2015年4月22日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: 日々是ロック
こんにちは、カケレコ店長の田中です。
最近入荷したCD、売れたCDの中から店長オススメの作品をピックアップするこちらのコーナー「日々是ロック」。
プログレ、ロック、ジャズ・ロック、サイケ、ハード・ロック、フォークなどジャンルを横断して世界のロックをカケハしてまいります。
スペインの人気プログレ新鋭バンドによる新譜が届きましたので、早速、ピックアップいたしましょう。
残念ながらYoutubeに動画があがっていないため試聴は今のところできないのですが、激カケレコメンドですよ~。
スウェーデンやイタリアのバンドに負けじと、スペインはバルセロナから登場した70年代スタイルの新鋭プログレ・バンド。
待望の2015年新譜が届きました。
ジェネシスやキャメルのファンにカケレコが自信を持ってオススメしまする逸品ですよ~。
盤は極小数枚がプレスされたのみという英国マイナープログレの激レア盤が新規リイシュー!
男女ツイン・ヴォーカル&ツイン・リード・ギターという編成で、「ジェファーソン・エアプレイン × イエス ÷ 英国田園風景」って感じの快作ですよ~。
70年代はじめにイギリスで活動していたツインギター編成の5人組ヘヴィ・サイケ・バンドが73年に録音されながらお蔵入りとなった幻の作品のリイシュー盤が再入荷しました。
音の方は、英サイケJULYからサイケ・ポップ感をなくしてダウナーにした感じ!?
アンダーグラウンド臭ぷんぷんの幻の73年作です。
ロシアMALSレーベルの作品が多数入荷しましたので、その中から3枚をピックアップいたしましょう。
ドイツやスイスとの国境にほど近いフランス東部はベルフォールのバンドなんですが、何とも言えない奥ゆかしいメランコリーがたまらないなぁ。
初期クリムゾンやジェネシスのファンは是非一聴を!
なんと80年代はじめの中東はバーレーンに、ジェネシスやキャメル直系のこれほどまでにハイレベルなシンフォ・バンドが居たとは・・・。
初期イエス的なハード・ドライヴィング&キャッチーなパートあり、メロトロン溢れるジェネシス直系のパートあり、そこにフルートも鳴らされて、そりゃ、シンフォ・ファンはニンマリですよ。
充実のケベック新鋭、07年作!
MALSレーベルの在庫一覧はこちら!
南米から届いたチェンバー/ジャズ・ロック新鋭を2枚ピックアップ。
ジャズからファンクまで飲み込み、ジャム・バンド的な浮遊感や爽快さを持ったモダンなセンス溢れるジャズ・ロック新鋭。
2014年デビュー作。
アルゼンチンはブエノスアイレス出身!
コロンビアで注目の新鋭チェンバー・ロック/レコメン系グループを発見!
ユニヴェル・バロばりのテンションみなぎるパートあり、フォークロア調パートあり、こりゃ素晴らしい!
【関連記事】
00年代に入ってジャズ・ロック/チェンバー・ロック/アヴァン・ロックの充実ぶりが凄い!ということで、ユーロ各国から北米、南米まで、世界中から届くジャズ・ロック/チェンバー・ロック/アヴァン・ロックの2014年新譜をピックアップ!
南米つながりで、ラストは、プログレファンにもロックファンにもおすすめのアルゼンチンの名品をセレクト。
アルゼンチン初のコンセプト・アルバムと言えば?
これ、イタリアのフォルムラ・トレが好きならたまらないはず!
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
またお会いいたしましょう。
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ロンドン東部に位置するダグナム出身のグループ、71年の唯一作で、原盤は極小数枚がプレスされたのみの激レア盤。男女ツイン・ヴォーカルで、曲によってリードを分け合うスタイルで、ツイン・ギターとリズム隊による6人組。粒立ちの良いトーンで音数多く畳み掛けるドライヴ感抜群のギター、ゴリゴリと疾走するベースとパワフルに叩きまくるドラムによる強靭なリズム隊は、ザ・フーは初期イエスを彷彿させますが、女性ヴォーカル、男性ヴォーカルともにフォーキーといいますかドリーミーで陰影たっぷりで、そのコントラストがこのバンドのオリジナリティ。クラシック・ギターの素養とともに、サイケやフォークやジャズのエッセンスを散りばめたようなギタリストはかなりユニークなフレーズを連発していて、チェコあたりのテクニカルなギタリストも彷彿させます。ツイン・ギターのリードも特筆。ジェファーソン・エアプレインとイエスを掛けあわせて、英国田園風景で割ったような何とも個性的なマイナープログレ快作です。
70年代はじめにイギリスで活動していたツインギター編成の5人組ヘヴィ・サイケ・バンド。73年に録音されながらお蔵入りとなった幻の作品。ゆったりと沈み込むように鳴らされるリズム・ギター、ファズをたっぷりにフリーキーに垂れ流されるリード・ギター、気だるいヴォーカルとメランコリックなメロディ。時折、レッド・ツェッペリンのオリエンタルな曲を彷彿させるリズムのキメも飛び出し印象的。英サイケJULYからサイケ・ポップ感をなくしてダウナーにした感じのアンダーグラウンド臭ぷんぷんのサウンドが特徴です。でも、時々、素っ頓狂だったり牧歌的だったり、愛嬌もある感じの愛すべき好盤です。
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