プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(日・祝は翌営業日)、5,000円以上送料無料

世界のヴァイオリン・プログレ新鋭特集!

時に伸びやかで艶のあるクラシカルなフレーズ、時に閃光のようにテクニカルな速弾きフレーズで数多くのプログレ名作を彩ってきたヴァイオリン。

ヴァイオリンをフィーチャーしたプログレ名作は、00年代以降にも多数生まれています。

カケレコらしく世界中からヴァイオリンが彩る新鋭プログレの注目作をピックアップしてまいりましょう。

どうぞ世界周遊をお楽しみください!

ロシア

LOST WORLD / AWAKENING OF THE ELEMENTS

「ヴァイオリン」「プログレ新鋭」というキーワードで真っ先に思いつくバンドがロシアのLOST WORLD!

カケレコ・ロングセラーの一枚で、バンドにとって出世作となった06年作2ndをピックアップ。

複雑なリズムを刻むスリリングなギターと狂気をはらんだ鋭角なヴァイオリンが襲いかかったと思えば、メロディアスなフルートが軽やかに飛翔!

試聴 Click!

前作から3年ぶり、待望の2016年作がリリース!

LOST WORLD/OF THINGS AND BEINGS

ロシアが生んだクラシック音楽の巨匠ストラヴィンスキーが蘇り、交響楽団とテクニカルなプログレ・バンドを従えた、といった感じ!?

何という完成度・・・。

LOST WORLDにはインタビューも行いました!影響を受けたバンドや日本の印象など、チェック是非!


【アーティスト・インタビュー】LOST WORLD BAND

【関連記事】

【アーティスト・インタビュー】LOST WORLD BAND

キング・クリムゾンからの影響が感じられる硬質でアグレッシヴなサウンドをベースに、クラシカルなヴァイオリンやフルートが疾走するテクニカル・アンサンブルが痛快な、現在最も注目すべき新鋭の一つですLOST WORLDの魅力に迫るインタビュー!

ロシアだとこの作品も一押しです。

INNER DRIVE/OASIS

ずばりLOST WORLDに比肩する、ロシア注目の新鋭、鮮烈な2014年デビュー作!

ベテランで言えばAFTER CRYINGにも肩を並べるクラシカルなシンフォを聴かせますよ~。

まるでキース・エマーソンのような重厚かつテンションみなぎるピアノと艶やかに舞い上がるヴァイオリンとがダイナミックに躍動するオープニングから、デビュー作とは思えない鮮烈さ。

試聴 Click!

LOST WORLDにも負けない鮮烈なプログレを聴かせるバンドがメキシコのCAST!

メキシコ

CAST/VIDA

まるでカナダのラッシュとイタリアのニュー・トロルスをブレンドさせ、モダンなヘヴィネスとエッジで鮮烈なシンフォニック・ロックへと仕立てたような傑作。

メキシコの雄CASTによる過去最高傑作とも言える会心の2015年作!

試聴 Click!

ヴァイオリンと言えばクラシカル。クラシカルで硬派なプログレ、ということなら、イタリアン・シンフォですね!

イタリア

UNREAL CITY / LA CRUDELTA DI APRILE

LA MASCHERA DI CERA、HOSTSONATENなどで活躍するイタリアの奇才FABIO ZUFFANTIがプロデュースした新鋭バンドの13年デビュー作。

典雅なチェンバロやパイプ・オルガン、そして、情熱的に切れ込むヴァイオリン。

モダニズムと古き良きバロックな格調を合わせ待った傑作!

試聴 Click!

INGRANAGGI DELLA VALLE / IN HOC SIGNO

枯れたアコギとヴァイオリンによる味のあるデュオ演奏で幕を開けたかと思うと、次の瞬間、圧巻の手数でなだれ込むドラム、エッジの効いたトーンでスピーディーに弾きまくるギター!

バンドの熱量の上昇に負けじと躍動感いっぱいに舞い上がるヴァイオリンに歓喜!

試聴 Click!

