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プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!

ロック・ミュージックの先端を行く国として60~70年代に栄華を誇ったイギリス。
ご存知の通り70年代における世界的なプログレッシヴ・ロックの隆盛も、英国5大バンドを中心に巻き起こったものでした。

時は流れ、90年代~00年代にはイタリアやスウェーデンやポーランドといったヨーロッパ各国のプログレが勢力を伸ばし、英国のプログレ・シーンは第一線からはやや遠ざかっていた感がありました。

しかし、BIG BIG TRAINやMAGENTAといった90年代~00年代の英国シーンを引っ張ってきたベテラン・バンドの背中を見て成長した若手バンドが、今次々とその才能を花開かせているんです。

プログレの本場イギリスの誇るハイレベルな新鋭たちを厳選してご紹介してまいりましょう~。
まずは22年入荷の要注目英プログレ作品からチェック!


GHOST OF THE MACHINE/SCISSORGAMES

GENESISのファンタスティックさ+80年代RUSHのキャッチーさと疾走感!?

英国の香りを漂わせながらも抜群にヌケの良いプログレ・ハードを聴かせてくれる快作!

人気グループTHIS WINTER MACHINEを離れたメンバーが新たに結成したバンドだけあってクオリティはピカイチですよ~。

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STUCKFISH/DAYS OF INNOCENCE

晴天の空いっぱいに音が広がるような、とにかくスケール大きくて心地よさ100%のサウンドに心奪われます。

Tony Banks譲りのファンタスティックなキーボードも華を添える、英メロディアス・プログレ22年作3rd!

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LAST FLIGHT TO PLUTO/RANDOM KARMA FATE AND DESTINY

美声女性ヴォーカルがよく注目されるプログレ・シーンにあって、このキュート&コケティッシュな女性ヴォーカルは新鮮だなぁ。

疾走感抜群のトリプル・ギターも炸裂する、ハード・エッジなウェールズ産シンフォ好盤!

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MOBIUS/MAKE THE PROMISE

この英新鋭、まるで『MOONMADNESS』にプログレ・ハード的ソリッド感を加えたような感じ?

ピアノとシンセが丹念に織り上げるデリケートな音世界をバックに、A.ラティマーばりの泣きのギターが疾走する序盤から早くもノックアウト状態~。

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カイト・パレード/ザ・ウェイ・ホーム

スポビ&BBTという米英の一級プログレ・バンドで活躍する名ドラマ―Nick DVirgilio参加プロジェクト。

YES、GENESIS、SUPERTRUMP影響下のマルチ奏者が中心人物で、まさにそれらのバンドを複合した抜群にキャッチーで抜けの良い音を聴かせる快作!

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TIGER MOTH TALES/A SONG OF SPRING

CAMELに在籍しながら、自身のプロジェクトでも現英国プログレ・シーンを牽引する天才アーティストがこちら。

この22年作、改めてGENESIS&CAMELファンにとって奇跡のような逸材であることを実感させてくれる出来栄えです。

バンドメイトである御大アンディ・ラティマーが参加した15分の大作をはじめ、これでもかとファンタスティックでキラメキいっぱいのナンバーが詰まった会心作!

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TIGER MOTH TALES/SPRING RELOADED

会心の出来栄えとなった22年フルアルバム『A SONG OF SPRING』の別ミックスを中心に収録したEPも同時リリース!

フルアルバム収録曲のアコースティック・バージョンやインストゥルメンタル・バージョン、今年行われたライヴの音源など、『A SONG OF SPRING』が気に入ったなら是非合わせて聴いてもらいたいです♪

CAMELタイプという事ならこちらの人気グループもすんばらしい新作を出してくれましたね☆

KARFAGEN/LAND OF GREEN AND GOLD

CAMELのリリカルな幻想性とTHE FLOWER KINGS的ダイナミズムを合体させたようなスケール大きなサウンドは、相変わらず文句のつけどころのない完成度。

アコーディオン系の楽器が軽快に踊り込む東欧ルーツを感じさせる民族エッセンスも見事な22年作!

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DRIFTING SUN/FORSAKEN INNOCENCE

フランス出身で英国を拠点に活動するキーボーディストPat Sandersを中心とするバンド。

IQ~FROST*のベーシストやKARNATAKAのドラマー、ギリシャの才人JARGONらを新たなメンバーに迎えたこの21年作が凄い。

PFM「River Of Life」ばりのドラマ性を秘めた劇的すぎるシンフォニック・ロックを鳴らす一曲目で早速ノックアウト!

