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カケレコ・レビュー
ウクライナの恐るべき新鋭、09年デビュー作、狂おしいばかりに美しく荘厳なシンフォ傑作
ウクライナのシンフォ新鋭。09年のデビュー作。1曲目ですでにこのグループがただものではないことが分かります。透明感と温かみを内包したエモーショナルでヘヴィなギター、タイトなリズム隊による力強いバッキングを軸に、深みあるヴィオラの調べとストリングス・シンセが重厚な響きで空間を一気に広げる。後ろで静かに鳴り続ける、艶やかなトーンのアコギ、格調高くリリカルなピアノも素晴らしい。憂いのあるヴォーカルも胸に迫ります。アコースティックなパートからヘヴィなパートへスイッチするところのダイナミズムは圧倒的。アネクドテンのデビュー作のインパクトに負けていません。狂おしいばかりに美しく荘厳な名曲です。その後も、ジャケットのイメージ通りの静かにヘヴィに叙情を紡ぐ佳曲が続きます。アネクドテンやアングラガルドあたりのファンは興奮必至の名作！
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レビュー一覧
スウェーデンのアネクドテンに対するウクライナからの回答（4 拍手）
レビュアー：プログレ者さん レビューをすべて見る
90年代に70年代クリムゾンの影響を受けてシーンに登場したスウェーデンのアネクドテン。それから10年以上が過ぎて今度は彼らに影響を受けた新鋭が出てくるようになった。しかもウクライナというあまりロック・ファンには馴染みのない国からである。その内容はザックリ言うとアネクドテンからメロトロンを抜いて、代わりに生のストリングスに置き換えた非常にスケールの大きな作品で、男性Ｖｏの声も良い。今後の作品も楽しみである。
アネクドテン系（3 拍手）
レビュアー：akagiさん レビューをすべて見る
アネクドテンの世界が大好きな私。 カケレコさんのレビューを見ては聴かなければいけないと思ったのと、ジャケットの美しさ、この二つが何と言っても購入のきっかけ。 確かに、アネクドテン好きには堪らない内容だと思います。 とくに��、�┐�素晴らしい。 初めて聴くと最初「あれ！��と�┐脇韻原福�」と思ってしまったが。