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サイケデリック/エクスペリメンタル探求ガイド

目次

第1章: サイケデリック・サウンズ

第2章: ソフト・ロック

第3章: カンタベリー・ミュージック

第4章: ジャーマン・ロック

第5章: こっちも聴いておく?世界のサイケデリック&エクスペリメンタル

第1章: サイケデリック・サウンズ

【連れサイケ連動】USサイケ、はじめの二歩!



「USサイケ?いや、いいや...」という聴かず嫌いのみなさん!それから「デッドやドアーズは好きなんだけど、次に何を聴いていいのやら...」と、魔境の入り口で立ちすくんでいるサイケ・ビギナーのみなさん!もう一歩だけ踏み出してみると、きっと違った景色が見えてくるはず...!題して「USサイケ、はじめの二歩!」

  • 13TH FLOOR ELEVATORS

    手っ取り早くUSサイケたるものを聴かせてくれ!そんな貴方に贈るのは、テキサスが生んだ鬼才ロキー・エリクソン率いるUSサイケの代名詞的バンド!奇妙にトゥクトゥクとループするエレクトリック・ジャグの音色にハマッたら素質十分!

  • MORLY GREY

    グランド・ファンクがお好き?そんな方にはこちら、哀愁とダイナミズム溢れるトリオ・サウンドを奏でるオハイオ産へヴィ・サイケ・トリオ!メロウなアルペジオ&コーラス、酩酊感誘うダウナーな音像、チラリと見える英国的な翳りも◎

  • FELT

    英ハードが好きだ!特にディープ・パープルのファーストが好きだ!そんな方にはこちら、英ハード〜ジャズ・ロックからの影響を存分に滲ませるアラバマ産サイケ・ハード5人組!クラシカルで疾走感溢れるこの長尺曲、臭いほど格好いいぜ!

  • INDEX

    MC5が好きだ!あとこれは個人的な話だが、願わくば、衝動の赴くまま突っ走って生きて逝きたいんだ!そんな方にはこちら!疾走するビート、過剰なまでのリバーブ、ダークな空気を創出する中毒的なファズとノイズの洪水。これぞUSガレージサイケの金字塔!

  • LOVE

    フォーク・ロックやカントリー・ロックがお好きな方にはこちら、ジミヘンとも交流があった黒人ギタリスト=アーサー・リー率いるサイケ・フォーク・ロック・バンド。白昼夢のように甘美な弦楽を導入したポップ度高め傑作3rdを、どうぞ召し上がれ。

  • DINO VALENTE

    ちょっと危うい感じの唄うたいが好き。そんな方にはこちら、ジミヘン「Hey Joe」の作者としても知られるアシッドSSW。移ろう陽炎のような、深いリヴァーヴの彼岸で揺れ動く、時に激しく時に沈み込むかのような情感豊かな歌声。

  • MILLENNIUM

    マジカル、カラフル、夢みたい...こんな言葉にめっぽう弱い乙女チックな方には、やはりこちらを。瑞々しいコーラスや緻密なアンサンブル、流麗なメロディ、クリアで洗練されたサウンド・プロダクション。何度聴いても色褪せない、永遠のポップ・マスターピース。

  • UNITED STATES OF AMERICA

    シルヴァー・アップルズが好きだ!とにかく実験的でエレキテルなものが好きだ!そんな方にはこちら、「ヴェルヴェッツ meets ブライアン・ウィルソン」と言えるような、実験的かつポップ、狂気かつドリーミーな電子サイケ屈指の傑作!

  • SHAGGS

    どうやら自分って変態で歪んだ代物を好む傾向かも...。そんな貴方、ねえねえおいでよ、こっちの水は形容しがたい味がするよ。音楽的才能の欠如が明白な三姉妹によるロックの終着盤。死ぬまでに一度、いえ、最後の晩餐のお供に、是非。

  • NEIGHB'RHOOD CHILDR'N

    サイケなネエちゃんがやっぱ好っきゃねん。そんな貴方はやっぱジェファーソンもお好き?憧れのシスコへ移住までしてジェファーソンを模倣したオレゴン出身の女性ヴォーカル入りサイケバンド。男女混声Vo×ファズ×チープ・オルガン、これぞJA印。

  • GALAXY

    ホークウィンドが好き。ゴングの3部作も好き。宇宙っぽくて好き。でも激しくないとダメ。アンタさっきから私のことバカだと思ってんでしょ?...NASAケネディ宇宙センターでお馴染みのフロリダ発!男女混成スペース・サイケ・ハード!

  • DEVIL'S ANVIL

    60sサイケに付き物のシタールやタブラといった東洋楽器。ビートルズ「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」とかも当然好きだけど、もっとハードな東洋物をお探しの方に!マウンテン結成前のパパラルディが率いたオリエンタル・サイケ・ハード!

