アルゼンチンのグループ。サイケ・ハードだった73年のデビュー作から一転、フュージョン・ムーヴメントに乗ってジャズ/フュージョン・ロックへと転換した74年の2ndにしてラスト・アルバム。フリーフォームに叩かれるドラム、柔らかに広がるエレピ、テンションあるサックスや電化オルガンによるイントロはソフト・マシーン『6th』あたりを彷彿。そこから、ワウを効かせたファンキーなギターカッティングと軽快なパーカッションが入り、サックスがむせぶと一気にラテン・フレイヴァーが広がり、フュージョン・ロックへと展開します。ハードなギターの音など、サイケを引きずったところもあり、ラテン色、サイケ、ジャズ/フュージョンが合わさった時に色彩豊かで、時に硬派で鈍色のサウンドが印象的。テクニック、センスともに特筆もののジャズ/フュージョン・ロックの掘り出し物的な快作です。
FOURTEEN OCTAVES/FOURTEEN OCTAVES
Yoni Rechter中心のイスラエルのグループ、軽快な変拍子の中、エレピとヴァイオリンが流麗に行き交う!まばゆい名作!
6,500円(税込7,150円)
INVISIBLE/EL JARDIN DE LOS PRESENTES
76年作、サイケ〜ブルース期を経てSPINETTA独自の音世界が完成した、アルゼンチン・プログレ屈指の傑作!
2,890円(税込3,179円)
まさかニュージーランドにこれほどまでのプログレ・ハードが生まれていたとは!ジェネシスを受け継ぎつつも何とも奇天烈な迷盤!
2,290円(税込2,519円)
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