BIGPINK550(BIG PINK) 【2018年発売CD】
紙ジャケット仕様、英文ペーパー付仕様。
「アーシーでスワンピーなROXY MUSIC」って感じ!?英国ブルースの名プロデューサーによる2ndソロ作なのですが、洗練されたファンキー・サウンドの中に英国ポップ的ひねくれアレンジが光ってて、こりゃ最高にイカしてます!
JOHN MAYALL & THE BLUESBREAKERS、FLEETWOOD MACなど数々のバンドのプロデュースを手掛け、英国ブルース・ロックの立役者として名高い名プロデューサーMike Vernonによる73年2ndソロ作。こ、これは「アーシーでスワンピーなROXY MUSIC」って感じ!?コクのある米スワンプ・ロックを下地としつつ、スッキリと洗練されたベースやドラムのリズム。エネルギッシュかつ洒脱なブラスや流麗なギター、そしてけだるげなヴォーカルも含めて、とても武骨なブルース・ロックを率いてきた人物とは思えぬ、オシャレでキレの良いファンキー・ロックを展開。なおかつオシャレなだけに終わらず、リズミカルに跳ねるベースにヘロヘロとしたアシッディーな音が合わさったり、サックスとギターがストレンジなフレーズで絡み合ったり、緻密かつひねくれたアレンジはまさに英国的!前述のROXYやQUANTUM JUMPなど、英国の一筋縄ではいかないポップ・ロックが好きな方はきっとイチコロのはず。このアルバム、イケてます!
憂いと翳りに満ちた英SSW、71年作2nd、Tony Reeves(COLOSSEUM〜GREENSLADE) / Andy Roberts(PLAINSONG) / Tim Renwick(QUIVER)ら参加
1,590円(税込1,749円)
BRIAN SHORT/ANYTHING FOR A LAUGH
BLACK CAT BONESで活躍したヴォーカリストによる71年唯一作、英フォーク・ロック/スワンプ・ロックの大名作、Alan WhiteやMax Middletonが参加
2,190円(税込2,409円)
「音楽歳時記」 第七十七回 7月23日 より東京オリンピック 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
ポップだけど、棘いっぱい!?70年代のひねくれ実験ポップ・マエストロ!
親しみやすくキャッチーなメロディと実験精神炸裂する捻くれたアレンジが共存した、”実験ポップ・マエストロ”たちの作品をピックアップ!
【改訂】夏を先取り!?カケレコ的ファンキー・ミュージックを探求〜哀愁のファンク編〜
70年代から起こったファンク・ムーヴメントはもちろん英国にも伝搬。黒人たちのエネルギッシュなファンクに憧れつつも、どこか繊細さが出てしまう…そんな愛すべきファンキー・ミュージックをご紹介してまいります。
デレク&ザ・ドミノス『レイラ』やジョージ・ハリスン『オールシングス・マスト・パス』など、華々しいトップ・アーティスト達による英スワンプ名作の裏に、マイナーながら、米ルーツ・ミュージックのコクと英国的な叙情性や牧歌性が絶妙にブレンドされた愛すべき作品が数多くリリースされています。そんな愛すべきニッチなブリティッシュ・スワンプ作品をピックアップいたしました。
イアン・マシューズから出発する「哀愁いっぱい英国SSW」探求ナビ
柔らかな歌声と英国らしいジェントルかつ干し草の香り漂うメロディがグッとくる愛すべきSSW、イアン・マシューズを出発点に、「哀愁いっぱい英国SSW」を紹介してまいりましょう。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。