お次はイギリスからピックアップ。

イギリス

AUTUMN CHORUS / VILLAGE OF THE VALE

英国伝統の叙情美とチェンバー・ミュージック的静謐さとが絶妙にバランスした格調高く荘厳なシンフォニック絵巻。

艶やかなストリングスの調べにうっとり。

試聴 Click!

WILLOWGLASS / DREAM HARBOUR

麗しのヴァイオリンが描く中世英国の気品溢れる世界。

イギリスならではのファンタスティックな叙情派シンフォ。

試聴 Click!


プログレの本場イギリスのプログレ新鋭を特集!

【関連記事】

プログレの本場イギリスのプログレ新鋭を特集!

90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。

ドーバー海峡を渡り、フランスへ!

フランス

L’OEIL DU SOURD / UN ?

フランスでヴァイオリンと言えば、マグマやZAOなどヴァイオリンをフィーチャーしたジャズ・ロック/プログレ・バンドが頭に浮かびますが、そのDNAを継ぎつつ、懐古趣味的な印象はまったくなく、文字通りに「プログレッシヴ」なサウンドを聴かせる凄いバンドがこちら。

マイナーなバンドですが、カケレコ・ロングセラーの一枚。

女性ヴォーカル、ヴァイオリン、サックスをフィーチャーしたフランスの新鋭プログレ・グループ。09年デビュー作!

試聴 Click!

お次は南米へ。南米の往年の名グループでヴァイオリンと言えば、ブラジルのサグラドですよね。サグラドのDNAを継ぐ新鋭をピックアップいたしましょう。

ブラジル

QUATERNA REQUIEM / O ARQUITETO

重量感たっぷりの力強いアンサンブルの中をあまりにも壮麗なヴァイオリンが舞う。

サグラドをよりハード&アグレッシヴにしたかのようなハード・シンフォ傑作。

試聴 Click!

アルゼンチン

TASIS/BUSQUEDA DE LO REMEDIABLE

アルゼンチンからもヴァイオリンをフィーチャーした注目のバンドが登場!

スピネッタやチャーリー・ガルシアを受け継いだメロディアスなパートから、マハビシュヌ・オーケストラ的なフュージョン・ロック・パート、チェンバー・ロック的パートまで駆け巡るアンサンブルは、自主制作とは思えない完成度!

試聴 Click!

お次は東欧!

ハンガリー

KORMORAN / GASPAR ALMOS BALVANYOSVAR LEGENDAJA

70年代から活躍するグループで、デビュー作が84年なので、新鋭グループではありませんが、出世作となった08年作でモダンなサウンドなので、こちらのコーナーでピックアップしてもいいでしょう。

「ひと言でいえば壮大なロック交響詩だと思います。ボーカルがないのも効果的で民族的な味も損なわず、哀愁あるメロディにヴァイオリンが舞い、ピアノが踊り、時にはフルートやギターが泣いて、また曲により重量感ある音が洪水のように押し寄せてきて素晴らしく感動します。」
by アズマ・シローさん

試聴 Click!

ハンガリーの新鋭だと、このグループも凄いです。

FUGATO ORCHESTRA / NOE (NOAH)

管弦楽器奏者を含むハンガリーの大所帯グループ、04年作に続く2010年作2nd。

「動」と「静」の鮮やかな対比。「動」のパートで躍動する早いパッセージのヴァイオリンがカッコ良い!

クラシック、民族音楽を中心に、ロックのダイナミズムを加えた、西洋音楽史を総括したような壮大なサウンドは圧巻の一言です。

試聴 Click!

最後に、インドネシア~日本とアジアを周りますよ~。

インドネシア

DISCUS / 1st

ヴァイオリン奏者、フルート&サックス奏者、透明感ある女性Voを含むインドネシアの8人組。

NHK-FM「プログレ三昧」で2ndがオンエアされて話題になりましたが、このデビュー作の時点でもう凄いです。

「インドネシアのプログレと言うから、半信半疑だったが大層なシロモノである。ここまでとは思わなかった。」
by appo128さん

試聴 Click!


