R27203(ATLANTIC) 【2011年発売CD】
BYRDS〜CSN&Yと渡り歩いた彼の、事故死した恋人に捧げられた幻想的で味わい深いソロ作品。
LOCANDA DELLE FATE/MISSING FIREFLIES
これは驚きました!イタリアン・シンフォの最高峰バンドによる2012年作、1曲目を聴いて心躍らないプログレ・ファンは居ないと断言!
2,690円(税込2,959円)
DARYL HALL & JOHN OATES/ABANDONED LUNCHEONETTE
70年代後半より大ヒットを連発したアメリカの人気デュオ、ブレイク前の73年2nd
490円(税込539円)
<ロック黄金時代回想企画>1969年デビュー・アルバム特集Vol.6 ー CROSBY STILLS & NASH『CROSBY STILLS & NASH』
1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。第六弾は、5月にリリースされたクロスビー・スティルス&ナッシュの1st『CROSBY STILLS&NASH』!
バーズやCSN&Yで活躍したデヴィッド・クロスビーの楽曲TOP10が米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKで発表されたのでシェアいたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に研磨跡あり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
8分にわたる「Cowboy Movie」だけでも聴いてほしい(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
バーズとCSNYに深みと苦みを与えていたのはデビッド・クロスビーだと思います。この70年代クロスビーの唯一ソロは、とてつもない数の西海岸の顔役たちが手伝っていますが、少しも浮ついたところがありません。クロスビーはとても音楽主義な人で、歌詞やメッセージより先にコードや歌唱法を思いつくように思えます。歌詞なしのスキャットだけでぐいぐい進んでいく曲たちは圧巻です。
よくR&Bやサイケデリックと形容されていますけれど、わたしにはケルトの音楽に似た精神性が感じられるんですよ。加えてクロスビーの曲はコードが独特で、予定調和していません。ブルーズが根底にあるスティルスとは合わなかっただろうなあ、と思います。このソロはCSNY活動中に制作されています。恋人を失って失意の底にあり、ドラッグの助けを借りてなんとか生きながらえていた、という状況をストレートに表しています。
クロスビーや人間関係やドラッグが原因で、たくさんの人から絶縁されています。その割には、たえず周りにサポートする誰かがいる、という珍しいタイプの人です。放っておけないから助ける、というのもあるでしょう。けれど、わたしには商売度外視の音楽しか取り柄のない男の魅力から、みんな離れがたく思っているのじゃないかと想像しています。