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プログレ界の二世ミュージシャン特集!

今回は、偉大なミュージシャンである親の背中を追いかけてミュージシャンとなった、3人のプログレ界の二世ミュージシャン達をご紹介してまいります!

まずは現在話題のこの二世ミュージシャンが率いるプログレ・バンドをピックアップ!

SOUND OF CONTACT/DIMENSIONAUT

PHIL COLLINSの息子SIMON COLLINSがドラム/ヴォーカルを担当する英シンフォ・バンド、13年デビュー作!

新鋭英シンフォ・バンド、13年デビュー作。注目は何と言ってもPHIL COLLINSの息子SIMON COLLINSがドラム/ヴォーカルを担当している点。全編で披露される、SIMONによる厚みのあるパワフルなドラミングと、父親の声質に近い温かみのあるヴォーカルがやはり素晴らしい!そこにトニー・バンクスを宿す天を駆けるようにドラマティックに高鳴るキーボード、囁くように繊細なプレイからハードエッジに突き進むプレイまでを織り込む自在さがハケットを連想させるギターが加わり、70年代後期のGENESISを重厚感たっぷりに蘇らせたようなメロディアスで情感豊かなシンフォニック・ロックを演奏します。中でも、ラストの20分に及ぶ大曲は、「SUPPER’S READY」を思い出させる壮大に広がる演奏と隙のない構築性が見事な名曲。ここでも父親譲りのユニークかつテクニカルなドラムパターンを次々と繰り出していくSIMONのドラムが圧巻です。GENESISを受け継ぐファンタスティックさ、気品高さに、バンド独自の重厚感が加わった美しくも力強いメロディラインも聴き所。これは現代のGENESIS系シンフォ・バンドとして、イタリアのWATCHやSUBMARINE SILENCE、メキシコのCASTらにも並ぶ実力派バンド。文句なしの傑作です。

試聴 Click!

そう、英プログレを代表する名バンド、ジェネシスを率いたフィル・コリンズの息子サイモン・コリンズがドラマー/シンガーを務める新鋭バンドなんですよね。個性的なパターンを叩くドラマーとしての腕前も、少し鼻にかかった温かみのある歌声も父親譲りという感じですよね。

続いてはこちらのバンドをご紹介。

POOR GENETIC MATERIAL/A DAY IN JUNE

ベガーズ・オペラのヴォーカリストの息子がヴォーカルを担当する独英混成シンフォ・バンド、13年作!

99年結成のドイツ/イギリス混成のシンフォ・バンド、13年作。このバンドの特徴は、何と言っても70’s英ロック・バンド、ベガーズ・オペラのヴォーカリストであるマーティン・グリフィスの息子、フィリップ・グリフィスがヴォーカルを務めていること。父親に負けない明朗で力強い歌声が素晴らしく、時折聴かせるオペラチックな伸びやかさは父マーティンにそっくりで驚き。そうかと思うと3曲目以降では父マーティンのヴォーカルも登場し、往年と変わらぬ伸びのある歌声を披露。演奏もヴォーカルに劣らない素晴らしさで、タイトなリズム、メロディアスなギター、美しく叙情的なピアノ、物悲しいオルガンやフルートをフィーチャーした、70’s英ロック的な陰影とリリシズムを持つ絶品のアンサンブルを聴かせます。繊細でドラマティックな演奏に支えられ、フィリップのハイトーン・ヴォーカルがどこまでも飛翔していくパートは必聴!ヴォーカルの名唱とヴィンテージな温かみ溢れる演奏が印象に残るシンフォ力作です。

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VERTIGO史上1、2を争う怪しさ満点のキーフジャケでお馴染みのベガーズ・オペラ。そのヴォーカルを務めたMARTIN GRIFFITHSの息子PHILLIP GRIFFITHSがヴォーカルを担当するドイツのベテラン・シンフォ・バンドが彼らなんです。

試聴 Click!

ちなみにこちらがベガーズ・オペラでの父マーティンのヴォーカル。父のほうがパンチは効いてますが、声質から独特のシアトリカルな節回しまでかなり似てますよね。

さて、プログレ界で二世と言えば、彼も紹介しておかなければなりませんね。

CLIVE NOLAN & OLIVER WAKEMAN/JABBERWACKY

98年作、シンフォニック・コンセプト・アルバム、ピーター・バンクスやリック・ウェイクマン参加

言わずと知れたイエスの2代目キーボーディスト、リック・ウェイクマンの息子オリヴァー・ウェイクマンです。
彼も、父親譲りのクラシカルな荘厳さとファンタジックな躍動を併せ持つプレイが特徴。

どの世界でも二世は辛いとよく言われますが、紹介したどのミュージシャンも、父の音楽性を受け継ぎつつ自分だけのサウンドを追求しているように思えます。文字通り往年の名ミュージシャンたちのDNAを受け継ぐ新たな世代、これは今後も要注目ですね。

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