NICK DRAKEのような透徹とした空気感を含んだ、アメリカン・フォーク・デイドリーマーズ。

JIMMY PAGEに、盗作？行為を促したとも言われる、LED ZEPPELINの「DAZED AND CONFUSED（幻惑されて）」の大元の曲が収録された、凋落のアシッド・フォーク・シンガーによる67年作から！白昼夢の様な音像に幻惑されて下さい。

まるでKAREN DALTONの男性版とでも言いたくなる、FRED NEIL、TIM BUCKLEY的アシッド感をたっぷりと感じさせる、カナダのアシッド・サイケなフォーク・シンガー。限りなくソフトなタッチで爪弾かれるアコギに、思わず夢うつつ…。

初期PINK FLOYD的な幻惑感。一聴してその宅録感が、聴覚全体を覆ってしまうかのような、くぐもった音像の向こう側で奏でられるアシッド・サイケ＆ドリーミー・サイケな名品77年発表作から。米アシッド・フォークの理想郷を体現…。

遠く、銀河系の外側を宇宙遊泳しながら、「GREENSLEEVES」を聴いたら…。こんな音が聴こえるのでしょうか。コズミックな浮遊感を有する、米ミルウォーキーのSSW、JIM SPENCERの実質的な3三作目と位置づけられたアシッド名品！

NYのESPレーベルが放った、アシッド・ジャズ・サイケ・フォークの大名盤！LEVITTS一家によるこの作品。ふんぷんたるアシッド感の中にも、洒脱な雰囲気が零れるのは、STAN GETZのドラマーだった父親のAL LEVETTSがいるから！？

至極のメロウ・アシッド・デュオ、COOLEY & MUNSONを経ての75年ソロ作から。夢心地なメロウ・サイケ感はソロでもたっぷりとてんこ盛り。ちょっといなたいギター・フレーズに、ERNIE GRAHAMなんかの英パブ/スワンプ感もあります。

卓抜したギター・テクニックが堪能出来るアシッド・フォーク作品。英国出身、ZOMBIESにも参加していたことで知られるBLUE HORIZON所属のセッション・ギタリストによる唯一のソロ作から。Bert Janschに影響を受けたという流麗なギターが紳士的。

カナダのSSW、舞い上がる木の葉のように郷愁を誘う、73年発表のハート・ウォームな作品がこちら。田舎のJAMES TAYLOR？と言った風情の甘いヴォーカル＆ルックスでありながら、底知れぬ深淵も垣間見せてくれる、懐の深いカナディアンSSW。