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「詩情」と形容されるメロディの宝庫、中南米プログレ

  • 皆さん、こんにちは。芹沢聡一郎です。今回は、プログレ・ファンには大人気のエリア【中南米】をご紹介いたします。
  • 中南米にもプログレってあるんですね!
  • そうなんだよ。特にLPに親しんだ僕ら世代は、格別の思い入れで南米を発掘したんだ。イタリアン・ロック発掘のブームが去り、イギリスからもファンタスティックなプログレが届かなくなった80年代に、僕らが夢中になったのが中南米プログレだったんだ。
  • そうだったんですね。ラテン・アメリカのプログレって、どんなサウンドなんですか。ラテンって響きには、どこか陽気なイメージがあります。
  • 良い質問だね。その前に、中南米の歴史を簡単に説明するよ。中南米地域は、コロンブスがアメリカ大陸を発見した遠い昔の15〜16世紀に、スペインによって征服され、ブラジル以外はスペイン統治下になったんだ。その後、植民地人と先住民との混血が進みながら、欧州のカトリック文化と先住民文化とが融合し、ラテン・アメリカ文化が形成された、というわけ。
  • とうことは、民族のルーツが同じだから、ユーロ・ロックともつながっている、ってことですか?
  • カケレコ君、鋭い!そうなんだ。そもそもスペインは地域にもよるけどラテン民族がルーツで、イタリアも同じ。だから、イタリアン・プログレ、スパニッシュ・プログレ、中南米プログレには似た響きがあって、どれも哀愁いっぱいの歌心が共通してるよね。その中でも中南米プログレは、より陰影に富んだ「詩情」と形容されるメロディが特徴なんだ。
  • 遠いルーツであるヨーロッパの地を想う心が陰影となってメロディに出ているのかもしれませんね。早く聴きたくなってきました!芹沢さん、オススメの作品を教えてください!
  • 了解!中南米プログレと言えばアルゼンチンが筆頭格なんだけど、それは別のジュークボックスにまとめてあるから、そっちを参考にしてみて。今回は、メキシコやペルーなど、周辺諸国のプログレを中心にセレクトしたよ。イタリアにも負けない「詩情」豊かなメロディと繊細に紡がれるアンサンブルの世界をじっくりと聴いてみて!


OVERFLOW

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メキシコのシンフォ・グループ、85年作より。端正かつリリカルなピアノ、繊細なアコギ、美しいフルートを中心とする叙情派シンフォ。繊細なタッチと泣きのメロディはCAMELばり。特に曲後半のギターとピアノのソロ応酬は悶絶ですね。

ARMANDO TIRELLI

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ウルグアイのキーボード奏者Armando Tirelliによる78年唯一作より。広がり豊かなキーボードをバックに、ピアノ、シンセ、フルートが優美なメロディを奏でる南米シンフォの逸品。う〜ん、ファンタスティック&詩情豊か☆

PSIGLO

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ウルグアイを代表するプログレ・グループ。名作2ndから、イタリアン・ロックに通ずるダイナミズムと叙情美が堪能できる大曲をご紹介。変拍子による緊張感、南米らしい胸を鷲づかみにするメロディ。名曲ですね。

CAST

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結成は70年代に遡り、00年代に入っても精力的に活動を続ける中南米を代表するシンフォニック・ロック・バンド。ジェネシス影響下の初期ネオ・プログレ期の名作。

PRO-ROCK ENSAMBLE

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なんとパラグアイのプログレ・バンド。これ、SERU GIRANのファンはたまらないだろうなぁ。日本のシュガーベイブ的リード・ギターによるシティ・ポップ風味も良いし、歌心たっぷり。

WARA

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ボリビアのユーライア・ヒープ!手数多く連打するドラム、ヘヴィなファズ・ギター、クラシカルなオルガン、繊細なヴォーカルと強烈に叙情を放つメロディ。南米屈指のヘヴィ・シンフォ名作。

CEZAR DE MERCES

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ブラジルO TERCOのヴォーカルのソロ・デビュー作なんですが、心洗われる歌に溢れた逸品で、ニッチ・ポップやソフト・ロックのファンにオススメ!

