2019年3月6日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: フォーク
こんにちは、スタッフ佐藤です。
本日は3月6日。この日にリリースされたアルバムを調べてみると、佐藤も大好きな一枚トレイダー・ホーンの70年唯一作『MORNING WAY(朝の光の中で)』の誕生日でした。
トレイダー・ホーンは、ヴァン・モリソンを中心に結成されたバンドTHEMの元メンバー、ジャッキー・マコーリーと、FAIRPORT CONVENTIONの初代ヴォーカルとして1stに参加、その後クリムゾンの前身GILES, GILES & FRIPPにも短期間参加した女性シンガー、ジュディ・ダイブルの2人による英国のフォーク・デュオ。
69年にパイ・レコード(Pye Records)よりシングル「Sheena/Morning Way」をリリース、翌70年にドーン・レコード(Dawn Records)へ移籍して発表したのが唯一作である『MORNING WAY(朝の光の中で)』です。
1曲を除きすべてオリジナル曲で、清楚なダイブルの女声ヴォーカルと鼻にかかった優しげなマコーリーの男声ヴォーカルによるデュエットが素晴らしいんですよね。
優美でドリーミーな木漏れ日フォーク感と英フォーク本来の格調高さが絶妙に共存しているのが本作の魅力。
数曲で聴けるハープシコードやチェレスタといった鍵盤楽器やオートハープによる典雅な音色も印象的です。
「Morning Way」
「Growning man」
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