2019年2月22日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、休日にぼんやりと聴きたい情緒溢れる英国ロック/フォーク作品をピックアップしてまいりたいと思います。
ビートルズ、ストーンズ、ザ・フー、キンクスという英国4大バンドのレコーディングに参加するなど、英米をまたいで活躍した名ピアニストによる73年ソロ・アルバム。
柔らかなタッチのピアノが彩るセンシティヴかつ哀愁いっぱいの名盤で、この2曲目などは休日の寝起きに聴きたい陽光溢れる一曲です。
英国が誇るメロディメイカー2人が組んだフォーク・ポップの名グループ。
柔らかな歌声と、少し哀愁のあるメロディがたまりません。ストリングスのアレンジも絶妙で、全てがツボを突いてきます。
遅く起きた朝、こんな曲を聴きながら朝食の支度をしたいですね。
元ハニーバスのピート・デロに見いだされた英SSW、デロがプロデュースを務めた73年唯一作。
休みの日は、朝食を食べた後眠くなりませんか?私はいつも二度寝してしまいますね。
このアルバムはそんな時にウトウトしながら聴くといいかも知れません。
アコースティックでセンチメンタルなメロディ、ピアノやストリングスも入ったピート・デロ仕様のアレンジ、そして少しくぐもった質感が素晴らしいです。
THE BANDからの影響が感じられる土臭く哀愁に溢れたアンサンブル。滲み出る英国的な陰影がたまりません。
ヴォーカルが特筆もので、渋みが少なく柔らかな歌声に心温まります。暖房の効いた部屋でぬくぬくとしながら、このアルバムを聴いてまったりしたら最高でしょう。
「メロディメイカー」と言って思い浮かぶ5人の中には入ってくるSSW。リンディスファーンを率いた名ミュージシャンですね。
ビートルズにも通ずる気品あるメロディと英国フォークの陰影との絶妙なブレンド。微かに憂いが滲むような歌声もたまりません。
英国らしい凛とした格調高さが全面に現れていた前作と比べ、よりメロディアスな歌もの中心のハートウォームな作風で聴かせる78年作。
ジャケットに登場しているリスを主人公とした作品で、お伽話の世界のような温かなファンタジーが聴き手を優しく包み込んでくれる珠玉の逸品。
いかがでしたでしょうか。皆様にとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
ザ・フー、キンクスのアルバムへの参加を皮切りに、ビートルズメンバーのソロ作や、ストーンズ、ジェフ・ベック・グループなどの作品に参加するなど、言わずと知れた英ロックシーンを代表するセッションピアニスト。73年の初ソロアルバム。彼ならではのコロコロとリリカルなトーンのピアノの素晴らしさは言わずもがな、米スワンプの名SSWジェリー・ウィリアムスと共作した4曲など、哀愁漂う流麗なメロディが絶品。センシティヴな感性が光るメランコリックな歌声もまた特筆です。特に「Lawyer’s Lament」は美しすぎる名曲で、ゲスト参加したミック・テイラーのギターも哀愁たっぷりに響いています。クイックシルバー・メッセンジャー・サーヴィスのアルバムにも収録されたインストゥルメンタル「Edward」も聴き所で、繊細なタッチながら嵐のようなピアノが圧巻。中盤スピードが緩むと、ピアノとホーン、そしてジョージ・ハリスンのスライド・ギターがゆったりと絡み、まどろむような空気にはサイケデリックな空気を感じます。ニッキーならではのリリカルなピアノとともに、60年代〜70年代の黄金のロック名盤への参加で培った芳醇なセンスが滲み出た名作。どの曲もこれでもかと胸に響きます。
AIRMAILレーベルより再発されたラリー・ペイジ・コレクションにそれぞれ名を連ねたCOLIN HAREとPETE DELLO AND FRIENDSが在籍していたブリティッシュ・ポップ・グループ。ブリティッシュ・ポップ・ファンはマストな一枚
柔らかな陽光が差し込む秋枯れの穏やかな日。アコギを携えそっと佇むRoger Morris。ジャケットにピンと来た英フォーク・ロックのファンの方、間違いなくハズレはありません!THE BANDからの影響が感じられる土臭く哀愁に溢れたアンサンブル。滲み出る英国的な陰影がたまりません。Roger Morrisのヴォーカルが特筆もので、渋みが少なく柔らかな歌声に心温まります。もちろんメロディも絶品!これぞブリティッシュ木漏れ日フォーク・ロックといえる愛すべき傑作!72年リリース。
英国を代表するフォーク・ロック・バンドLINDISFARNEを率い、ソロでは1st『PIPEDREAM』をはじめ味わい深い名盤を残した愛すべき英SSW。彼がLINDISFARNEの前身BRETHREN & DOWNTOWN FICTIONへと加入する以前の67から、LINDISFARNEが誕生した70年にかけての4年間に録音していたデモ音源集で、未発表録音が大半を占める全90曲を収録。前身のCHOSEN FEW時代より関わりのあったSKIP BIFFERTYとの共演曲、のちにLINDISFARNEの楽曲として発表されたナンバーの初期バージョンなども収録した、キャリア最初期の彼の活動を垣間見ることができる貴重かつ興味深い内容となっています!
ジェネシスの初代ギタリストとして活躍し、70年代後半以降はソロ・ミュージシャンとして英国的叙情性に満ちた質の高い作品をリリースしてきた彼の、記念すべき77年1stソロ。ジェネシスのメンバーであるマイク・ラザフォード、フィル・コリンズらが参加。フィリップスによる丹念に爪弾かれるアコースティック・ギターの調べを、ゆったりとおおらかに流れるシンセとリリシズムに満ちたフルートの音色が彩るスタイルを軸とした、アコースティカルな手触りのシンフォニック・ロックを聴かせます。アコースティック楽器主体の演奏ですが、中世トラッド色とよりアカデミックなクラシック的要素の両方が違和感なく一体となった、たおやかな牧歌性とともに格調高くも瑞々しい英国然とした音色が印象的。ジェネシス脱退後にクラシック音楽とクラシック・ギターを本格的に学んだというその成果が遺憾なく発揮されています。演奏のみならず組曲「Henry」におけるハイレベルな楽曲構築性なども彼の豊かな才能を証明しており聴き所。3曲あるヴォーカルナンバーは、1曲でフィリップス、2曲でコリンズがヴォーカルを取っており、特にコリンズによるヴォーカルナンバーは、ジェネシスとは趣の異なる繊細で素朴な味わい深さが大変魅力的。清冽な小川の流れ、風にそよぐ木立、一面に広がる田園など、英国丘陵地帯の情景がイマジネーション豊かに立ち上がってくるような名品です。
デモ音源やシングル・バージョン音源やスタジオ音源などを収録したDISC2を含む2枚組仕様、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
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