CAJA DE PANDORA

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ジャジーな中にもクラシカルな素養が滲むピアノと繊細な表現力を持つギターが良いなぁ。メキシカン・シンフォの81年作ですが、伊ロックのファンにもオススメ!

SINTESIS

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キューバを代表するプログレ・グループ。78年作より。とにかく南米らしい「詩情」溢れるメロディが絶品。センチメンタルなメロディを優美に彩るキーボードやストリングスによるクラシカルなアレンジも素晴らしい。切々と胸に響く名曲。

PECK SMYTH & OFF

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これがイギリスのグループでVertigoあたりからリリースされていたらかなり高値で取引されていることでしょう!メキシコのグループ、76年作よりビートリッシュなメロディ&コーラスと英ロックに通ずる陰影がグッとくる曲をご紹介☆

AL UNIVERSO

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「メキシコのPINK FLOYD」と呼ばれるCHAC MOOLの中心人物、電子音楽家Jorge Reyesが在籍したコスミック・サイケ/プログレ・グループ、75年作より。

MUSICA Y CONTRACULTURA

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クラシックからジャズまで確かな素養を感じるキーボード(コロコロとリリカルなピアノ、壮麗になるシンフォが実に良い!)、哀愁たっぷりのヴォーカル。このメキシカン・シンフォ・バンド、グッときます。

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在庫一覧

  • ARMANDO TIRELLI / EL PROFETA

    78年作、ウルグアイ出身、リリカルなフルートが舞うシンフォニック・ロック

    ウルグアイのキーボード奏者Armando Tirelliによる78年唯一作。広がり豊かなキーボードをバックに、ピアノ、シンセ、フルートが優美なメロディを奏でる南米シンフォ。ファンタスティックなパートとダークで荘厳なパートとを行き交う展開や、甘美なパートでも安定感のあるシャープなドラムが全体をピシッと引き締めるところなど、イタリアン・シンフォを彷彿とさせます。南米らしい詩情豊かでたおやかなメロディも絶品。荘厳なナレーションなど、辺境臭さもたまらないアクセント。南米シンフォ屈指の傑作。

  • CAJA DE PANDORA / CAJA DE PANDORA

    メキシコ、艶やかなシンセが印象的なシンフォニック・ジャズ・ロック、81年作

    メキシコのシンフォ・ジャズ・ロックグループ、81年作。ジャジーな中にもクラシカルな素養が滲むピアノと繊細な表現力を持つギターを主体に紡がれる流麗なアンサンブルの上を、テクニカルなシンセが華麗に舞い飛ぶシンフォニック・ジャズ・ロック。ジャズ・ロック調の演奏の中にもクラシカルな展開が織り込まれるところなどは70年代のイタリアン・ロックに通じるものがあり、この頃のイタリアン・ロックをより洗練させたかのような印象を受けます。艶やかな音色で疾走するシンセのソロやエレピによるジャジーかつクールなソロなど、キーボードプレイは聴きどころ満載。南米ロック・ファンのみならず、イタリアン・ロックのファンにもおすすめしたい傑作です。

  • CAST / FOUR ACES

    メキシコを代表するシンフォ・グループ、95年リリースの4th

    結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。95年作の4th。前作までに比べ、アンサンブルが洗練され、ダイナミズムも増した印象。トニー・バンクス直系の幻想的なトーンを軸にしつつ、キース・エマーソンを彷彿させる攻撃的なトーン、管弦楽器風の広がりあるトーンなど音色が多彩になったとともに、アコースティック・ピアノによるクラシカルなピアノも印象的で、表現の幅がグッと広がりました。リズム隊もまるでカール・パーマーばりに空間を埋め尽くすようなドラムをここぞで盛り込み、「静」と「動」の対比が鮮やかになってダイナミズムが増しました。オープニング・ナンバーの間奏では、低く立ち込めるようなリズムの中、ちょっぴり東洋的なフレイヴァーとともに変調したムーグが鳴り響き、ハンガリーあたりの東欧のバンドに通じる荘厳さを聴かせます。中期ジェネシス直系の美しくリリカルなメロディ・ラインは相変わらずというか、さらに磨きがかかっている印象。初期マリリオンに通じるネオ・プログレから一歩抜け出して飛躍した快作です。

  • OVERFLOW / OVERFLOW

    メキシコ産シンフォ、85年作、これはぶったまげます!メロディの洪水!

