ポーランド出身のシンフォニック・ロック・バンド、01年1st。オルガンとシンセが厳粛に奏でられる中をギターがひたすら悲痛なトーンで泣き叫ぶ、息をのむオープニング。PINK FLOYDの名曲「Shine On You Crazy Diamond」にも匹敵する名演です。MIKE OLDFIELDに通ずるアイリッシュ・トラッド色を取り入れた作風が特徴で、メランコリックなアコギをバックに、叙情溢れる流麗なヴァイオリンとギルモア直系の泣きの表現力にテクニックが加わったギターがドラマチックに絡み合い、どこまでも広がる雄大な情景を映し出していきます。シリアスな演奏だけでなく解放感に満ちたポップな演奏も魅力的で、リズミカルに弾むアンサンブルの中、涼風を思わせる爽やかなフレーズを奏でていくギターは絶品です。これは東欧という枠を飛び越えて、ワールドワイドに聴かれるべき傑作!
マイク・オールドフィールドとキャメルが共作したみたいなサウンドを聴かせるポーランドのシンフォ・ユニット。緻密に織り上げられていくような美しい演奏が印象的なギターやピアノ、一人のミュージシャンによる演奏とは思えない完成度!
M.オールドフィールドやフロイド影響下のサウンド聴かせたポーランドのシンフォ・ユニットですが、このたび実に13年ぶりとなる17年作をリリース!フロイド色、キャメル色をポーランドらしい仄暗く耽美な音像が包み込む力作です♪
エレクトロニクスを主体に構築された重厚なプログレを聴かせる24年作7th。根底に変わらぬフロイド憧憬を感じさせつつも、エモーショナルなヴォーカル、スケール大きくも陰鬱で彼岸的なサウンドは、RADIOHEADにも通じている気がします。
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