバンドかと思うほど堂に入ったファンキーかつグルーヴィなナンバーが最高ですが、合間に聴かせる英国叙情を帯びたフォーキーな曲もまたいい!
元TRAMLINE〜JUICY LUCYで後にWHITESNAKEでも活躍するいぶし銀ギタリストMicky Moody率いるハード・ロック・バンド。73年作1st。TRAMLINEでキレのあるブルース・ギターを炸裂させ、JUICY LUCYではスワンピーで土臭いフレーズを聴かせたMicky。このグループでは、HUMBLE PIEにも通ずるアーシーなハード・ロックから、FACESあたりに通ずる哀愁のフォーク・ロックが印象的。英国らしい叙情性に溢れた逸品。
バキバキのブルース・ギターやグルーヴィーなオルガンが炸裂する悶絶の米ブルース・ロック!この未発表盤、めちゃカッコ良いです!
2,290円(税込2,519円)
フリー解散後のポール・コゾフとサイモン・カークがベーシスト山内テツ&Key奏者ラビットと結成したグループ、71年唯一作
ウィンウッド&デイヴ・メイソン!絶妙なグルーヴを生むアンサンブルと英国的な翳りあるメロディ、ブリティッシュ・ロックの名作、68年リリース
ピーター・フランプトンに替わって「いぶし銀」クレム・クレムソンが加入し制作された72年作6th
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したリーダー・グループ、69年作1st
71年リリース、グッと来るツボをこれでもかと押してくるドラマティックなブリティッシュ・ハード・ロック、泣きのギター炸裂!
元NICEのドラマーBrian Davisonと後にARCなどで活躍する実力派シンガーGraham Bellを中心とするグループ、70年作、枯れた哀愁が胸に染みる英フォーク・ロックの名作
ソウルフルでグルーヴィーな英シンガー、マイク・パトゥ率いるグループ、名手オリー・ハルソール在籍、70年デビュー作
FLEETWOOD MACに加入するBob Westonのスリリングなギターが炸裂、英ヘヴィ・ブルース・ロック名作、70年唯一作
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
73年の英国秘宝(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
3曲め「マンデイ・モーニング」を聴けば、英国好きは悶絶するはず。フィドルとバンジョーによるヘビー・トラッドです。ニッティー・グリッティー・ダート・バンドとフリーが結合したらこうなるのではないか、という垢抜けたセンスがあります。トラッド、ブルーズ、ファンクの溶け込み具合はよく煮込んだシチューのようです。渋いだけでもなくて、ピート・ソリー(元パラディン)のシンセサイザーが豊かな彩です。スナフーの素晴らしさは、メンバーそれぞれが大変余裕をこいていること。遊びと言ってもいいです。著名なメンバーがいないのに、風格があります。
ボーカル兼ドラムズがリチャード・ハリスン(元プロコル・ハルム)。ほとんどの曲を書いています。彼がリーダーだったフリーダムをわたしは気に入っています。どうしてどうしてこのバンドもよろしい。スナフーの「シテュエーション・ノーマル」、「オール・ファンクド・アップ」も、わたしはすすめます。あまりマーケットに出てこないけど。いつもの繰り返しになりますが、このへんを気に入ってくると、英国好きとしてステージアップした気持になります。
カバーアートはロジャー・ディーン。意外でした。2022.12.16