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収録されている作品

サンフランシスコ発、「愛と平和」のサイケデリック革命。

「花を愛し、歌を歌い、争いをやめよう!」

1960年代後半、アメリカはベトナム戦争という大義の見えない泥沼に深くはまり込み、国民の多くが、その戦争の意味について強く疑念を噴出させて行きます。そんな中、「一体、何の為に戦っているのか?」と、敵も味方も同じ顔をしているベトナム人を相手に戦うアメリカ人兵士…。そんな彼等の「恐怖心」を紛らわせる為、アメリカ政府は彼等に、精神安定を目的としたドラッグの支給を行います。

「戦争の為のドラッグから、愛と平和のサイケデリック革命へ」

このドラッグが国内にも広く波及。そんな背景の下に花開いたのが、西海岸はサンフランシスコを中心としたドラッグ・カルチャーとサイケデリック・ロック・ムーブメントです。彼等は、物質文明の行き着く果てにある、殺戮と破壊の世界に強く「NO!」を突きつけ、「花を愛し、歌を歌い、争いをやめよう!」という理想を掲げて、既存の体制に大きく反旗を翻します。これは「カウンター・カルチャー(抵抗文化)」と呼ばれ、20世紀世界の文化傾向として一大潮流を成して行く事となります。

「Sgt. Pepper\'s、ブリティッシュ・プログレのご先祖…!?」

この後、サイケデリック・カルチャーは大西洋を渡り、BEATLESの東洋思想、インド音楽への傾倒を促し、あの「Sgt. Pepper\'s Lonely Hearts Club Band」を誕生させます。「Sgt. Pepper\'s」は、ブリティッシュ・ビート・バンドの創作意識を飛躍的に高め、その遺伝子は、プログレッシヴ・ロック・ムーブメントへと受け継がれて行く事となるのです

  • JEFFERSON AIRPLANE

    「革命が起こっている」と歌い、事実上サンフランシスコ発サイケデリック革命の急先鋒を担った彼等。最大のヒット曲の一つであるこの曲は、本来「愛する誰かが欲しい」と言う意味合いの歌で、一人に絞らないトコロが当時のヒッピー思想を反映しています。

  • GRATEFUL DEAD

    LSD、音楽、映像による、全く新しい表現革命を起こした、GERRY GARCIA。彼が率いたこのバンドは、新しい生き方を目指した多くの若者達の共感を呼び、生活意識や人生観念の変容をもたらしました。感覚に根ざしたインプロは、正に彼等の生き様そのもの!

  • JANIS JOPLIN

    激しく命を揺らし、束の間の生を燃焼させた、ブルースの女王。「ステージの上では、何万人とファックしてるのに、部屋に帰れば一人ぼっちだわ」と語った彼女は、人一倍情熱的で寂しがり屋だったのかも知れません。その後、英国でも多くのフォロワーを生みました

  • DOORS

    LAの映画学校の学生だった、JIM MORRISON率いる、文学的狂気と退廃的なカリスマ性を発揮した、サイケデリック・ブルース・ロック・バンド。その陰りのある濃厚なサウンドは、後に英国において多くのフォロワーを生み、現在にあっても絶大な影響力を誇っています。

  • SANTANA

    サンフランシスコで結成された、ラテン・ロックとジャズの要素を打ち出した彼等の、レコード契約直後ウッドストック出演時の貴重な映像から。現代のミクスチャー感覚を先取りしたかのような、グルーヴィーで洗練されたサウンドは、先見の明あり。現役バリバリです。

  • JIMI HENDRIX

    ブルース・ロック・ギタリスト不世出の奇才による、WOODSTOCKフェスティバルでのアメリカ国歌のカヴァー。爆音で飛来する爆撃機や、逃げ惑う人々をエレクトリック・ギターで表現。アメリカ政府へのベトナム戦争の災禍を痛烈に批判した、歴史に残る名演です。

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収録されている作品

JEFFERSON AIRPLANEを聴いたら、この辺も聴いておく!?米サイケ、もう一つの穴蔵…

ある意味でもっとも分類不能とも言える、有象無象のアメリカン・サイケデリック・バンド達…。

こちらでは、JIMI HENDRIXばりの破壊的なブルース・ギター・サウンドを展開するバンドや、MAMAS & PAPASのように爽やかなサンシャイン・サイケ・ポップを信条としたバンド、ガレージ、ホットロッド、片やブリティッシュ・ビート/フォークのテイストを宿したバンドまで、各サウンド・エッセンスを巧く取り込んだ、贅沢なごった煮サイケ・バンドをご紹介。こちらでご紹介したものは、この広大なアメリカン・サイケ・ワールドの氷山の一角に過ぎません…!掘っても掘ってもお宝ザクザクッなもう一つの米サイケの穴蔵へ、LET\'S COME IN!

  • SAVAGE RESURRECTION

    JIMI HENDRIXのサイケデリックなファズ・ギターのテイストが好きな方に大推薦!ブルースの確かな素養を基調としながら、繊細かつメロウなヴォーカルをフィーチャーしたサウンド!ツイン・ギター体制左右チャンネルに振られた2本のファズ・ギターが最高!

