2014年7月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
こんにちは、カケレコ店長の田中です。
新鋭プログレ部門で今ホットな作品の一つ、南米ブラジルの新鋭プログレ作品『BRUNO MANSINI/DREAMS FROM THE EARTH』が再入荷いたしました!
そこから他の作品へとカケハしたり、関連する特集記事やジュークボックスや在庫リストを紹介してまいりましょう。
思いもしなかった作品と出会ったり、新たなジャンルの扉が開いたり、みなさまのロック探求のワクワクに少しでも貢献できれば幸いです。
ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2013年デビュー作。
ずばり、ブラジルからのMOON SAFARIへの回答!
煌びやかなトーンで荘厳に鳴り響くキーボードとたおやかなアコギによるバッキング、その上で流麗なメロディを紡ぐムーグ・シンセ、精緻なタッチで伸びやかなメロディを奏でるギター、心にスッと入り込む透明感あるヴォーカルと豊かなコーラス・ワーク、美しくキャッチーなメロディ・ライン。
イエスの明快さとジェネシスの叙情美とがあわさったようなサウンドは往年のプログレ・ファンは歓喜すること間違いなしでしょう。
これは激レコメンド~。
カケレコにはニッチなカテゴリーが沢山ありますが、「南米プログレ新鋭」というカテゴリーだってありますよ~。新品・中古CDを人気順でどうぞ!
テクノロジーの進化もあり、近年は、世界各国からマルチ・コンポーザーによる良作が続々と届いております。
Bruno Mansiniが気に入ったなら、オランダのChrisもオススメですよ~。
注目のオランダの天才マルチ・ミュージシャン。
才能ほとばしる映像喚起的でファンタスティックなサウンドと、オランダならではの柔らかなポップ・フィーリング。
ジャケットの通りの鮮やかで温かみもあるファンタスティックな逸品。あまりにマジカルな傑作です!
CHRISにはインタビューも敢行!なるほど~、そういった影響の元でこのサウンドになっているんですね~。
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注目のプログレ新鋭の魅力に迫る「アーティスト・インタビュー」企画。近年続々とメロディアスな名作がリリースされているオランダのプログレ・シーンの中でも特にその才能に注目が集まるコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者のCHRISことChristiaan Bruinにインタビュー。
その他、マルチ・コンポーザーはこちらの記事で特集しておりますので、是非、チェックください。
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イタリアが誇るFabio Zuffantiや今カケレコで大人気のオランダのChrisをはじめ、世界各国からマルチ・コンポーザーによる良質な作品が続々と届けられています。注目の作品をピックアップいたしましょう。
Bruno Mansiniを「ブラジルからのMOON SAFARIへの回答」と評しましたが、本家MOON SAFARIの2013年作もあらためてピックアップいたしましょう。
05年にデビューしたスウェーデンのグループ。
2010年の『LOVER’S END』でブレイクし、2013年1月には来日。ライヴ・アルバム、ミニ・アルバムをはさんでリリースされた2013年作。フル・スタジオ・アルバムとしては通算4作目。
覚醒したソングライティング、より一体感を増した演奏、アイデアみなぎるアレンジ。
『LOVER’S END』であれだけの高みに上りつめた後で、次の展開はどうなるのかと思っていましたが、まさか『LOVER’S END』が序章だったとは・・・。
ビートルズで言えば、『ラバーソウル』の後の『リヴォルヴァー』ぐらいの尖りっぷり。恐るべし才能!
バンドの最高傑作であり、00年代以降のプログレ最高到達地点と言っても過言ではない大傑作!
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イエス『危機』を出発点に、テンションいっぱいのアンサンブルとファンタスティックなメロディ&コーラスが素晴らしいプログレを世界中からピックアップ!
90年代以降のプログレ・シーンを牽引する北欧のプログレ新鋭に絞って中古CDを見てみましょう。おっと、今ならMOON SAFARIもありますね!