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THIS WINTER MACHINE/KITES

MARILLIONとRUSHによってプログレへと導かれた新鋭シンフォ・グループによる3rdアルバム。

IQやPENDRAGONらネオ・プログレを受け継ぎながら、より繊細でメランコリックに描かれるサウンドからは、王道的ブリティッシュ・プログレの香りがこれでもかと匂い立ってきます。

これはBIG BIG TRAINファンにも是非オススメ!

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サイアン/フォー・キング・アンド・カントリー(2021)

MAGENTAを率いるRob Reedがソロ・ユニットとしてリリースした93年作を、CAMELのPete JonesやMAGENTAの仲間らと共にテクニカルかつスケール大きくリメイクした21年作!

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ANTONY KALUGIN/CHAMELEON SHAPESHIFTER

ご存じ、ウクライナ出身で現在は英国で活動する才人キーボーディスト/コンポーザーですね。

自身が率いるKARFAGENでも毎年ハイクオリティな作品を発表しながら、なんとソロでも21年2枚目となる作品をリリース!!

KARFAGENのメンバーとのバンド編成で、シンフォニックな厚みを増したCAMELと言えそうな音世界を紡ぎ出す会心作!

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ANTONY KALUGIN/STELLAR GARDENER

こちらが21年ソロ第1弾。

フラワー・キングスからエッジを取り去って優美に仕立て、そこにニューエイジ的な神秘性を加えた感じ?

KARFAGENやSUNCHILDでコンスタントにリリースしながらこの完成度のソロを出してくるとは…。

クリエイティヴィティが溢れんばかりなんだろうなぁ。

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ビッグ・ビッグ・トレイン/ウェルカム・トゥ・ザ・プラネット

現英国プログレ・シーンの王者と言える名グループによる22年作。

21年11月にヴォーカリストDavid Longdonを事故で喪う悲劇に見舞われたBIG BIG TRAINですが、David参加作としてはおそらく最後であろうこの作品、変わらぬ貫禄の出来栄えです。

「ジェネシスやイエスが好きなんだけど、イギリスの現役バンドで良いのないかなぁ。しかも、単なるフォロワーに終わってなくて、新しさもあるバンドがいいんだよね。」

そんな質問に対しては、本作を筆頭に彼らの作品は文句なしのベストチョイスでしょう!

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ここからは現英国シーンを担う重要作品の数々をピックアップ。

TIGER MOTH TALES/WHISPERING OF THE WORLD

従来はGENESISやCAMELを受け継いだファンタジー度120%のシンフォ・スタイルでしたが、今作はピアノ弾き語りスタイル+弦楽クインテットのしっとり静謐なナンバーが並びます。

CAMELに抜擢された才能が、持ち前の伸びやかな美声と珠玉のメロディセンスを最大に生かしきった、息をのむような名作。

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スキンヘッドのルックスはちょっとこわいけど、奏でる音色はどこまでも優美でファンタジック。そんなMARILLIONのキーボーディストのソロ・プロジェクトも話題の一枚!

MARK KELLY’S MARATHON/MARK KELLY’S MARATHON

デビュー時からMARILLIONを支えてきたキーボーディスト率いる新プロジェクト、2020年作!

80-00年代MARILLIONの足跡を凝縮したような、ファンタジックさとモダンなスタイリッシュさを兼ね備えた極上の叙情派シンフォニック・サウンドを紡ぎます。

フィッシュにもホガースにも自在に寄せる逸材ヴォーカルにも注目!

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最高に瑞々しくメロディアスなこのグループも一押し!

I AM THE MANIC WHALE/THINGS UNSEEN

GENESIS彷彿の奥ゆかしいファンタジー、TFKに通じるヘヴィさも交えた熱くドラマチックな叙情、初期SPOCK’S BEARD的なスケール感を帯びたポップセンスなどを凝縮したサウンドは、前作からさらに躍動感一杯に突き抜けていて感動的!

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90~00年代初頭より活動するベテランたちによる作品も、さすが聴き逃がせない秀作揃いです。

MAGENTA/MASTERS OF ILLUSION

艶のある美声でスタイリッシュに歌う女性ヴォーカルと、「もう一人のリード・ヴォーカル」と呼びたくなるほど歌心溢れんばかりのリードギターが絡み合うサウンドに大感動!現英国を象徴するシンフォ・バンドによる2020年作!

