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PATTOの70年作1st『PATTO』と71年作2nd『HOLD YOUR FIRE』 【オリー・ハルソール特集1】

ジャジー&ソウルフルなブリティッシュ・ハード・ロック・バンドPATTOの1st『PATTO』と2nd『HOLD YOUR FIRE』をピックアップいたします。

PATTOは、TIMEBOXを前身に70年にロンドンで結成。TIMEBOXは、60年代末にDERAMレーベルなどにシングルを残したR&Bロック~サイケ・ポップ・バンド。

当時のTV映像が残っていますので、ピックアップいたします。

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あれ、ギタリストが居ない!?

なんと、ビブラフォンを弾くのが若きオリー・ハルソール!

知る人ぞ知る、オリー・ハルソールは、TIMEBOXへはギターではなくビブラフォン奏者として加入していたのです。

Key奏者が脱退したことを期に、よりプログレッシヴなサウンドを指向し、PATTOに改名。新興のVertigoレーベルと契約します。

メンバーは、以下の通り。

マイク・パトゥ

ソウルフルな歌声が魅力のヴォーカリスト。74年にはVo/KeyとしてSPOOKY TOOTHに加入。75年にはBOXERを結成します。

オリー・ハルソール

いぶし銀のギタリスト。PATTOの後は、TEMPESTに加入し2nd『LIVING IN FEAR』を残します。マイク・パトゥとのBOXERをはじめ、ケヴィン・エアーズのバンドやラトルズで活動します。

ジョン・ハルゼイ

フィル・コリンズにも影響を与えたドラマー。ルー・リード『トランスフォーマー』への参加やニール・イネスのサポートでもロック・ファンに知られています。

クライヴ・グリフィス

ベース。

—–

70年に『PATTO』でデビュー。コシのあるトーンのブルージー&メロウなサウンドとジャズ・ピアノのように流れるようなフレージングが魅力のオリー・ハルソールのギター。そして、マイク・パトゥの張りのあるソウルフルなヴォーカルが魅力のスリリングかつ哀愁に溢れた英国らしいハード・ロック佳曲が満載。

オープニング・ナンバー「The Man」をピックアップしましょう。

オリー・ハルソールによるビブラフォンも印象的。

この曲でのギターはオリーの特徴のジャズ・フレイヴァーはなく、ふくよかな英国叙情美がいっぱい。初期ニュークリアスのクリス・スペディングにも通じる味わい。ほんっと絶品です。

「The Man」

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オリーらしいジャジーで流れるようなギターが冴える楽曲もピックアップいたしましょう。

10分を越す大曲で、後にテンペストにてあのアラン・ホールズワースへも影響を与えたフレージングが冴え渡っています。

「Money Bag」

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そして、デビューの翌年1971年にリリースされた2ndが『HOLD YOUR FIRE』

オリーのギターは、1stに比べてより一層ジャジーに洗練された印象。

それでは、オープニング・ナンバーから聴いていきましょう。

「Hold Your Fire」

パブ・ロッキンなピアノはオリーによるもの。ギターにビブラフォンに、本当器用なプレイヤーですよね。

弾むような演奏によりパブ・ロック風味も加わっています。

後半はジャジーな超絶インプロが炸裂。様々な音楽的要素を取り入れつつ、雑多&強引にはならず、滑らかに聴かせてしまうセンス。このグループにしか出せないサウンド。オリジナリティが強烈!

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「How’s Your Father」

初期ニュークリアスのような音の隅々から滲み出る英国叙情。オリーのレガードな早弾きも極上。すごい早弾きなのにテクニック剥き出しな感じがまったくなく、音が艶やかでふくよかなのが印象的。

XTCのアンディ・パートリッジが、「アルバート・アイラーやジョン・コルトレーンのように、はたまたジャズ・ピアニストのようにギターを弾く」と言っていたようですが、言い当て妙。ちなみにアンディ・パートリッジは、影響を受けた3人のアーティストの中に、このオリーを入れているようです。

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Give It All Away

フェイセズばりのルーズなロックンロールもばっちりキマってます。ここぞでの流れる早弾きもぴったりとハマっていて、ほんっとこのセンス、凄いなぁ。

オリーは、ミック・テイラーの後釜としてストーンズのギタリストの候補にも挙がったようですが、この曲とか聴くとなるほどと思います。オリーが入ったストーンズ、聴きたかった!

