インドネシア第2の都市スラバヤで69年に結成されたインドネシアを代表するロック・バンド。72年作の3rdアルバム。ファンキーなグルーヴ、軽快かつ粘り気もたっぷりなギターカッティング、時に狂おしくシャウトする熱気むんむんの扇動的なヴォーカルによるオープニングのタイトル・トラックから東南アジアらしい蒸し暑さがいっぱい。2曲目は、いきなりピースフルなキーボードが広がって、ギターもエコーたっぷりに揺らめいて、ヴォーカルもエキゾチック&ドリーミーだし、実に心地良し。3曲目以降もサイケ&ファンキーなナンバーと日本の歌謡曲にも通じる哀愁たっぷりなナンバーを両軸に、GSにも通じる愛すべきB級臭がぷんぷん漂っています。B級臭とはいえ、さすがはインドネシア屈指のバンドだけあり、楽曲、演奏ともにグレイト!
HAYMARKET SQUARE/MAGIC LANTERN
シカゴ出身、フラワーな女性ヴォーカルをフロントに据えた4人組サイケ・ロック/ガレージ・バンド、68年唯一作
2,190円(税込2,409円)
CULPEPER'S ORCHARD/CULPEPER'S ORCHARD
英米ロック影響下のデンマーク産バンド、71年作、哀愁のフォーク・ロック meets 轟音エレキギター!
2,090円(税込2,299円)
エッジの立ったギターがスピーディーなリフを刻むスリリングなハード・ロックをテーマに、世界のロックを探求!
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