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ROBERT REED/SANCTUARY III

MAGENTAのリーダーが『チューブラーベルズ』へのオマージュを込めて制作する多重録音ソロ・アルバム第3弾!

本人と見紛うほどにマイクの音色とプレイを研究し尽くした瑞々しくも緊張感を帯びたギター・サウンドが凄い…。

初期マイクを愛するすべての方への贈り物と言える名品!

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CHIMPAN A/EMPATHY MACHINE

00s英シンフォ代表格MAGENTAを率いる才人Robert Reed参加ユニット、14年ぶりとなる20年作!心地よいエレクトロ・サウンドとエモーショナルでハートフルな生演奏とのバランスが素晴らしい、流石の一枚です。

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STEVE THORNE/LEVELLED: EMOTIONAL CREATURES PART 3

ポンプ・ロック周辺で活動するマルチ・プレイヤー、20年作。初期GENESISの英国の香りいっぱいの楽曲とJADISに通じる気品に溢れたクリアーな音使いが絶品のメロディアス・シンフォ作!

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ジャズ・ロック系にも素晴らしいバンドがいますよ~♪ 2作品をご紹介!

ZOPP/ZOPP

この完成度は凄いです…!EGGやNATIONAL HEALTHなどのカンタベリー・ロックに影響を受けた英国新鋭による20年デビュー作。カンタベリー・ファンはズバリ必聴です。

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PSYCHOYOGI/DANGEROUS DEVICES

GONG、GENTLE GIANT、ザッパが好き?でしたらこのシニカル&ユーモラスな英国ジャズ・ロック新鋭、オススメです。不穏でいてどこか牧歌的な雰囲気漂う20年作。

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次のページでは、まだまだ注目度の高い2019年の英国プログレ作品をご紹介!

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  • ZOPP / ZOPP

    カンタベリー・ファンは必聴!EGGやNATIONAL HEALTH影響下の英新鋭インスト・ジャズ・ロック20年デビュー作、セオ・トラヴィスがゲスト参加!

    こ、これは素晴らしいですっ!EGGやNATIONAL HEALTH、HATFIELD & THE NORTHに強い影響を受けた英国のkey奏者とドラマーによるデュオ、20年デビュー作。1曲目から淡いキーボードと共に女性Vo.のスキャットが響くHATFIELD直系の幻想的な音世界が広がり、EGGのデイヴ・スチュワートを思わせるアグレッシヴなファズ・オルガンも躍動し、2曲目ではオルガンやシンセサイザー、ドラムにベースが激しくも色鮮やかに駆け抜けるNATIONAL HEALTH「Tenemos Roads」ばりのアンサンブルが繰り広げられる。温もりあるハモンドを中心とした、どこまでも70’sカンタベリー愛溢れる叙情的インスト・ジャズ・ロック・サウンドには胸ときめかせずにはいられません。なおかつ決して70年代の再現に収まらず、暖かみを保ちつつスペーシーでアンビエンタルなシンセサイザーがダイナミックな広がりを創り出す壮大な楽曲も。ANEKDOTEN的メロトロンの洪水を堪能できるパートもあって、これは堪りません…。カンタベリー好きは必聴の傑作!SOFT MACHINEでおなじみのセオ・トラヴィスやTANGENTのAndy Tillisonがゲスト参加。

  • KARFAGEN / LAND OF GREEN AND GOLD

    ウクライナ出身の鬼才コンポーザー/key奏者Antony Kalugin率いるシンフォ・グループ、2022年作!

    ウクライナ出身、英国で活動するキーボーディスト/コンポーザーAntony Kalugin主宰のシンフォニック・ロック・バンド、2022年作。20年に前作にあたる『PRINCIPLES AND THEORY OF SPEKTRA』とKaluginのソロ『MARSHMALLOW MOONDUST』を、そして21年にはソロ2作品『STELLAR GARDENER』『CHAMELEON SHAPESHIFTER』を発表するという怒涛のリリースを続ける鬼才ですが、KARFAGENとして13作目となる本作も比類なき出来栄えのシンフォニック・ロックを提示します。CAMEL直系のリリカルな幻想性と憧れのバンドと語るTHE FLOWER KINGS的なダイナミズムを合体させたようなスケール大きなサウンドは、相変わらず文句のつけどころのない完成度。美しく躍動するシンセ&キラキラと眩い装飾を施すピアノ&ヴィンテージ・テイストなオルガンを駆使するキーボードと、Andy LatimerとRoine Stoltを足し合わせたようなエモーションを放つ極上ギターのコンビネーションはやはり至高です。そこにアコーディオン系の楽器が軽快に踊り込む展開も素晴らしく、彼の東欧ルーツを感じさせる民族音楽エッセンスにも注目です。改めて、とんでもない才能だなぁ・・・。ずばりシンフォ・ファン必聴作!

