こんにちは、スタッフのユモトです。
本日は、カケレコ中古棚のセール・コーナーより、初期パンクの名盤をピックアップしてまいります。
ご存じのように、カケレコはプログレ・60~70年代ロックを得意としています。なので、80年前後のパンク創始者たちの作品は在庫が少ないと思われるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
例えば、CANやイギー・ポップはジョン・ライドンに影響をあたえ、THE WHOはポール・ウェラーに影響を与えるなど、ロック先人からの影響は連綿とつながっているのです。ですからカケレコは当然のようにそのジャンルを扱っています。
しかもカケレコでは、パンクはメインのジャンルからは少しはずれるということで、どれもけっこうお買い得。この機会にパンクのオリジネーターたちの作品をお値打ち価格で揃えてはいかがでしょうか。
なにを今更と言われるかもしれませんが、とりあえずこれは落とせない。デザイナーであるジェイミー・リードの鮮烈なジャケット・アート・ワークは秀逸。
『GOD SAVE THE QUEEN』
こちらもなにを今更な1枚。ベースのポール・シムノンのフェンダー・ベース破壊!その勢いで叩きつけたら手に反動大きいでしょ。
『LONDON CALLING』
ピストルズ、クラッシュときたら次はダムド。ここではちょっと変則的に、キャプテン・センシブルが脱退した後のライヴ・アルバムをピックアップ。その心は?来年3月に来日決定だからです。
『Grimly Fiendish』
上のライヴ・アルバムでもダムドがカバーしている名曲『LUST FOR LIFE』収録、イギー・ポップの77年作です。アメリカのパンク・オリジネーターはだれ?という問題もありますが、彼のサウンドとアティテュードがパンクであることは疑いありません。パンキッシュなモータウン・ビートに上がります。
『LUST FOR LIFE』
次はニューヨーク・パンクの一角であるテレヴィジョンのセカンドです。1枚目に比べ、ヒリヒリした質感が幾分和らぎ、けっこうポップな味わいがある曲ばかり。
『CAREFUL』
最後はラモーンズで締めましょう。邦題は『ラモーンズの激情』。でも激情ってほどハードなサウンドではないですが、いつでもポップでファストなところが彼らの持ち味です。
『Blitzkrieg Bop』
手っ取り早くいろいろ聞くにはオムニバスもあり。収録されているのはザ・ジャム、バズコックス、ストラングラーズなどなど。
最早説明不要の77年ロンドン・パンク・ムーヴメントの最右翼、我らがPISTOLSのデビュー作にして、唯一のオリジナル・アルバム!70年代の巨大産業化の一途を辿っていた、産業ロックを一網打尽にしたロック史上最大の破壊力を誇ったこのアルバム。刹那的な暴力衝動と英国王室に堂々と唾を吐いたアナーキズム、安全ピン、尖ったショートカット、破れた真っ黒な革ジャン等のファッション性もさることながら、この楽器がロクに弾けない若者たち、Johnny Rotten、Sid Vicious等が、欲求不満や情熱や怒りを起爆剤として、どこまでもソリッドでパワフルな音楽を展開できることを雄弁に語った、永遠のカウンター・カルチャーの聖典!勝手に聞きやがれ!!
デジパック仕様、2枚組、ボーナス・トラック2曲、スリップケース付き仕様
盤質:全面に多数傷
状態:並
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は盤に研磨跡あり
スリップケース付き仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック6曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
圧痕あり
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