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いかがでしたか?

ライヴにも定評があったようですが、ソリッドかつ変幻自在の演奏はライヴで見たら痺れるでしょうねぇ。

最後に、71年のTV放送映像がありましたので、ご紹介いたしましょう。

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  • PATTO / HOLD YOUR FIRE

    71年にVertigoレーベルよりリリースされた2nd、ユーモラスなジャケットはロジャー・ディーン作

    71年にVertigoレーベルよりリリースされた2nd。前作で既に確立していた、オリー・ハルソールの職人芸的なドライヴィング・ギターとマイク・パトゥの熱唱ヴォーカルというスタイルに更に磨きがかかった名作。もうスピーカーから汗がピシピシ飛び散ってます。ライヴはさそがし凄かったんだろうな、と思わせるブリティッシュ・ハードの名作。

  • PATTO / ROLL EM SMOKE EM PUT ANOTHER LINE OUT

    マイク・パトゥ&オリー・ハルソールの名コンビによるブリティッシュ・ロック・グループ、最終作となった72年3rd

    いぶし銀の天才ギタリスト、オリー・ハルソール率いるブリティッシュ・ロック・グループ。VERTIGOからISLANDへと移籍し、72年にリリースされた3rdアルバムにしてラスト作。ジャジーなハード・ロックを聴かせた1st、R&B〜パブ・ロック風味も入れてグルーヴ感と洗練を増した2ndに続き、ファンクやボンゾ・ドッグにも通じる諧謔さも取り入れた、個性派ごった煮ロックを展開。オリー・ハルソールはジャジーで流れるような早弾きギターだけでなく、アラン・トゥーサンばりのグルーヴィーなピアノにも磨きがかかって、天才マルチ・プレイヤーと言ってしまって過言ではないプレイヤーへと進化。オリーのピアノが光るパブ・ロッキンな曲、ファンクのリズムにオリーの英国臭ぷんぷんの哀愁ギターが混ぜ合った曲、ギターがグネグネと変態的にねじ曲がって炸裂する超絶ハード曲、ドラマーがリードする諧謔ロックなど、やりたい放題。荒々しいリズムに乗って、唸るオルガン、疾走するきらめくピアノ、スキャット風の女性コーラス、マイク・パトゥのソウルフルなヴォーカルが混ざり合う「TURN TURTLE」は、本作ならではのグルーヴがつまった名曲。ソウル、ファンク要素を強めつつも純度100%と言える英国サウンドで聴かせる稀有な一枚。PATTO一世一代の最強ごった煮ロック炸裂!一般的には、1st、2ndが有名ですが、この3rdも負けない、というかインパクトでは凌駕する大名盤です。

  • PATTO / HANGING ROPE: BBC SESSIONS AND RARE TRACKS 1970-1971

    70年と71年のBBC音源集、全15曲

    70年と71年のBBC音源12曲+『Hold Up Your Fire』レコーディング時のアウトテイク3曲を収録した編集盤。R&Bフィーリングたっぷりのグルーヴ感、オリー・ハルソールによる流れるような早弾き、そして、マイク・パトゥの熱唱ヴォーカル!一発録りとは思えない安定感抜群のアンサンブルはさすがです。

  • PATTO / MUSIC TO LOON BY

    PATTOの72年の貴重なスタジオ・セッション音源の発掘盤

    いぶし銀の天才ギタリスト、オリー・ハルソールとソウルフルなヴォーカリスト、マイク・パトゥ率いるブリティッシュ・ロック・グループ。72年のスタジオ・リハーサル音源の発掘盤で、2nd『HOLD YOUR FIRE』から2曲、3rd『ROLL EM SMOKE EM PUT ANOTHER LINE OUT』から3曲、未発表曲1曲「General Guster」の全6曲を収録。ゲストで、サックス奏者デイヴ・ブルックスが参加。

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