    メキシコのグループ、85年作。端正かつリリカルなピアノ、繊細なアコギ、美しいフルートを中心とする、いかにも南米らしいファンタスティックでたおやかなシンフォニック・ロック。壊れそうなほどに繊細なヴォーカル、叙情性溢れるメロディが胸を打ちます。エッジの立ったスリリングなエレキ・ギターとタイトかつスピード感溢れるリズムによるハードな味付けも巧み。繊細なパートから一転、リズム・チェンジを交えながら徐々にハードさを増していき、クラシカルなピアノと泣きのギターで畳みかける展開にはシビれます。アルバム最後のギターとピアノによるソロの応酬はもう泣き、泣き、泣きのオンパレードでグッと来っぱなし。CAMELファンをはじめ、シンフォニック・ロック・ファンは必ず鷲づかみにされますかなりハイレベルな逸品。おすすめです。

  • PECK SMYTH & OFF / LOVE

    これがイギリスのグループでVertigoあたりからリリースされていたらかなり高値で取引されていることでしょう!メキシカン・プログレの秘宝!76年作!

    メキシコのプログレッシヴ・ロック・グループ、76年作。これは優れた作品。FAIRFIELD PARLORあたりが好きな英ロック愛好家ならかなりグッときてしまうでしょう。クラシックの素養がある格調高く流麗なピアノと中域寄りにふくよかに歪んだ歌心あるギターを中心に、時に60年代サイケやアート・ロックの残り香を振りまいてセンチメンタルに、時にユーライア・ヒープばりにドラマティック&ハードに、奥ゆかしくもスケールの大きなサウンドを聴かせています。切々と胸に迫る歌唱から、時にイアン・アンダーソンやピーター・ガブリエルを彷彿とさせるシアトリカルな歌唱まで感情表現豊かなヴォーカル(英語)も印象的。東欧プログレのような透明感あるトーンのキーボード、MOVEや初期ELOを彷彿とさせる弦楽アレンジなど、アレンジも見事。ジャケットも雰囲気抜群ですが、サウンドもかなり良いです。霧がかったメロディアスなプログレ&ハードが好きな方にはかなりオススメします。これがイギリスのグループでVertigoあたりからリリースされていたらかなり高値で取引されていることでしょう。ずばり名作!

  • PSIGLO / IDEACION AND II

    ウルグアイ出身、プログレ・ハードの好グループ、72年作1stと73年作2nd、クラシカルなハモンドのプレイが素晴らしい!

    ウルグアイを代表するグループ。72年作1stと72年作2ndをカップリングした2in1CD。ハードなオルガンとファズ・ギターをフィーチャーしたプログレ・ハード。1stはちょっと野暮ったいですが、2ndは叙情的なフルートやクラシカルなハモンドをフィーチャーし、格段に洗練された印象。10分を超える大曲での変拍子を巧みに用いた緊張感溢れる構成、イタリアン・ロックに通ずる情熱的なヴォーカル、哀愁溢れるメロディが聴き所。

  • SINTESIS / EN BVSCA DE VNA NVEVA FLOR

    キューバを代表する絶品シンフォニック・ロック古典、78年リリース

    キューバでは国民的なグループとなっているSINTESISは今でも現行バンドであり、息の長い活動を展開している大御所ですが、その初期のサウンドはプログレファンに訴えるものが多く、南米プログレの古典的名盤として古くからファンに愛されてきました。さて、78年発表の本作は、クラシカルなキーボード、混声合唱風のクラシカルなコーラスを導入し、煌びやかで味のあるシンフォニックロックを聴かせる作品です。全編でキーボードサウンドが良く効いており、ピアノ中心、シンセサイザー中心、オルガン中心にトリプルキーボード編成と言う贅沢さ。決して勢いで責めるタイプではなくどの楽曲もミドルテンポで進行し、じんわりと聴かせていくサウンドは自然体な魅力に溢れており、特にストリングスを取り入れたバラードチューンなどはイタリアンロック顔負けの叙情溢れるメロディーラインが胸に沁みます。南米シンフォニックロックとしてはもちろんのこと、その歌モノとしてのクオリティーの高さとふくよかなサウンドは普遍的なロックの傑作と言えます。

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