DISCUSに続け!インドネシア・プログレ特集

【関連記事】

DISCUSに続け!インドネシア・プログレ特集

NHK-FMの『プログレ三昧』でDISCUSが取り上げられ、プログレ・ファンにとって注目すべきエリアとなったインドネシア。DISCUSにも勝るとも劣らない硬派かつイマジネーション溢れるジャズ・ロック/プログレの名作が続々と届いておりますので、ピックアップ!

日本

PTF/WHAT IS CONSTANT

09年に結成されたヴァイオリン奏者の高島圭介を中心とする日本のプログレ・バンド。高く評価された13年のデビュー作と同じく、フランスMUSEAレーベルから世界配給される15年の2ndアルバム。

この圧倒的な技巧と躍動感、MARCUS VIANAやLOST WORLDのリーダーに匹敵するヴァイオリン奏者でしょう。

ずばりU.K.への現代ニッポンからの回答とも言える傑作!

試聴 Click!

いかがでしたか?

カケレコはロック探求のワクワク感をテーマに、世界のロックをカケハして紹介しております。

お楽しみいただければ嬉しいです。

関連カテゴリー

ヴァイオリン・ロック新鋭特集

  • LOST WORLD / AWAKENING OF THE ELEMENTS

    06年リリースの2nd、圧倒的なダイナミズムを持った驚異のロシア産シンフォ・プログレ!

    ロシアのグループ、06年作2nd。テクニカルかつ流麗なギターと、緊張感と叙情性を巧みに使い分けるヴァイオリン&フルートをフィーチャーした壮大なシンフォ・プログレ。とにかくすべてのパートがテクニック抜群。演奏の強度が半端ではなく、「動」と「静」の振れ幅がとんでもないことになっています。複雑なリズムを刻むスリリングなギターと狂気をはらんだ鋭角なヴァイオリンが襲いかかったと思えば、メロディアスなフルートが軽やかに飛翔する。圧倒的なダイナミズム。シンフォ・プログレの傑作。

    • SPCD005SAMUM PUBLISHING

      ペーパーケース仕様。新装の2014年盤で、06年のMUSEA盤ではプログラミングだったドラムとストリングスを新たにレコーディングしたニューエディション。さらに、バンドによるリミックス&リマスター!

      レーベル管理上、ペーパーケースの状態がよくありません。スリ傷や圧痕など不良がある場合がございます。ご了承ください。

  • L’OEIL DU SOURD / UN ?

    フランスより強力なプログレ/ジャズ・ロック・グループが登場!クリムゾンやカンタベリーのファンは要チェック!

    女性ヴォーカル、ヴァイオリン、サックスをフィーチャーしたフランスの新鋭プログレ・グループ。09年デビュー作。クリムゾンやカンタベリー・ミュージックを中心に70年代プログレやジャズ・ロックからの影響を強く感じますが、懐古趣味的な印象はまったくありません。往年の名グループの遺伝子を受け継いだ、文字通りに「プログレッシヴ」なサウンドがここにあります。「太陽と戦慄」期のクリムゾンやHENRY COWあたりの攻撃性を軸に、HATFIELDS & THE NORTHに通ずる繊細さと緻密さ、フランス的な芸術性や演劇性を融合させたサウンドは、かなりの完成度!時にミニマルなフレーズを奏で、時にささくれだったリズムギターで牙をむくギター、シャープ&タイトな強靱なリズム隊、フリーキーに暴れ回るヴァイオリン&サックス、時に荘厳なメロトロン、時にアヴァンギャルドなシンセで楽曲を飛躍させるキーボード、フランス語で歌う存在感抜群のシアトリカルな女性ヴォーカル。各パートの演奏力、アンサンブルの強度ともに抜群です。14分を越える「ODS」など、構成も文句無し。これは強力なグループが登場しました!圧巻の名作。かなりおすすめです!

