ECLEC22502(ESOTERIC)
ボーナス・トラックを14曲収録したDISC 2との2枚組、デジタル・リマスター。
ボウイのバックバンドと言えばスパイダース・フロム・マーズが浮かぶけど、それ以前の「スペース・オディティ」で演奏を務めたのはこのグループ。ピンク・フロイドのサポートも務めるギター名手ティム・レンウィックが在籍していて、プロデュースはトニー・ヴィスコンティ!
デヴィッド・ボウイの2nd『スペース・オディティ』に全面参加するなど、初期ボウイのバック・バンドとしても知られるグループによる68年のデビュー作。メンバーの中心は2人のギタリストで、ジェイムス・テイラーのデビュー作に参加したMick Wayneと、後にパブ・ロック・バンドQUIVERを結成し、80年代後半〜90年代はじめにはピンク・フロイドのサポート・ギタリストもつとめることになるTim Renwick。リック・ウェイクマンのゲスト参加も特筆で、プロデュースはトニー・ヴィスコンティ!やっぱりギターは素晴らしくて、中域寄りのファットでいてスコーンとヌケの良いトーンは最高だし、3曲目「Imagination」の変拍子リフやオブリガードなんて、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップの頃のロバート・フリップの屈折感と初期イエスのピーター・バンクスの疾走感が一緒になったようで強烈だし、さすがの存在感。バラードではメロトロンも溢れてドラマティック!
AUDIENCE/FRIENDS FRIENDS FRIEND
ピーター・ハミルにも比肩する名ヴォーカルHoward Werth率いる英ロックの曲者グループ、カリスマ移籍後の70年作2nd
1,190円(税込1,309円)
技巧派key奏者R.V.D.Linden率いるオランダのプログレ・バンド、元WOLFのドラマーIan Mosleyが加入し制作された最高傑作75年作2nd、Darryl Wayもゲスト参加
1,490円(税込1,639円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スレあり
ボウイのバックバンドと言えばスパイダース・フロム・マーズが浮かぶけど、それ以前の「スペース・オディティ」で演奏を務めたのはこのグループ。ピンク・フロイドのサポートも務めるギター名手ティム・レンウィックが在籍していて、プロデュースはトニー・ヴィスコンティ!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
アングラ.サイケ.プログレッシブ.ポップ.ロック?(1 拍手)
イニュ円導さん レビューをすべて見る
このタイトルには思い入れがあって、昔.SPMからアナログ落としを掴まされ、その後新装丁盤でSPMから出たので「やっとか!」と思ったら、又アナログ落としだった。(しかもわざわざ別のコピー) --ので2000年にキャッスルからオフィシャルで出たときは狂喜乱舞したもんだった。 好きなんですこのアルバム。
それが、リマスター再発されたのがコレ。ボーナスも(少し)増えた。ジャケがオリジナルLPのやつに戻されたのがうれしい。(キャッスルのカラフルジャケもいいが)
なんといっても冒頭の超大作に尽きる!様々な曲を繋ぎ合わせた、展開がコロコロ変わっていく組曲。組曲といっても「危機」「サパーズ.レディ」みたいな高貴なモノではなく、ちょっと下品なとこがあってそれが独特だ。耳に残りやすいキャッチーなリフやメロディが散りばめられていて、わりかしポップでもある。が、それでいてちゃんとギターソロなんかも聴かせる。つい口ずさみたくなるような分かりやすさも有る。ヘンな片面一曲の超大作だ。(アナログ盤欲しいなー) B面(CDは「PlayTime」から)は少曲で、ホントちょっと品のないサイケハードポップロックみたいな曲が並んでる。(個人的に「WhiteLight」は佳曲だと思う。)
69年という時代も感じさせる、ホントーに変わっていて、でもキャッチーでもある作品だ。好き。