2014年6月3日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
2014年にリイシューされた注目の米ブルース~サイケ~ハード・ロック作品をピックアップいたしましょう。
どうぞ試聴しながらお楽しみください!キレのあるギターに耳がやられないように、音量注意で!
もしも、ジェファーソン・エアプレインに、ゾンビーズのコリン・ブランストーンとロッド・アージェントが飛び入り参加したら?このオハイオ産ガレージ/サイケ・バンドのサウンドの中にその答えがあるかも!?
初期ユーライア・ヒープやガンに通ずる、サイケの残り香~ハード・ロック黎明期ならではの荘厳さに満ちたバンドをアメリカで発見!オクラホマ出身でLAで活動し、名バンドともツアーを回ったいぶし銀の実力派による70年唯一作!
オープニングのシタールたっぷりのナンバーが有名ですが、その他も、サイケ、ジャズ、ソウルのゴッタ煮グルーヴィーチューン満載。BUDDAHレーベルの最高傑作とも言われる名作!
ジャケを見ると、メンバーは端正なルックスだけど、回りのイラストはなんか恐い。サウンドもそのままで、全体的にジェントル&ビターなんだけど、時折、狂気がやってくる。なるほど、カルト映画『ウィッカーマン』のサントラを手がけたPaul Giovanni在籍なのか!
Jerry Cole在籍のグループPROJECTION COMPANYと謎のジャーマン・サイケELECTRIC CORONAとのスプリット盤!
ガレージ~ブルース・ロックを土台に、ハード・ロックの時代に合わせてアンプのゲインとプレゼンスをフルにして突っ走った、という感じで痛快!米北東部はコネチカット発のヘヴィ・ロック快作!
BIG STARに先んじて元祖パワー・ポップと言えそうなポップかつエッジの立った佳曲ぞろいと思ったら、なるほど、リーダーは、70年代に米SSWもものにするソングライターなのか。地元ミネソタでLITTERと並ぶ人気だったガレージ・ロック・バンド。激レコメン!
このニューヨークのバンド、バタード・オーナメンツやキーフ・ハートレイ・バンドあたりのファンにはたまらないはず!渋くメロウでグッときます☆
トラフィック『ミスター・ファンタジー』に負けじと、R&B、サイケデリック・カルチャーの本場アメリカよりリリースされた名作!
ヴァン・モリソンが抜けたあと、ゼムは米西海岸に拠点を移して活動を続けていたんですが、これがマイナーながらガレージ~サイケ・ファン必聴と言えるクラシックぶりなのです。ワウとファズまみれのギターに痺れます!
シド・バレット在籍期のフロイド1stやザッパやビーフハートを彷彿とさせる知的な変態性とロック的ダイナミズム溢れるストレンジUSガレージ・サイケの名盤!奇天烈な効果音や奇声が渦巻きつつもポップ!
GANDALF、COMMON PEOPLEとともに「キャピトル三大メロウ・サイケ」と言われる名作ですね!ジェントルな歌声と艶やかで美しいメロディ、ドリーミーな管弦楽アレンジにとろけます☆
ルイジアナ出身、60年代に活動したサイケ・ポップ・バンド。67年に録音されながら未発表に終わった幻のアルバムの発掘盤。ゾンビーズ『オデッセイ&オラクル』やレフトバンクに通じるクラシカルなサイケ・ポップを中心に、ドアーズばりの混沌としたナンバー、ガレージ・サイケなナンバーを散りばめた起伏に富んだ構成も見事。
ユーライア・ヒープからの影響を軸に、R&B~ファンクからサイケまでをまぶしてアメリカならではの鋭角かつグルーヴィーに聴かせるニューヨーク産オルガン・ハード・こんな凄いバンドがアメリカには眠っているのか・・・・。
グレース・スリック加入後間もない66年11月のフィルモアでのライヴ音源が発掘!、フォーク・ロックからサイケ・ロックへと変貌していく時期で、まさにシスコのサイケデリック・シーンが産声を上げた瞬間を記録した貴重音源!
サイケ・ファンのみなさまに、東欧のサイケ~ハード・ロックのグループを集めたコンピ盤が登場!
旧共産圏のサイケ/ハード・ロックを集めたコンピが登場!恐らく言論の統制がある中、アンダーグラウンド・シーンに渦巻いた若者の自由な表現への熱情がつまったヒリヒリとスリリングな楽曲ぞろい!
いかがでしたか?
これからも、ガレージ~サイケ~ハードな作品のリイシューをいち早くお届けして参りますね~。
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