  • DISCUS / 1st

    インドネシア出身、驚異的なテクニックと見事なアレンジ・センス、辺境シーン屈指の名バンド!

    インドネシア出身のプログレ・グループ。ヴァイオリン奏者、フルート&サックス奏者、透明感ある女性Voを含む8人組。99年作の1st。ロック、ジャズ、クラシック、フォーク、現代音楽、民族音楽、ヘヴィー・メタルなどの多様な音楽を吸収し、見事な構築力でもって、1音1音が瑞々しく躍動する真のプログレッシヴ・ミュージックへと昇華させています。破壊的なパートから静謐なパートまで、そのアレンジ・センスはただものではありません。テクニカルなフレーズを流れるように聴かせるギターを筆頭に、全メンバーとも驚くほどのハイ・テクニックとハイ・センス。恐るべしインドネシア。凄いグループです。

  • QUATERNA REQUIEM / O ARQUITETO

    ブラジル産新鋭シンフォ12年作、SAGRADOをアグレッシヴにしたかのような傑作!

    ブラジル産新鋭シンフォ・バンドによる12年作。タイトかつテクニカルに走るリズム・セクションの上を、へヴィーに唸るギターと力強いオルガン、シンセが駆け抜ける骨太なシンフォニック・ロック。そして何より素晴らしいのが天空を舞うかのように鳴らされるヴァイオリンで、ギター、キーボードと絡み合いながら高みへと登りつめていくアンサンブルは、もう見事と言うほかありません。まるで同郷のシンフォ・バンドであるSAGRADOをよりアグレッシヴに仕立て上げたかのようなハイクオリティの楽曲の数々にノックアウト間違いなしの傑作に仕上がっています。これはシンフォ・ファンには是非ともおすすめな一枚です。

  • CAST / VIDA

    メキシコが世界に誇るシンフォニック・ロック・バンド、2015年作、イタリア人の気鋭ヴァイオリン奏者を迎えた壮麗かつダイナミックな傑作

    90年代はじめのデビュー以降コンスタントに作品をリリースし続けているメキシコが誇るシンフォニック・ロック・バンド。前作から早くも1年で届けられた2015年作。特筆は、近年のニュー・トロルスのライヴへの参加や、管弦楽器隊によるプログレ・トリビュート・バンドGNU QUARTETでの活躍で知られるヴァイオリン奏者Roberto Izzoがコンスタントなメンバーとして参加していること。ゲストとして、他のGNU QUARTETの管弦楽器奏者も参加していて、瑞々しく艶やかなトーンのストリングスが躍動するクリアで明朗なサウンドが印象的。ソロとしても活躍している若き男性ヴォーカリストBobby VidalesによるカナダのRUSHを彷彿させるハイ・トーンの歌声もそんなサウンドに見事にマッチしています。ジェネシスのDNAが息づく多彩なキーボードによるヴィンテージな色合い、ザクザクとメタリックなリフや流麗な速弾きで硬質なダイナミズムを生むギターのアクセントも良いし、圧倒的に目の覚めるようなアンサンブル!今までの作品以上に「プログレ・ハード」と言えるキャッチーさと突き抜けるような明快さを軸に、管弦楽器による美麗さが加わっていて、そこに持ち前のテクニカルなエッジも効いていて、これはずばりシンフォニック・ロックのファンは必聴でしょう。ジャケットのデザインは、ジェネシスでお馴染みのポール・ホワイトヘッド!

  • AUTUMN CHORUS / VILLAGE OF THE VALE

    英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!