    • CM22027CAERLLYSI MUSIC

      デジパック仕様、19年作『ECHOES FROM WITHIN DRAGON ISLAND』のインストver『DRAGON ISLAND』のCDが付属!

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  • TIGER MOTH TALES / A SONG OF SPRING

    キャメルの鍵盤奏者としても活躍するPeter Jonesによるソロ・プロジェクト、GENESIS&CAMEL&MOON SAFARIファンに是非ともオススメしたい22年作!

    1980年英ノッティンガムシャー出身、生まれて間もなく病気で視力を失ったマルチ・ミュージシャン&コンポーザーで、現在はあのキャメルの鍵盤奏者としても活躍するPeter Jonesによるソロ・プロジェクト。タイトルのとおり「春」をコンセプトにした22年作!前作は弦楽クインテットとの共演によるバラード系アルバムでしたが、今作は元来のTMTらしさが抜群に発揮された、GENESIS&CAMELを受け継ぐどこまでも瑞々しくファンタジックなメロディアス・シンフォニック・ロックを展開します。シンセが柔らかに美旋律を描き、アコースティック・ギターが煌めき、フルートやサックスが色彩を加えるGENESIS譲りの英国的気品たっぷりのサウンドを土台に、エレキギターのプレイに象徴されるCAMELのメロウな叙情表現を合わせたような珠玉の音世界は、相変わらず感動的なまでにファンタスティック。そして何と言っても、MOON SAFARIばりに清涼感いっぱいでフックに富んだメロディを歌い上げる、Peter Gabrielを彷彿させつつどこまでもクリアな美声ヴォーカルがいつもながら絶品です。1曲目「Spring Fever」はそんなTMTの音楽性を凝縮したナンバーで、緑が豊かに芽吹いていくようなテーマ通りのイメージを喚起させる名曲。『Trick Of The Tail』に入ってそうな「Mad March Hare」やビリー・ジョエルばりのピアノ弾き語り「The Goddess And The Green Man」なんかも素晴らしい。そして15分に及ぶ最終曲ではバンドメイトである御大Andy Latimerが参加、天上に響くような極上ソロを提供していて聴きものです。改めて、GENESIS&CAMELファンにとっては奇跡のような逸材であることを見せつける傑作!

  • MAGENTA / MASTERS OF ILLUSION

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  • TIGER MOTH TALES / WHISPERING OF THE WORLD

    CAMELに在籍中の英マルチ奏者によるソロ・プロジェクト、持ち前の美声ヴォーカルと珠玉のメロディをじっくり味わえるクラシカルで静謐な2020年作

    80年英国はノッティンガムシャーに生まれ、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザーで、現在はあのキャメルの鍵盤奏者としても活躍するPeter Jonesによるソロ・プロジェクト。充実の20年EP『Stiil Alive』も記憶に新しい中でリリースされた2020年フル・アルバム!全楽器を自身で操りGENESISやCAMELを受け継ぐファンタジー度120%のシンフォ・サウンドを紡いできた彼ですが、今作ではグランドピアノとヴォーカルに専念、ピアノ弾き語りスタイルを最大限に生かす弦楽クインテットと共にレコーディングされています。クリアかつ重厚に響くグランドピアノとPeteの伸びやかでよく通る美声ヴォーカルを、ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロが芳醇な音色を重ね合う溜息が出るように美しい重奏が包み込むスタイルは、しっとりとした聴き心地ながらどこまでもドラマチック。物悲しさと温もりが入り混じる美麗なメロディがとにかく際限なく溢れ出してきて、ずっと落涙寸前です。驚かされるのは、本格的なクラシックの素養に溢れた弦楽と完璧に調和するPeteのピアノ演奏。歌の伴奏にとどまらない息をのむように繊細な表現力に、改めてプレイヤーとしての素晴らしい才能を感じさせます。従来からは異色と言えるサウンドですが、Pete Jonesの歌声とメロディセンスを純粋に味わえる一枚です。名作。

    • WKCD1220WHITE KNIGHT

      ペーパーケース仕様、CD+DVDの2枚組、DVDはNTSC方式・リージョンフリー、DVDにはスタジオ・ライヴ映像/プロモ映像/インタビューを収録

      レーベル管理上、ペーパーケースに小さい角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。

  • ANTONY KALUGIN / STELLAR GARDENER

    KARFAGENやSUNCHILDを率いるウクライナ出身の才人キーボーディスト/マルチ・プレイヤーによる21年ソロ作!