MOON SAFARIの源流にある70年代のスウェーデンのシンフォニック・ロックも一枚ピックアップいたしましょう。
まるでキャメルやジェネシスのファンタスティックな部分だけを抽出したみたいな溢れんばかりのリリシズム。
スウェーデンが誇る名作シンフォで、ムーン・サファリにもきっと大きな影響を与えてるでしょう。
KAIPAをはじめとるする70年代の往年の北欧プログレの在庫も豊富ですよ~。中古CDもザクザク!
北欧と言えば、スウェーデンが中心ですが、それと並んでカケレコ的にオススメなのがフィンランドのグループ達。
英VIRGINから世界デビューも果たしたトップバンドと言えば・・・WIGWAMですね!
73年作の最高傑作とも評される4thアルバム。
オルガン、シンセ、ピアノを中心とした叙情性溢れるアンサンブルとビートルズ的とも言えるポップなメロディーが印象的。
そのサウンドは「ジョン・レノンとリチャード・シンクレアとマイク・オールドフィールドとアル・クーパーがセッションしたら」って感じ?
フィンランドのプログレは、こちらで大特集!
ラストは、カケレコらしくニッチ&ディープな作品で締めくくりましょう。
WIGWAMが好きなら、イスラエルのKAVERETは激レコメンド!
Yoni Rechterなど、後々もイスラエルの音楽シーンで活躍を続ける名ミュージシャンが複数在籍した70年代イスラエル・ロックを代表するグループ。73年作の1st。
ポール・マッカートニーがカンタベリー生まれで、ロバート・ワイアットと出会っていたら?って感じのマジカルすぎる名品。
イスラエルはカンタベリー・ミュージックや北欧プログレのファンにとって名作の宝庫。
カケレコ得意の潮流図とともに特集しておりますよ~。
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SHESHETやKTZAT ACHERET(NO NAMES)をはじめ、ジャズをベースにした洗練された演奏と巧みなポップ・センスがブレンドしたまばゆい音楽の宝庫、イスラエルを大特集!
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
Yoni Rechterなど、後々もイスラエルの音楽シーンで活躍を続ける名ミュージシャンが複数在籍した70年代イスラエル・ロックを代表するグループ。73年作の1st。ずばり好グループです!有名なグループで例えると、WIGWAMに近い印象。60年代ブリティッシュ・ポップのDNAを受け継ぐ優美でキャッチーなメロディ、卓越したコーラス・ワーク、カンタベリーを彷彿とさせるエレピや流麗なギターなどジャズ・ロックのエッセンス、そしてシリアスになり過ぎないユーモアや遊び心。これだけのグループがほとんど知られていないということに驚くほどの完成度。カンタベリー・ミュージックや北欧プログレが好きな方は是非、聴いてみてください!本当に素晴らしいです。あまりのワクワク感に笑みがこぼれます。
ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2013年デビュー作。煌びやかなトーンで荘厳に鳴り響くキーボードとたおやかなアコギによるバッキング、その上で流麗なメロディを紡ぐムーグ・シンセ、精緻なタッチで伸びやかなメロディを奏でるギター、心にスッと入り込む透明感あるヴォーカルと豊かなコーラス・ワーク、美しくキャッチーなメロディ・ライン。オープニング・ナンバーを聴いて、ムーン・サファリが頭に浮かびました。ムーン・サファリのKey奏者/VoのSimon Akessonに曲調・声質ともによく似ている気がします。クイーンばりのコーラス・ワークから、ムーグとエレキがめくるめくメロディアスなリードを交換しあう間奏部分のドラマティックさも特筆。イエスの明快さとジェネシスの叙情美とがあわさったようなサウンドは往年のプログレ・ファンは歓喜すること間違いなしでしょう。2曲目もまた、瑞々しいアコギの爪弾きに、艶やかな音色のストリングスとピアノが入るイマジネーション豊かなイントロも良いし、そこから、タイトなリズムが入り、ムーグとギターがのびのびとリードを奏でるダイナミックなパートへとスイッチする展開も心躍るし、これは素晴らしいです。イエスやジェネシスのファンはもちろん、ムーン・サファリのファンは必聴と言える驚きの快作!
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