  • OCTOBER COUNTRY

    MAMAS & PAPASが持つ甘やかな男女混声コーラス・ワークに魅せられた方に、是非聴いて頂きたい!LA結成の6人組サイケ・ポップ・バンド、68年唯一作から!ハモンド・オルガンの情熱的なフレージングに、哀愁のある斜光サウンドが煌めく冴えた逸品…!

  • HOMESTEAD & WOLFE

    これはサイケデリックな荒々しさが加わった、MELLOW CANDLEか…!?ファンキーなビートに、男女混声の気品あるコーラス・ワークが秀逸な響きを魅せます。ワウ・ギターのリズム・カッティングの濁りとフィメール・コーラスの透明感の対比が素晴らしい!

  • CONTENTS ARE

    BEACH BOYSとの共演歴を持つ、驚きの高校生バンド…!14歳!で結成された前身バンドがサーフ・バンドであったそうですが、ここではサーフ・ロックっぽさも残りつつ、サイケ・ガレージ的サウンドが瑞々しいメロウ・サイケに!原盤はライヴ会場で配布!

  • BLUETHINGS

    サイケデリック・ロック夜明け前の空気感をたっぷりと感じさせる、カンザスのガレージ・バンド!美しいコーラス・ハーモニーに、ホットロッド・バンド的雰囲気もまだまだ感じさせ、穏やかなハーモニー・ガレージがサイケ化する一歩手前の雰囲気があります。

  • CLAP

    ROLLING STONESやPRETTY THINGS等のブリティッシュR&Bが好きな方には、ガツンッと聴いて頂きたいUSガレージ・バンド、70年代作!ヴォーカルのうねり具合が塩辛を食べ過ぎたMICK JAGGERみたいになってて、このロウ・ファイ具合がまたグッド!

  • LEMON DROPS

    米シカゴで爆発した、フラワー・サイケ・ロック・バンド!ガレージ、サイケ、フォーク・ロックから、果ては後のジャングリーなギター・ポップのご先祖的性質さえ感じさせてしまう、痛快なサイケ・チューンが満載!やり過ぎやんちゃな、BYRDS…!?

  • COMFORTABLE CHAIR

    DOORSのメンバーによって見出されたというカリフォルニアの男女混成7人組サイケ・グループによる69年唯一作から。甘い蜜のような妖艶な女性ヴォーカルをフィーチャーしたJAタイプのサイケ・ロック、メロウな混声コーラスとよく練られたアレンジが◎!

  • SAPPHIRE THINKERS

    女性ヴォーカルを含むカリフォルニア・サイケ5人組。ジェファーソン・エアプレインのブルース要素を弱めて、ちょっとひねた&洒落たアレンジと男女混声コーラスを加味した、ファジーでほろ苦いソフト・サイケ・サウンド。毒気の増したママス&パパス?

  • BLUE MOUNTAIN EAGLE

    西海岸サイケデリック・ロック/メロウ・スワンプ、70年の唯一作。熱気ほとばしるファズ・ギター、粘りのあるリズム、スワンピー&メロウなヴォーカル&メロディ、豊かなコーラス・ワークが印象的な一枚。西海岸的メロディ+炭酸ガスな一枚。

  • BEACON STREET UNION

    66年に米・ボストンで結成された5人組サイケ・ポップ・バンド、荒々しいガレージナンバーから英国ビートらしい甘酸っぱさ全開!要所要所に歪んだオルガンを嫌味なくフィーチャーし、うまいことサイケ・フレイヴァーを散りばめています。

  • SOUNDTRACK / ANGELS FROM HELL

    60年代後期の「イージー・ライダー」的な、アメリカン・カウンター・カルチャーの空気感をたっぷり味わえるサントラ!『ANGELS FROM HELL』という題名も、まさに過激なオートバイ・グループ、「ヘルズ・エンジェルズ」みたい!?

  • ILL WIND

    ディランやS&Gの60年代初中期作、そしてヴェルヴェッツの1stを手掛けたプロデューサーによる、ボストン産女性ヴォーカルサイケ!68年唯一作。《デッド×ジェファーソン》とでも形容したくなる西海岸調のギターオリエンテッドなサイケジャムが★★★

  • NEIGHB'RHOOD CHILDR'N

    オレゴン出身〜シスコで活動した男女混成グループ。68年唯一作。憧れのジェファーソンの居るシスコへ移住までして活動していたというだけに、もう見事なフォロワーっぷり!並み居るシスコ勢のなかでは目立たないながら、楽曲のクオリティも高い実力派。

  • FORT MUDGE MEMORIAL DUMP

    ボストン出身の男女混声5人組。70年唯一作。饒舌なツイン・ファズが絡み合い、ベースがブンブン唸りまくるヘヴィ&ブルージーな楽曲をメインに、スリック然とした冷めながら燃えているような歌い回しの紅一点ヴォーカルが圧倒的な存在感を放つ好盤。

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第1章: サイケデリック・サウンズ

第2章: ソフト・ロック

第3章: カンタベリー・ミュージック

第4章: ジャーマン・ロック

第5章: こっちも聴いておく?世界のサイケデリック&エクスペリメンタル