【カケレコ中古棚探検隊】在庫充実中のAOR紙ジャケCDからオススメ作品をピックアップ☆

• ツイート

スタッフ佐藤です。

何ファンかと聞かれると基本的にはプログレファンと答える佐藤ですが、
時間があってゆったり過ごしたいなぁというとき聴きたくなるのは、最近はAOR系が多かったりします。

今カケレコの中古棚をチェックしてみると、結構いいAOR作品が揃ってたんですよね。

というわけで、在庫充実中のAOR紙ジャケからオススメ作品をピックアップしてまいりましょう☆

エイドリアン・ガーヴィッツ / スウィート・ヴェンデッタ（甘い復讐）

まずはガンやスリー・マン・アーミーでの活動で英ハード・ファンにもおなじみのエイドリアン・ガーヴィッツが1stソロとして放ったAOR作をピックアップ！ジェフ・ポーカロやデヴィッド・ペイチらTOTOのメンバーを始めとする実力派を従え、L.A.流儀のメロウなAORを聴かせます。かつてのバリバリのハードロック時代からは想像できないサウンドですが、完成度は抜群！

ジミー・ウェッブ / エンジェル・ハート

ご存知バカラックと並ぶ巨匠コンポーザー/SSW、80年代において唯一のアルバムとなる82年作。アート・ガーファンクルで有名な「Scissors Cut」の作曲者バージョンが収録されているのが本作です。J.ポーカロ、D.ペイチ、S.ルカサーらTOTO勢に、D.フォスター、S.ビショップ、M.マクドナルド、K.ロギンスら錚々たるミュージシャンの参加が、彼のビッグネームぶりを物語ります。では意外と聴かれていないかもしれないオリジナル・バージョンの「Scissors Cut」をどうぞ☆

スティーヴ・キプナー / ノック・ザ・ウォールズ・ダウン

シカゴやオリヴィア・ニュートン・ジョンのヒット曲を手掛けたことでも知られる彼による79年の唯一作。持ち味のポップなソングライティングで聴かせる楽曲単位でも粒ぞろいですが、何と言ってもラスト曲でのジェイ・グレイドンによるキャリア屈指と云われる名演が必聴モノです。

ネッド・ドヒニー / ハード・キャンディ

下積み時代を共に乗り越えたジャクソン・ブラウンとも比較される実力派ウエスト・コーストSSW/コンポーザーが、スティーヴ・クロッパーをプロデュースに迎え放った76年の傑作がこの2nd。1stより漂わせていたソウル・フレイヴァーがS.クロッパーによってグッと引き出され、常夏のウエスト・コースト・サウンドと絶妙に融合。SSW然とした繊細な1stに対して、大人のバカンス感が強まったメロウで開放的なサウンドが楽しめます♪

ジェラード・ケニー / メイド・イット・スルー・ザ・レイン

好きな人にはたまらないピアノAORの大名盤と言ったらコチラ。この表題曲「Made It Thru The Rain」はバリー・マニロウも取り上げヒットさせた珠玉のAORナンバーです。NYにいた下積み時代にはあのビリー・ジョエルとバンドを組んでいたという経歴を持つ人物で、二人の傑出したピアノマンが共に活動していたという事実に運命を感じます…。

ジノ・ヴァネリ / ブラザー・トゥ・ブラザー

抜群の歌唱力でAOR界のスターとなったカナダ出身のシンガーによる一枚。最高傑作とされる78年作で、この表題曲は凝った構成も素晴らしい怒涛のテクニカル・フュージョン・ナンバーとなっています。これはプログレ・ファンにも直撃！？

シー・レヴェル / ボール・ルーム

オールマン・ブラザーズ・バンド解散後にキーボーディストのチャック・リーヴェルが中心となって結成したバンドがシー・レヴェル。洗練されたAOR色とサザン・ロックらしい土の匂いが絶妙に配合されたサウンドは、ありそうで他にないものと言えるかもしれません。名盤！

スタイラス / ホエア・イン・ザ・ワールド

オーストラリア出身のブルー・アイド・ソウル/AORバンドによる76年デビュー作。全員が白人メンバーとは思えない濃厚なソウル・フレイヴァーにAOR的な都会の洗練がプラスされた絶品ブルー・アイド・ソウルが楽しめます。シールズ＆クロフツによる名曲「SUMMER BREEZE」の好カバーをどうぞ☆

トム・スノウ / ハングリー・ナイツ

ジョー・コッカー、リタ・クーリッジ、レオ・セイヤー、オリビア・ニュートンジョン、ケニー・ロジャース、ダイアナ・ロスや映画「フット・ルース」などへの楽曲提供で知られるソングライター、名盤としてAORファンから高い人気の82年作。オープニングから軽快なギター・カッティングと弾むキーボードに心踊ります。キャッチーでいて優美なメロディ、優しい歌声はさすがの極上っぷり。以降も最終曲まで心にじんわりと響く美しく泣けるメロディを持った佳曲がずらりと続きます。

シャカタク / ナイト・バーズ

最後は、英国を代表するジャズファンク/フュージョン＆AORバンドによる、リリース当時まさに飛ぶように売れたと云われる名盤をピックアップ。サックスのDick MorrisseyはIFの元メンバーとして、女性シンガーJil Sawardは唯一作を残したFUSION ORCHESTRAのシンガーとして、ブリティッシュ・ロック・ファンにもお馴染みですね。ファンク色は確かにあるのですが、全然暑苦しくない美しく洗練されたサウンドは実に英国的です。

その他にもAOR紙ジャケたくさん在庫ありますよ～。チェック是非☆
AOR中古在庫リストへGO！

関連カテゴリー

• ブリティッシュ・ハード・ロック
• ブリティッシュ・ジャズ・ロック
• 米SSW/スワンプ/カントリー・ロック
• ソフト・ロック/ポップ・サイケ
• 哀愁のブリティッシュ・ロック
• ウェストコースト・ロック
• AOR/フュージョン
• その他ユーロ・辺境ロック