LEVON HELM & THE RCO ALLSTARS/LEVON HELM AND THE RCO ALL-STARS
元THE BAND、77年作1stソロ、スティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、ドクター・ジョン、ポール・バターフィールド、ロビー・ロバートソン、ガース・ハドソンなど参加!
2,090円(税込2,299円)
エイモス・ギャレット、ベン・キース、ジム・コールグローブ、ジェフ・ガッチョンなどウッドストック周辺の名手たちが集結したグループ、72年リリースの名作!
750円(税込825円)
「音楽歳時記」 第八十四回 1月19日のど自慢の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
レオン・ラッセルのような「ダミ声」のスワンプ・ロックをピックアップしてまいります。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
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マーク・ベノのファンには、かなりマニアックな買い物(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
寂寞感とカナ釘流ブルーズのマーク・ベノ。一方、いつも賑やかでオーケストラ並みの陣容を整えているレオン・ラッセル。作風でこれだけ違っている二人が、無名時代にこんな実験していた、という事実だけで貴重な音です。このレコードは、レオン・ラッセルが売り上げるようになってから再発見され、注目された経緯があるようです。録音が67年から69年となっていて、前半と後半で若干作風に違いがあります。レオン・ラッセルが歌い、ベノが伴奏している雰囲気の前半が、7曲目から天然色になり、ブラスやコーラスがばんばん入ってくるようになります。ベノはビートルズの67年頃の音にかなり影響受けていたと思いますね。
あまりスワンプとは思わないほうがよろしいかと。実際ラッセルはLAの人ですから。スワンプのくたびれた雰囲気よりかは、肉食人種のぎらぎらした欲望と反戦がテーマの音かと思います。勝手に思い込んですみません。
マーク・ベノがギターとベース。ラッセルが鍵盤とドラムズと推測します。ラッセルの音楽って、突然視野が広がる瞬間が来るんですよ。16ミリが、シネマスコープになるみたいに。そのスリルが好きで聴いているようなもんです。ただし音楽としたら、無論「シェルター・ピープル」や「ミノウズ」がまさっています。わたしはベノの声が好きなもんですから。2024.02.07