    イギリス南東部のブライトン出身で、ヴォーカル、ギター、トランペット、オルガンを操るマルチ奏者ロビー・ウィルソンを中心に07年に結成された4人組。現代イタリア・プログレ・シーンの注目のレーベルAltrockと契約し、その傘下のFADING RECORDSより2012年にリリースされたデビュー作。アルバムの幕を静かに開けるのが鉄琴の一種であるグロッケンシュピール。まるでオルゴールのように静謐でいてファンタスティックなイントロではじまり、ドラムが入ると、オルガンが幻想的にたなびき、トランペットやストリングスなど管弦楽器が艶やかな音色を奏でるなど、クラシック・ミュージック由来の格調高さと温かみとともに、ポスト・ロック的な浮遊感が絶妙にブレンドされたイマジネーション溢れる音世界が次々と描かれていきます。ささやくように歌うハイ・トーンの繊細でメランコリックな美声男性ヴォーカル、聖歌隊のように厳粛なコーラス・ワークも絶品。レーベルからのインフォには、参考バンドとして英国70sプログレの名グループFANTASYとアイスランドのポスト・ロック・バンドSIGUR ROSが挙げられていますが、なるほどその通り!ジャケットのイメージ通りのいかにも英国的な牧歌性や幻想性と、宗教的とも言える崇高さとが完璧に融合したサウンドにただただ言葉を失います。全ての楽器と声とが信じられないほどに繊細に紡がれた、凛とした音の透明感。デビュー作とは思えない孤高の逸品です。これは名作でしょう!

  • FUGATO ORCHESTRA / NOE (NOAH)

    ハンガリー、管弦楽器が鮮やかに舞う壮大なシンフォニック・ロック!2010年作

    82年にブダペストで生まれ、6歳から本格的なクラシックの教育を受けたBalazs Alparを中心に、多数の管弦楽器奏者を含む編成で結成されたハンガリーの大所帯グループ。04年作に続く2010年作2nd。ひとことで言って『鮮烈』なシンフォニック・ロック!とにかく「動」と「静」の対比が鮮やか。「動」のパートでは、シャープでダイナミックなリズム隊、早いパッセージのヴァイオリンが躍動し、「静」のパートでは、格調高くクラシカルなピアノ、リコーダーやフルートなど管楽器が舞い上がります。クラシック、民族音楽を中心に、ロックのダイナミズムを加えた、西洋音楽史を総括したような壮大な作品。エレクトリック・ギターやキーボードがないのに、これほどまでにロック的なダイナミズムを出せるんですね。傑作です。

  • WILLOWGLASS / DREAM HARBOUR

    70年代スタイルのキーボードやフルートの美旋律が溢れる英国シンフォニック・ロック、2013年作3rd

    英国はヨークシャー在住のマルチ・インストゥルメンタル奏者Andrew Marshallによるプロジェクト。2013年作3rd。きらびやかなアコギやどこまでもクリアに広がっていくようなシンセの音色がひたすら美しいシンフォニック・ロックが印象的。そうかと思うと、タイトなリズムセクションに乗って艶のあるシンセとレトロな音色のオルガンがダイナミック疾走する「動」のパート、哀愁を湛えたフルートや気品高くもどこか陰鬱に響くヴァイオリンが彩る「静」のパートなど、英国らしい端正な音使いのアンサンブルが繰り広げられます。そして、ここぞというところで溢れ出すメロトロンに、わかっていても悶絶。中世英国の気品溢れる世界観を想起させる絶品シンフォニック・ロック。これは傑作です。

  • KORMORAN / GASPAR ALMOS BALVANYOSVAR LEGENDAJA

    ハンガリーのベテラングループ、ノスタルジックかつ鮮烈、ドラマティックなシンフォニック・ロックの傑作!

    70年代から活躍するハンガリーを代表するプログレ・グループ、08年作。シンフォニックなキーボードを軸に、優美なリコーダーやフルート、哀愁溢れるヴァイオリンが舞い上がるパートは言葉を失う美しさ。そこにクラシカルなタッチのメタリックなギターがダイナミズムを注ぎます。アコースティックな管弦楽器とメタリックなギターが全く違和感なく同時に鳴らされ、鮮やかでドラマティックなアンサンブルで聴き手を終始圧倒。すべての音に力がみなぎっています。演奏の振幅がもの凄いです。ノスタルジックかつ鮮烈!シンフォニック・ロックの傑作です。

  • INGRANAGGI DELLA VALLE / IN HOC SIGNO

    イタリア新鋭プログレ・バンド、13年デビュー作、ARTI E MESTIERI『TILT』を思わせるスピーディーなジャズ・ロックからELPばりのヴィンテージ・キーボード・シンフォまで、圧倒的なテクニックで描き切る傑作!

