2017年7月12日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
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スタッフ佐藤です。
本日7月12日は「ラジオ本放送の日」。
1925年7月12日に東京放送局(現NHK放送センター)が国内最初のラジオ放送を開始したのを記念して制定されました。
ということは今年で92年目!まさに今の人類はラジオと共に歩んできたということですね。
ちなみに世界最初のラジオ放送は111年前の1906年12月24日マサチューセッツ州、レジナルド・フェッセンデンというカナダ人技術者によるクリスマス特別放送だったそうです。
さて、そんなわけで今回はラジオ放送に関連して、英国のBBCに残されたライヴ音源をカケレコ中古棚よりピックアップしてまいりたいと思います☆
まずは天下のビートルズから。94年にリリースされた「LIVE AT THE BBC」と、13年リリースの第2弾「LIVE AT THE BBC VOL.2」のセット。
司会者と英国人らしい皮肉の効いたやり取りを繰り広げる会話トラックもとても楽しめるんですよね。もちろん対訳を読みながらではありますが・・・。完全未発表だった『VOL.2』収録のチャック・ベリー・カバー「I’m Talking About You」をどうぞ☆
ロバート・ワイアット率いるカンタベリー・ロック・バンドが、71年にBBCに残したライヴ音源。
スリリングのインプロヴィゼージョンもたっぷりフィーチャーされた白熱のパフォーマンスが繰り広げられます。
ワイアットのドラマーとしての才覚も爆発!
ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサー、ダニー・カーワンという3人のギタリストが在籍した、初期ブルース・ロック時代のBBCライヴ音源を収録。「OH WELL」も最高ですが、ここでは英国ブルース・ロックらしい叙情性を持つ佳曲「ALBATROSS」をお聴きください。
インド生まれの英国人ギタリストGary Boyleの超絶プレイが炸裂するISOTOPEのBBCライヴ音源も素晴らしい内容。
ライヴならではと言えるエキサイトしていく演奏の中で、スタジオ盤以上にスリリングでキレのあるフレーズを繰り出すボイルのプレイは鳥肌モノ!
英国が誇るミュージシャンズ・ミュージシャンによる74年のBBCライヴ音源。ツェッペリンの曲で歌われていたり、フロイドの曲でリードシンガーを務めたりと名前こそよく聞くけど実際音は聴いたことない、という方も多い?はい、お聴きの通り最高なのです…。
全盛期と言える75~78年のBBC音源集で、演目もベスト選曲と言える12曲を収録。
華麗なキーボード・オーケストレーションに包まれたスタジオ盤以上に、パワフルで突き抜けるような魅力に溢れたハイライト「Day of The Dreamer」が素晴らしい~!
イタリアン・ロックの雄による、74-76年のBBCライヴ音源をCD2枚+DVD1枚にたっぷり収録。演奏面で脂が乗りまくったエネルギッシュなライヴを堪能することができるファン必携アイテムとなっています。全員が超絶テクを披露してますが、中でもやはりマウロ・パガーニのヴァイオリンはカッコ良すぎです!
ご存知オランダを代表するプログレ・バンドFOCUSが1976年に残したBBC音源がこちら。76年と言えば既にヤン・アッカーマンは脱退しており、後任のPhilip Catherineがギターを担当。元々ジャズ畑出身の方で、アッカーマンほどの派手で耳を引くプレイスタイルではないものの、ジャズの素養を前面に出したプレイで、知的かつ確かなテクニックを感じさせる堅実なパフォーマンスを聴かせます。
英ブルース・ロック異端のギタリストTony McPhee率いるGROUNDHOGSのBBCライヴも強烈です。
ブルース・ロックのコクと渋み、ハード・ロックの切れ味鋭さと疾走感を合わせ持ったサウンドはもう圧倒的なカッコ良さ。
ライヴならではの緊張感がさらに演奏の凶暴さを増幅していて、生粋のライヴ・バンドであることを伺わせるパフォーマンスです。
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