2016年7月27日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
英音楽サイトTEAMROCKが選んだブリティシュ・ブルース・ロック・アルバムTOP30をご紹介いたしましょう!
名盤がズラリと並んだランキングになってます。
まずは、30位から21位までをご紹介!
30. FRANKIE MILLER /『The Rock』(1975)
29. HUMBLE PIE /『As Safe As Yesterday Is』(1969)
28. TASTE /『On The Boards』(1970)
27. SPOOKY TOOTH /『Spooky Two』(1969)
26. JUICY LUCY /『Juicy Lucy』(1969)
25. CHICKEN SHACK /『40 Blue Fingers Freshly Packed And Ready To Serve 』(1968)
24. MANFRED MANN /『The Five Faces Of Manfred Mann』(1964)
23. BLIND FAITH /『Blind Faith』(1969)
22. GRAHAM BOND ORGANISATION /『There’s A Bond Between Us』(1965)
21. BLODWYN PIG /『Ahead Rings Out』(1969)
TOP20は動画も一緒にお楽しみください!!
20. ROBIN TROWER /『Bridge Of Sighs』(1974)
19. CLIMAX BLUES BAND /『Plays On』(1969)
18. SAVOY BROWN /『Blue Matter』(1969)
17. THE GROUNDHOGS /『Thank Christ For The Bomb』(1970)
16. RORY GALLAGHER /『Tattoo』(1973)
15. THEM /『The Angry Young Them』(1965)
14. JOHN MAYALL & THE BLUESBREAKERS /『A Hard Road』(1967)
13. BAD COMPANY /『Bad Company』(1974)
12. THE ANIMALS /『The Animals』(1964)
11. ALEXIS KORNER’S BLUES INCORPORATED /『R&B From The Marquee』(1962)
原文はこちら
http://teamrock.com/feature/2007-03-23/the-top-30-british-blues-rock-albums-of-all-time
いかがでしたか?
ブリティッシュ・ブルース・シーンを探求した特集もぜひご覧ください!
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本場アメリカ南部で生まれたブルースがイギリスに輸入されて誕生したブリティッシュ・ブルース・シーンを特集。アコースティック・ブルースから、エレクトリック化、さらに「ロック」と融合してブルース・ロック・ムーヴメントへと発展した激動の50年代~60年代の流れを見ていくことにいたしましょう。
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大物ロック・ミュージシャンが大集結したスーパー・グループ、Blind Faithがたった半年という一瞬の活動期間に放った、大輪の華。Eric Clapton(g、元Yardbirds、Cream)、Ginger Baker(ds、元Cream)、Steve Winwood(vo、key、g、元Spencer Davis Group、Traffic)、Rick Gretch(b、元Family)という錚々たる顔ぶれもさることながら、Claptonの音楽的欲求がコンテンポラリー・ブルースへと向かっていたこの時期に、志を同じくしたTrafficのSteve Winwoodとその追求を目指したことが窺える作品と言えるでしょう。とは言え、互いに激しく火花を散らすような作風には程遠く、肩肘を張らない、ナチュラルなセッション・ユニットと言った風情のアルバム。「盲目的な信頼」と名付けられたこの皮肉めいたスーパー・グループは、69年6月、ロンドンのハイドパークにおよそ10万人!の観客を集め、アルバムはミリオン・セラー。その後の米国ツアーを経て、バンドはあっという間に解散。Eric Claptonはこの流れのまま、Delaney & Bonnieたちとの共作に続いて行きます。
廃盤、SACD[SHM仕様]、SACD対応プレーヤー専用ディスク、2013年DSDリマスタリング、定価3000+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
若干帯中央部分に色褪せあり
廃盤、SACD[SHM仕様]、SACD対応プレーヤー専用ディスク、2013年DSDリマスタリング、定価3000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、軽微な折れあり
MQA-CD×UHQCD、米国オリジナルアナログテープを基にした2013年DSDマスターを176.4kHz/24bitに変換して収録、クリアファイル帯仕様、CDプレイヤーで再生可ですがハイレゾ再生にはMQA対応機器が必要です。定価3000+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
デジパック仕様、プラスリップケース付き仕様、2枚組
盤質:傷あり
状態:並
若干カビあり、スリップケースに経年変化・割れあり
ブルース・ロックからハード・ロックへの流れの中で、圧倒的な音圧で他のバンドをなぎ倒し、一気にシーンの先頭へと躍り出た怪物デビュー作。冴え渡るJimmy Pageのギター・リフ、Robert Plantの超絶シャウト・ヴォーカル、鋼のようなリズム隊。たった4人で生み出しているとは信じられない鋼鉄のサウンドで迫る傑作。