    イタリア新鋭プログレ・バンド、13年デビュー作。枯れたアコギとヴァイオリンによる味のあるデュオ演奏で幕を開けたかと思うと、次の瞬間、圧巻の手数でなだれ込むドラム、エッジの効いたトーンでスピーディーに弾きまくるギター、躍動感いっぱいに舞うヴァイオリン!ARTI E MESTIERI『TILT』を思わせるテクニックとテンションで突き進むジャズ・ロック・アンサンブルがただただ圧倒的です。緩急激しいメロディーをしなやかに歌いこなしていくヴォーカルも非常に印象的。メロトロンやハモンドが唸りを上げるヴィンテージなシンフォニック・ロック・テイストも魅力で、超絶リズム・セクションに乗ってELPばりのスリリングなキーボード・ソロが繰り広げられるパートも聴き所です。ジャズ・ロックをベースとした猛烈なテクニックに、ヴィンテージ感たっぷりのキーボード・ワーク、そして切ない叙情美が薫る地中海エッセンスすら感じさせる音楽性からは、メンバー一人一人の豊かな才能のぶつかり合いが感じ取れます。MATTIAS OLSSEN(ANGLAGARD)、DAVID JACKSONらのゲスト参加にも注目。これはずばり傑作!

  • LOST WORLD / OF THINGS AND BEINGS

    現代ロシアを代表する3人組プログレ・バンド、2016年作5th、圧倒的にまばゆくテンションみなぎるサウンドで駆け抜ける一大傑作

    現代ロシアを代表するのみならず、ヴァイオリンをフィーチャーした新鋭プログレ・バンドとして屈指と言えるクオリティを持つトリオ、2016年作5thアルバム。オープニングから、舞踏音楽も取り込んだ躍動感いっぱいのリズム・セクションをバックに、ヴァイオリンが鮮やかなトーンでまるで天空を駆け抜けるかのように鳴り、エレキ・ギターが追随しながら疾走感を加える。イマジネーションいっぱいにめくるめく鳴り響く管楽器も凄いし、アコギとフルートによる静謐なパートの奥ゆかしさも特筆。ロシアが生んだクラシック音楽の巨匠ストラヴィンスキーが蘇り、交響楽団とテクニカルなプログレ・バンドを従えた、といった感じのまばゆすぎるアンサンブルにただただ心躍ります。何という完成度。2016年のプログレ作品の中で間違いなくトップ3に君臨することでしょう。ずばり傑作です。

  • INNER DRIVE / OASIS

    ヴァイオリンやフルートが躍動する「鮮烈」なシンフォニック・ロックを聴かせるロシア注目の新鋭、2014年傑作デビュー作!

    06年にロシアはモスクワで結成された新鋭プログレ・グループ。EL&P、U.K.、イエス、ジェネシス、クリムゾン、ツェッペリンに影響を受けたKey奏者でコンポーザーのSergey Bolotovを中心にキーボード・トリオとして活動をスタートし、ヴァイオリン奏者やフルート奏者やギタリストをゲストに迎えて録音され、2014年にリリースされたデビュー作。まるでキース・エマーソンのような重厚かつテンションみなぎるピアノと艶やかに舞い上がるヴァイオリンとがダイナミックに躍動するオープニングから、デビュー作とは思えない鮮烈なプログレを聴かせます。シャープなドラム、ジャズ/フュージョンの確かな素養を感じるベースによるリズム隊も安定感抜群で特筆。瑞々しくリリカルなピアノに、フルートやヴァイオリンが静謐に響く映像喚起的なパートも素晴らしいし、レ・オルメ『フェローナ〜』ばりのキーボード・プログレもカッコ良いし、クラシカルなプログレとして、同郷の新鋭LOST WORLDや、ベテランで言えばハンガリーのAFTER CRYINGあたりと肩を並べる、と言っても過言ではないでしょう。これは素晴らしい作品。ヴァイオリンとフルートをフィーチャーしたシンフォニック・ロックのファンは必聴!

