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BIG PINKレーベル新譜ピックアップ!SHAKEY VICK/『LITTLE WOMAN YOU’RE SO SWEET』【英ブルース・ロック】

こんにちは、スタッフの青山です。夏日が続きますね!
それでも窓を開けるとひんやりとした風が吹いていて気持ち良いです。

さて、本日は先日入荷したBIG PINKレーベル新譜、英ブルース・ロック作『SHAKEY VICK / LITTLE WOMAN YOU’RE SO SWEET』
をピックアップいたします。

SHAKEY VICKはイギリスのブルース・ハーピスト/シンガー。63年に、後にSAVOY BROWNに2代目ヴォーカリストとして加わるChris Youldenと最初のバンドを結成します。
2人はクラブMarqueeで演奏したりと活躍していたようです。このころ、後のフォガットのリード・シンガー/ギタリストとして活躍するDave Peverettと一緒に演奏することもよくあったようですね。

ロンドンのクラブで活動していたSHAKEYは、67年頃ちょうどハープ奏者が不在だったSAVOY BROWNに誘われますが、条件が折り合わずに断念。ちなみにこのころChris YouldenとDave PeverettはSAVOY BROWNに加入します。

自身のバンドで活動を続けていたSHAKEYが69年にPYEレコードからリリースしたのが、SHAKEY VICK名義の『LITTLE WOMAN YOU’RE SO SWEET』。

なにやら暗い雰囲気が漂うジャケットですね。俯き加減の女性が赤ん坊の人形を抱いているのがなんとも不気味ですが、
このころSHAKEYは家庭をもっていたそうですので、奥さんなのでしょうか。

このアルバムはバーミンガムのMOTHER’S CLUBでのライヴを収録したもの。
メンバーは、Graham Vickery (Vo/Harmonica)、Bruce Langman (G)、Nigel Tickler (B) 、Ned Balen (Dr)の4人 。

オープニングに「レディース&ジェントルメン・・・・」という風にバンドを紹介する声が入り、始まるぞ~とワクワク。
そこから始まる演奏は熱気ムンムンというより少しゆるい雰囲気で、SHAKEYの少し鼻にかかったヴォーカルとハーモニカ、控えめながら息の合った絶妙なリズム隊。観客の拍手や掛け声も入り、自分もクラブで1杯飲みながら聴いているよう。リラックスした気分で聴けるブルース・ロックの隠れた名盤です。

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