66年発表のスーパー・ギタリスト・グループ、CREAMの1stアルバム。GRAHAM BOND ORGANISATIONに参加していたGinger BakerとJack Bruce、John MayallのBLUESBREAKERSに参加していたEric Claptonの3人によって結成された元祖ハード・ロック、元祖スーパー・グループによる記念すべきデビュー作です!ブルースのカヴァーなども含むものの、大半はJack Bruce作によるサイケ調のロック曲が並んでいます。次作と比べるとハード・ロック的な要素は薄く、サイケ・ポップ的な軽めの曲が多く。60年代末のアート・ロック的な雰囲気を思いっきり体感できる作品であり、あの時代の空気が感じられる素晴しい作品です。Eric Claptonは素晴しいギター・プレイを聞かせているものの、かなり控えめであり出番がくると思いっきり演奏するという感じ。そのため各曲はかなりメリハリがついており、ダラダラと演奏をしている感じはなく、この作品からは明らかに後のCreamへと成長して行くその萌芽が垣間見る事ができるでしょう。お薦めは、1.I Feel Free、2.N.S.U、4.Dreaming、5.Sweet Wine、6.Spoonful、10.Im So Glad等、ボーカル&演奏ともに素晴らしい楽曲が並びます。Creamファンの中では、このアルバムを最高傑作と考える支持者も多くあります。
元FREEのPaul Rodgers(Vo.)とSimon Kirke(Dr.)、元MOTT THE HOOPLEのMick ralphs(G.)、元KING CRIMSONのBoz Burrell(B.)の4人で結成されたスーパー・グループ、74年の1stにして代表作。優れたソング・ライターであるMick Ralphsの貢献により、Paul Rodgersのソウルフルなヴォーカルを活かしたキャッチーなハード・ロック・ナンバーが並ぶアルバムとなりました。意図的に音をずらして跳ねるベース、最小限の音数でうねるドラムが生み出すグルーヴに、快活なリフを刻むギター、ルーズながらも力強いヴォーカルが、キャッチーなメロディを乗せる骨太のアンサンブル。ミドル・テンポ中心の楽曲群から、ロックの魅力が分かりやすく伝わるアルバムです。
67年リリースの衝撃のデビュー作。「Foxy Lady」「Manic Depression」「Red House」と続く冒頭の3曲から、もう強力!強力!ブルースに根ざしながらダイナミックでキャッチーな楽曲。とめどなく音が溢れるイマジネーションいっぱいのギター。この作品が無ければ、ロック史は全く違ったものになっていたでしょう。これぞ金字塔。
ブルースがやりたくてヤードバーズを抜けたクラプトンが参加したブルース・ロック・グループ。66年リリースの本作は、水を得た魚のようにクラプトンのギターが躍動する英国ブルース・ロック屈指の名作。本作が無ければ、英国のブルース・ムーヴメントは無かったでしょう。僕にとってのクラプトンは、アコギが得意な、落ち着いたブルースおやじというイメージだったので、本作をはじめて聞いたとき驚きました。すげぇエネルギッシュ!バキバキに歪んだギターのなんとスリリングで格好良いこと!長くしまわれていたギターを引っ張りだし、連夜、「Hideaway」を練習しました。クラプトンだけでなく、英国を代表するブルース・マスターであるジョン・メイオールの淡く渋いヴォーカル&ピアノも絶品の味わい。ブリティッシュ・ブルース・ロックの大名盤。
1964年3月、ロンドンはマーキー・クラブでのライヴ盤。全曲がブルースとR&Bのカバーで占められ、スピード感と熱気に溢れた演奏が楽しめます。クラプトンのスリリングで熱気ほとばしるギターはもちろん素晴らしいですが、ブルースハープを交えてややハスキーな渋い声で歌いあげるレルフも大変格好いいです。
廃盤希少!!スリップケース付き仕様、SACD/CDハイブリッド、シリアルナンバー入り
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケースツメ跡あり
マイク・ハリスン&ゲイリー・ライトによるツイン・キーボードとルーサー・グロヴナーのスリリングなギターを中心としたソリッドなアンサンブルが魅力の英ハード・ロック・グループ。69年作の2nd。
2005年リマスター、ボーナス・トラック5曲、歌詞対訳なし、定価1000+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
67年発表の第3作目。英文ライナー・ノーツに当時のJOHN MAYALLの文章が載せられていますが、それによるとこのアルバムでERIC CLAPTONの後を担ってリード・ギターを弾いている、PETER GREENのミュージシャンとしての成長がこのアルバムの特徴のひとつと言えるようです。CLAPTONのコピーリストみたいだった彼が、だんだんと独自のサウンドを掴んでいったということが述べられています。全編に渡って鋭いブルース・ロックが展開されて行きますが、BASEにJOHN MCBEEが参加ということもあり、オリジナル・FLEETWOOD MACの原石がここにあったということも特筆すべき内容となっています。脱CLAPONを図った傑作!
英国3大ブルース・バンドのひとつであるSAVOY BROWNが、69年にリリースした3枚目のアルバム。前作から参加したChris Youldenの才能溢れる作曲センスと、このバンドの創始者であるKim Simmondsの英国らしい勢いあるギターを聴くことが出来、ホーンやパーカッションなども駆使したサヴォイ・ブギーが炸裂!この時代の彼等の演奏は濃密な空気感に満たされています。本作は当時アナログLPではA面がスタジオ録音、B面がライヴ録音となっており、それぞれラインアップが違っています。ライヴ録音の方は、ヴォーカルがLonesome Dave Peverettがとっていて、圧巻は『8. Louisiana Blues』。この曲はいろんな人が取り上げていますが、アレンジが素晴らしく、単調なベースのリズムに、Simmondsのギターが絡みつくように冴えわたっています。SAVOY BROWNの全アルバムの中でも一番と言っていい程の深く味わいのある傑作です。
廃盤、紙ジャケット仕様、K2HD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2300
盤質:全面に多数傷
状態:並
帯無
帯無、紙ジャケにスレあり、紙ジャケ内側に汚れあり、解説に若干黄ばみあり
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