  • PTF / WHAT IS CONSTANT

    09年結成の日本産プログレ・バンド、仏MUSEAから世界配給された15年作2nd、ヴァイオリンが躍動する傑作!

    09年に結成されたヴァイオリン奏者の高島圭介を中心とする日本のプログレ・バンド。高く評価された13年のデビュー作と同じく、フランスMUSEAレーベルから世界配給される15年の2ndアルバム。日本的な「ワビサビ」も感じさせる詩情豊かにむせびなくフレーズから、高らかに伸び上がって行くスリリングなフレーズまで圧倒的な表現力を聴かせるヴァイオリン、そして、ヴァイオリンに負けじと叙情的なフレーズからU.K.ばりのテンションみなぎるフレーズまで炸裂するキーボード。リズム隊が生むハードなダイナミズムも魅力で、まるでジョン・ウェットンばりのズシリと重いトーンのアグレッシヴなベースによるリズム隊によるライヴ感もまた特筆です。「ワビサビ」なパートでのクラシカルで流麗なピアノも絶品。10分を超える大曲での「静」と「動」がダイナミックに対比した構成も見事だし、ワールドワイドなクオリティを持つヴァイオリン・プログレの傑作!

  • UNREAL CITY / LA CRUDELTA DI APRILE

    奇才FABIO ZUFFANTIプロデュースによる新鋭シンフォ・バンド13年デビュー作、FINISTERREを彷彿させるモダンなサウンドを聴かせる傑作シンフォ!

    LA MASCHERA DI CERA、HOSTSONATENなどで活躍するイタリアの奇才FABIO ZUFFANTIプロデュースによる新鋭シンフォ・バンド、13年デビュー作。タイトで疾走感のあるリズム隊、すっきりとした抜けの良いギター、情感豊かで気品高いピアノ、野太く艶のあるシンセによるクリアでモダンな音像のアンサンブル。FABIOのバンドFINISTERREに通じる音楽性が特徴です。そこに典雅なチェンバロやパイプ・オルガン、情熱的に切れ込むヴァイオリンなど、哀愁と格調高さに満ちたバロック・アンサンブルがなだれ込んでくる展開は興奮必至の素晴らしさ!満を持して湧き出してくるメロトロンも見事です。FINISTERREを受け継ぐモダニズムと古き良きバロックな格調を合わせ待った傑作!

  • TASIS / BUSQUEDA DE LO REMEDIABLE

    自主制作とは思えない完成度!ジャズやタンゴの香りたっぷりのアルゼンチンのプログレ新鋭バンド、2016年デビュー作

    ジャズやタンゴの香りたっぷり、ヴァイオリンをフィーチャーしたアルゼンチンのプログレ新鋭バンド、2016年デビュー作。豊かな響きのコード弾きから流れるような早弾きリードまで卓越したジャズ・ギターとノスタルジックなメロディを伸びやかに奏でるヴァイオリンを軸にした技巧的でいてふくよかなアンサンブルが魅力的。ここぞでは、マハビシュヌ・オーケストラ的なフュージョン・ロック・パートへと展開したり、ギターによる変拍子のミニマルなフレーズを背景にヴァイオリンがキレのあるフレーズで切れ込むチェンバー・ロック的テンションあるパートを織り交ぜるなど、表現力の豊かさは特筆です。南米らしい詩情豊かなメロディとセンチメンタルさを持ったヴォーカルもまた素晴らしい。スピネッタやチャーリー・ガルシアのDNAを確かに感じさせる好グループ。自主制作とはとても思えない完成度。70年代アルゼンチン・ロックのファンは必聴と言える快作です。

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。