ダニー・コーチマーからつづれ織る、アメリカン・ロック特集

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キャロルキングの『つづれおり』

…THE・名盤ですね。

キャロルキングという一人の人間から、なぜこんなにも沢山の胸を打つ旋律が生まれるのか…！神秘です。
皆さんはどの曲がお好きですか。

今回久々に聴いてみて、「It’s Too Late」のギターが気になりました。主張し過ぎないのに味わい深い、哀愁あるギターソロ。
これは一体誰・・・？

ダニー・コーチマーでした。

アメリカン・ロックを支え続けている、名ミュージシャン、ダニー・コーチマーの活動を簡単に振り返ってみましょう。

60年代半ばころから、ジョエル・オブライエン等と共に地元ニューヨークでキング・ビーズとして活動。

R＆B！

幼なじみのジェイムス・テイラーとフライング・マシーンとしても活動してました。

リハーサル音源込みのアルバムで、
サンプリングにも使われた「Knocking ‘Round The Zoo」がクールです！

66年、イギリスに渡ったようで。ビートニクバンド、ファッグスに加入しています。

ギターとバイオリンで参加しています。
この曲のバイオリンがダニーコーチマーか…な？サイケ感充満してます。

アメリカに戻り、一緒にファッグスを抜けたチャールズ・ラーキーとキャロル・キングと３人でシティを結成。

う～ん、いいですねえ！
キャロルのボーカルと、ダニー、チャールズの演奏がそれぞれ際立ってます。
ドラムはジム・ゴードン。

『夢語り』は、多数のアーティストによってカバーされています。
詳しくは以下を・・・

シティは『夢語り』一枚を残して解散。レーベルのごたごたもあり、あまり売れなかったようです。
キャロルはこの後シンガー・ソング・ライターとして大きく羽ばたき、ダニーとチャールズはキャロルのバックをサポートします。

ダニーは自身のバンド、JO MAMAを立ち上げます。

コットン・アイド・ジョーと火の玉ロック以外はダニーの曲。
いい感じにレイドバックしていて、ファンキーで、最高です！

この頃ソロ活動もしています。

お気楽なファンクネスが心地よいです。
シンガー然としていない、ゆるいボーカルがグッドです。

このあとも、ダニーは多数のアーティストのバックを務めたり、プロデュースしたりと大忙し。