    英国を拠点にKARFAGENやSUNCHILDなどのグループを率いて活動するウクライナ出身の才人キーボーディスト/コンポーザー。前20年作と同様に、すべて彼自身のみで演奏した21年ソロ作。約20分の曲が2つという大作主義も前作を踏襲しています。夢見るようなトーンのシンセサイザー・サウンドを主体とするファンタスティックな世界観のシンフォニック・ロックは相変わらず珠玉の出来栄え。彼が敬愛するTHE FLOWER KINGSからエッジを取り去って優美に仕立て、そこにニューエイジ的な神秘性を加えたようなサウンドが印象的です。前年のソロ作『MARSHMALLOW MOONDUST』や彼のプロジェクトSUNCHILDの作品が気に入っているならマストな一枚!

  • ANTONY KALUGIN / CHAMELEON SHAPESHIFTER

    KARFAGENやSUNCHILDを率いるウクライナ出身の才人キーボーディスト/マルチ・プレイヤー、2枚目の2021年リリース作!

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  • ROBERT REED / SANCTUARY III

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    現在の英プログレ・シーンを牽引するバンドMAGENTAのギタリスト/コンポーザーである彼が、敬愛するマイク・オールドフィールドの名作『TUBULAR BELLS』へのオマージュを込めて制作する一人多重録音アルバム・シリーズ「SANCTUARY」の第3作目となる2018年作。本人と見紛うほどにマイクの音色とプレイを研究し尽くした瑞々しくも緊張感を帯びたギター・サウンドを軸に、緻密かつクリアに織り上げられていく音のタペストリーは、前2作を楽しんだ方はもちろん、初期マイクのファンなら必ずや感動がこみ上げてくるはず。「OMMADAWN」で演奏したリコーダー奏者Les Pennings、名手Simon Phillips、そしてプロデュースには前作に引き続き『TUBULAR BELLS』を手がけたTom Newmanを起用しており、脇を固めるメンツからも本気度が伝わってきます。草原を吹き抜ける風のように凛とした美声を提供する女性ヴォーカリストAngharad Brinnも相変わらず素晴らしい。前2作同様、初期マイクを愛するすべての方への贈り物と言える名品に仕上がっています。

  • TIGER MOTH TALES / SPRING RE-LOADED

    キャメルの鍵盤奏者としても活躍するPeter Jonesによるソロ・プロジェクト、22年EP

    キャメル、イット・バイツで活躍する英国出身のマルチ・プレイヤー、ピーター・ジョーンズのメインバンド、タイガー・モス・テイルズの「春の歌」制作時の別ヴァージョン集(インスト、アコースティック等)に最新ライヴ等を加えた限定スペシャル作品!ジョーンズが多大なる影響を受けた初期スティ−ヴ・ハケットの幽玄な世界に肉薄するようなテイクは。アルバム本編とは独立した本作ならではの独自の魅力を発揮したジョーンズの才能の深さを感じる出来!(レーベルインフォより)

  • KITE PARADE / WAY HOME

    実力派ドラマー=ニック・ディヴァージリオ在籍の英メロディアス・シンフォ新鋭、22年デビュー作

    英国メロディアス・シンフォの新鋭登場!イエス、ジェネシス、スーパートランプ等から影響を受けたマルチ・プレイヤー、アンディ・フォスターを中心に、スポックス・ビアードやビッグ・ビッグ・トレインで活動するドラマー、ニック・ディヴァージリオ等を迎えたユニットによるデビュー作。キャッチーで歌メロを軸にした親しみやすい楽曲と、緩急と意外性豊かにスケール感大きく迫る15分超えの大作等、一気に現代シンフォニック・ロックの最前線に躍り出た驚くべき出来ばえの傑作。要注目!(レーベルインフォより)

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