必聴60〜70年代のジャズ・フージョン作品−エンターテイメント情報サイトAbout.com選
海外サイトAbout.comが選んだ必聴60〜70年代のジャズ・フージョン作品をピックアップいたします。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ レーベル面に若干不織布の跡あり、ビニールソフトケースの圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスにスレあり、ペーパーケース1枚に小さい角折れあり
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スイングではなく、叩きつけるリズム(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
スタンリー・クラーク(b)、ビル・コナーズ(g)、ヤン・ハマー(kb)、トニー・ウイリアムズ(ds)、NY録音。50年代のジャズを集中して聴きましたら、このレコードに対する感覚がすっかり変わってしまったのです。まず、このレコードが出た時の表現がクロスオーバーです。ビートはファンク、またはロックのものであります。再現できない丁々発止の演奏を聴かせるより、きっちりとした作曲とリズムのモチーフを聴かせる意図。唯一の例外がクラークのベースのアドリブ部分です。10人の弦楽奏者、6人の管楽器奏者を使っているのに、彼らにソロを渡す部分はなく、ビッグバンドでもありません。全体にかなりロック寄りの音なんだな、ということがよくわかりました。
どんなジャンルでも一つの方向が示されると、その方向での演奏、作曲の競い合いが生じ、スタイルが蔓延し、マンネリから次のステップアップがあります。クロスオーバーは、フュージョンという呼称に変わり、どんどん聴きやすくなり、無害化していきます。フュージョンを好む人には50年代ジャズは興味ない存在なのかもしれません。このレコードはロック寄りであろうと、演奏者に自由を保障しているところで辛うじてジャズです。特にクラークとトニー・ウィリアムズの創造性を聴く価値があります。2023.04.11